商品の売れる、売れないは紙一重


この言葉は『ふくろう社長の目のつけどころ』(経済界刊)に出てきた言葉です。
著者は「たまごっち」や「デジタルモンスター」などを企画し、
2005年にジャスダックに上場したウィズ社長の横井昭裕(よこい・あきひろ)さん。
横井さんは次のように書いています。


「既にあるモノと違った切り口ができないか?」
私の発想は、いつもそこから出発します。
「商品の売れる、売れないは紙一重」です。
だからこそ、商品のアレンジの仕方で、売れないモノを売れるようにすることも可能です。
私は、「ハーピット」という占いの商品で成功例を持っています。


「ハーピット」には「アストロスター」という占いの先行商品がありましたが、これが売れません。
この商品をよく分析してみると、どうも男っぽい編集の仕方をしていました。
「占い」というジャンルは女性のモノなのに、これじゃあまるでダメです。
そこで急遽、もう少し女の子っぽい編集にアレンジしなおしてみたら、効果てき面。
あっという間に、売れる商品に変身したのです。



いかがでしょうか?
あなたの会社の商品やサービスも切り口を見直してみると変身するものがあるかもしれませんね。
この本は月刊トークス2006年10月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2006.html#200610