2013シーズン、開幕の前に。

ドキッ!ベテラン大活躍の World Baseball Classic(ポロリもあるよ?)

約1か月に渡って繰り広げられたワールドベースボールクラシック(WBC)
ご存知の通り、日本代表は準決勝にてプエルトリコ代表と対戦して敗れ、大会3連覇を逃しました。
そして決勝は日本代表を破ったプエルトリコ代表とドミニカ代表との間で争われ、ドミニカが3-0でプエルトリコを下し、無敗にて世界一に輝きました。
まずは(各地域の予選も含めて)WBCに参加したすべての選手達に敬意を送りたいと思います。お疲れ様でした。

それにしても、今回のWBCで目立ったのはベテラン勢の活躍でした。
大会ベスト9にも選ばれた日本代表の井端選手(中日)を始め、同じく日本代表の稲葉選手(日本ハム)、今大会の台風の目となったオランダ代表ではAJことアンドリュー・ジョーンズ選手(今季より楽天)、優勝したドミニカ代表では抑えを務めたフェルナンド・ロドニー投手(レイズ)等々・・・・・・・・
1970年代生まれの選手がこうして活躍するとなると、オジサン世代としては励みにもなったりします(?)

読むとカープのトリコになる? なかなかの好著。

さてプロ野球2013シーズンも開幕ですが、ここで久々に本の紹介です。

 迫 勝則著「神さま、そろそろカープに優勝を! (宝島SUGOI文庫)」
         http://www.amazon.co.jp/dp/4800205042/

普通列車の乗り継ぎ旅行中に買い求めた一冊ですが(笑)、あまりの面白さ故、一気に読み進めてしまいました。
ページをめくりだした瞬間から・・・・・・・・・

溢れんばかりのカープ愛!

前田智徳選手に始まり、“マエケン”こと前田健太投手、栗原健太選手らに焦点を当て、さらにはプロ野球ファン気質にまで言及するという、実に“濃い”内容。
これだけ味わい深い著作が出るのも、地域密着球団である「広島東洋カープ」だからこそ、と言えます。

2004年の球界再編問題以降(←コレももう8年前の事になるんですねぇ)、プロ野球においても「地域密着」がクローズアップされてきた感がありますが、地域密着によってもたらされる“球団愛”を多面的に展開してきているのは、今の所カープくらいであるように思えます。
勿論各地域に点在する球団も「地域密着」を旗印にしてファン獲得に繋げているのですが、カープ以外の球団においても、こうした著書の発行やバラエティ番組等での展開なんかも、そろそろ出現しても良いように思えます。
やはり多面的な展開こそが、日本プロ野球の人気隆盛に繋がるはずである・・・・・・・・と、私は確信しております。

2012-13冬の18きっぷ(?)の旅 〜その7〜

 その1 その2 その3 その4 その5 その6

韓国スポーツの“聖地”を行く

1月9日(水曜日)


この日のソウルも晴天に恵まれました。
朝風呂で体を温め、サウナを後にします。

仁川を21時10分に飛び立つMM010便にて帰国の途に就くのですが、この時点でまだたっぷりとソウルで過ごす事ができます。
なので地下鉄利用で市内をぶらり。

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2012-13冬の18きっぷ(?)の旅 〜その6〜

 その1 その2 その3 その4 その5

新型電車で春川へ

1月8日(火曜日)〜まだ続く〜

忘憂駅からは京春線に乗車します。
この京春線は、文字通り京(=ソウル)と春川とを結ぶ路線です。
春川は江原道の道庁所在地。
春川と言えば、人気ドラマ「冬のソナタ」のロケ地として一躍有名になった場所です。
かつてはムグンファ号の客車列車が走る、のんびりとしたムードの路線だったようですが、全線複線電化による「広域電鉄化」により、都市間の高速鉄道路線として生まれ変わりました。

忘憂17時0分発K8073列車(普通電車)に乗り、春川市の中心街に位置する南春川駅へ。
写真を撮る時間がありませんでしたので、こちらのサイトをご覧になって下さい(^^;;


途中駅で特急に抜かれますが、18時16分、定刻通り南春川駅に到着。
すっかり日も暮れてしまっています。
ここに来たのにもやはり理由がありまして、19時から市内のスケートリンクにてアジアリーグアイスホッケーの「High1(韓国)vs東北フリーブレイズ(日本)」公式戦が行われるのです。

