007シリーズ 50周年記念 シリーズ第23作
史上最高の007映画がやってくる!
ジュディ・デンチVSハビエル・バルデム。
原題:SKYFALL
監督:サム・メンデス
脚本:ジョン・ローガン / ニール・パーヴィス / ロバート・ウェイド
撮影:ロジャー・ディーキンス
編集:スチュアート・ベアード
音楽:トーマス・ニューマン
主題歌:アデル『SKYFALL』
原作:イアン・フレミング
予想以上に大胆な変奏、という印象。美しい「007 ライジング」じゃないですか!前半のアーバン(具象)から後半のカントリー(心象)にどんどん輪が狭まっていく描写がおもしろい。物語はそうでもないのに、アデルの「Skyfall」によるアイシング効果で、ダークでアダルトでアーバンなムード150%増し。
- iTMSでアデル即買い
- エージェントの「知」とか「頭脳」の部分が軽視されているように感じた
- 映画としてはイマイチだったけど、『ドラゴン・タトゥーの女』のミッケ役でようやくだいすきになったダニエル・クレイグは、やっぱりミッケ役のほうが魅力が活かされてると思った
- アストンマーチン爆破されてボンドがナヌーッてなるところ、すごいけたたましく笑っちゃったんだけど、周りのひとたち全然笑ってなくてびっくりした
- 同じく”ボートで仁王立ち”でもひとり拍手
- 筋骨隆々ぶりがなにかの閾値を超え、もはやタキシード着ててもオーラ的には全裸のたたずまい
- トム・フォードのスーツ、あんな風に着こなせたらさぞかし気持ち良かろうなー
- 大見得 様式美 「よッ クレイグ屋」
- どうせやるなら、ボンドのトラウマと「2度死ぬ」からの「復活」は、もっと強く濃く塗ったほうがいい気がした
映画としてはすごく好きだけど、個人的な好みとしては007には、もっと「頭脳」「セクシー」「チャラチャラ」を求めたい、という感じもあります。パラメータで言うと。謎や過去を開示してしまうと、「セクシー」や「チャラチャラ」はどうしても下がってしまうからなー。
★★★★