奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

DVD「アルバート氏の人生」

ネットで載っていた気になる映画です。




<あらすじ>
本当の自分は、タキシードの下に隠して生きてきた…。
19世紀アイルランド。モリソンズホテルでウェイターとして働くアルバートには、誰にも言えない重大な秘密があった。それは、“彼"が14歳の時からずっと、貧しく孤独な生活から逃れるため、男性になりすまして生きてきた“女性"であるという事実だった…。誰にも真実を打ち明けることなく、40年以上もたった独りで生きてきたアルバートだったが、ある日、ホテルにやってきたハンサムなペンキ屋ヒューバートに出会ったことで、固く閉ざされていた心の扉が開き出す…。


大女優グレン・クローズが、オフ・ブロードウェイで舞台版「アルバート・ノッブス」(シモーネ・ベンムッサ作・演出)の主 役アルバート・ノッブスを演じたのは1982年のこと。その演技でオビー賞を獲得した彼女は以来、「死ぬ前にこの役を大スクリーンで演じなければならない」という覚悟を抱き、この映画化実現こそが彼女の“ライフワーク"となって、プロデューサー、共同脚本家、主演女優として、実に30年以上にわたって夢の実現のために邁進してきた。彼女が監督を依頼したのは、自らも『彼女を見ればわかること』『美しい人』といった傑作でタッグを組み、「真に女性の気持ちを理解し、愛する監督」と敬愛する名匠ロドリゴ・ガルシア。グレンの熱意と脚本の素晴らしさに惚れ込んだガルシア監督は、その依頼を快諾し、完璧なまでの美しさで映像化することに成功した。完成した作品は世界中で高い評価を集め、2012年のアカデミー賞では主演女優賞、助演女優賞、メイクアップ賞の3部門にノミネートを果たすなど、絶賛を浴びている。





内容が気になったので、ネタバレ記事を読んでしましました。
とりあえず、「ハンサムなペンキ屋ヒューバートに出会ったことで、固く閉ざされていた心の扉が開き出す…。」って書かれると、え?男性と恋をして女に戻るとかそんなオチ?って心配になってしまいますが、安心してください、ヒューバートも男装した女性です。



それ以上のことを書くとネタバレになってしまうので特に書きませんが、ずっと自分だけだと思って孤独に生きていたのに、ある日突然自分と同じ境遇の人を見つけたときって、すごく心強いでしょうね。
性同一性障害…というわけじゃないんですよね。自衛のために男装しているので。
自衛のために男装しているレズビアンものになるのかな?
そこらへんは見て確認してください。
オチは…なんていうか、何とも言えない気分になると思います。



アルバート・ノッブスグレン・クローズ
ヘレン・ドーズ:ミア・ワシコウスカ
ジョー・マッキンス:アーロン・ジョンソン
ヒューバート・ペイジ:ジャネット・マクティア



主演のグレン・クローズは実写版「101」のクリエラ役の女優さんです。
どこかで見たような気がしてたんですよねw
予告だと、ほんと小柄な男性って感じです。
しかし2013年1月に公開されたこの作品をなんで見落としてたんでしょうね。
2012年12月に「マリー・アントワネットに別れをつげて」を見に行ったんですけど。
まだまだチェックが甘かったんですね。