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2012-13冬の18きっぷ(?)の旅 〜その5〜

 その1 その2 その3 その4

1月8日(火曜日)〜続き〜

南大門で昼食を摂って一休みした後、電車を乗り継いで「忘憂(マンウ)」を目指す事にしました。
この忘憂という地、ソウルの東の端に位置する街なのですが、ソウル市と九里市に跨る一帯に「忘憂里共同墓地」があります。
実はこちらの墓地に、日本人林業技術者であった浅川巧氏の墓があるのです。
 忘憂里共同墓地 - Wikipedia コネストによる地図
浅川巧氏と、その兄である伯教氏の功績についてはこちらを参照するといたしまして、昨年(2012年)は浅川巧氏の生涯を描いた映画「道 白磁の人」が公開されるなど、広く知られることとなりました。

あまり人から尋ねられる機会はないのですが“尊敬する人物を挙げよ”と聞かれますと、私は迷わずこの「浅川巧」氏と、「田中正造」氏の両氏を挙げます。
両名とも、ふりかかる困難に立ち向かい、民衆に寄り添って生きてきた人物。
心から尊敬せずにはいられません。
ならば・・・・・・・・と、ソウル滞在中に浅川氏の墓参りを決意するに至ったのです。

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2012-13冬の18きっぷ(?)の旅 〜その4〜

 その1 その2 その3

ちょっくら飛行機で・・・・・・

1月8日(火曜日)

さて関西空港へと移動した私。
空港内にネットカフェ(KIXエアポートラウンジ)がある事を知っていたのでそこで一夜。
2日連チャンでネカフェ宿泊となります(笑)
しかしブース席に陣取ったのはいいのですが、椅子のリクライニングがないせいかちょっと寝づらい・・・・・・
利用客もさほどいませんでしたので、これならオープン席でも良かったかな、と思いました。

関空に移動したのには理由がございまして。
実はここから海外へと飛び立つ事にしていました。
そのため、ここからはタイトルに『(?)』を付けた次第なのです。
ちなみに行先は韓国のソウル。LCCであるピーチのMM001便ですので早朝の便です。

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2012-13冬の18きっぷの旅 〜その3〜

“冬の18”旅も後半戦へと突入。
今回は北近畿タンゴ鉄道を訪問する旅です。

「ながら」のない時期は・・・・・・

2013年1月6日(日曜日)〜1月7日(月曜日)

この日は午後に仕事を終えた後、支度をして夕方から出陣。
18きっぷの時期に西へと向かう場合には、東京〜大垣間を運航している「ムーンライトながら」という便利な列車があるのですが、この日は残念ながら設定はなし。
こうなりますと、途中のどこかで一夜を明かす事になります。
幸いにも(?)沼津駅前にネットカフェがあるのを知っていましたので、まずは沼津に出て一休みし、始発に乗車して西へと向かう作戦を取りました。

しかし北関東から沼津に出るにしても、結構な運賃がかかってしまいますので、ここは乗り継ぎを工夫しての節約です。

まずは自宅から両毛線の小俣駅へ出て駅の駐車場に停め(1日料金300円)、日数分の料金を支払い駐車。
小俣駅から小山行列車に乗り、足利駅で下車(190円)。
足利駅から東武足利市駅まで徒歩(約15分強)、足利市駅から北千住駅まで普通電車と急行電車を乗り継ぐ(860円)。
北千住駅から代々木上原駅まではメトロ千代田線(230円)、代々木上原駅から小田原駅までは小田急で(800円)。
小田原駅からは23時54分発の東海道線339Mに乗車。
この列車は根府川駅で日付をまたぐので小田原から根府川までの切符(190円)で乗り、根府川からは18きっぷを利用。

乗り継ぎに回数と時間こそかかってしまいますが、時間さえ読めてしまえばどうという事はありませんし、何より2000円ちょっとの運賃で済みます(JRのみの場合だと、この運賃で山手線内駅まで出てこれるかどうか)ので、この“節約術”は大きい、と個人的に思っております。

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2012-13冬の18きっぷの旅 〜その2〜

“冬の18”旅のその2です。

気仙沼線のBRTに乗る

12月27日(木曜日)

猊鼻渓にて一泊した後、7時51分の大船渡線気仙沼行きに乗車。
およそ50分ほど揺られて、気仙沼駅に到着。

「3・11」から尚も復興途上にある、この地域。
大船渡線気仙沼から先、盛までの区間が不通、気仙沼線もここから柳津までの区間がBRT(Bus Rapid Transit)システムによる仮復旧で、これだけでも震災の爪痕がありありと伺えます。

さて、気仙沼からは柳津行きのBRTに乗車いたします。
去る12月22日、BRTとしての本格運行を開始したばかりでした。
システムこそ「バス」ではありますが、JRの路線になりますので「青春18きっぷ」でも乗車できます。
列車が不通になった場合の代行バスに、18きっぷで乗車できるケースとほぼ同じと言えます。
(通常は「JRバス」であっても、18きっぷでバスには乗れません)
 Wikipediaによるバス・ラピッド・トランジットについての説明

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