4月11日(早朝の準備書面提出,入退会審査調査会の開催日などの通知,反訴請求変更(減縮)の申立書,今回で結審,法曹会特別会員懇親会)

午前6時起床。
朝刊はお休みのよう。
昨晩,依頼者からOKの返信があった準備書面のファィルをもう一度読み返して,文章の補正をした後,印刷。送付書を作成して,裁判所と相手の代理人宛にFAX送信。 その後,本日の期日に持参する反訴請求の趣旨変更(減縮)の申立書を作成,印刷して,押印後,持参予定の書類を入れた布袋の中に。
 これで,今回で結審予定の脳脊髄液減少症訴訟の最終弁論期日への出廷準備は完了。
 9時半頃,相手の代理人の事務所から受領書のFAXが届いた。
 そのFAXの後,またFAX。
 東京弁護士会からの28年度の入退会審査調査会の開催日時などの通知。
 業務日誌に,赤字で記入。すべて出席可能。
 常議員会の開催予定日の方は,5月の臨時会開催予定日の途中,午後2時半から東京地裁遺留分減殺請求事件の弁論準備期日が指定されているので,往復の時間を含む約1時間は,出席不能。あとは,出席可能。

 本日の予定は,東京地裁での午後4時からの口頭弁論期日と依頼者との打合せの後,午後5時半から7時半ころまで,法曹会館2階高砂の間での法曹会特別会員懇親会に出席。

(追記)
 午後4時に民事27部の奥のラウンド法廷へ。
 傍聴の女性がお二人。
 依頼者が驚いたようだったので,「口頭弁論期日で,公開の法廷なので,傍聴は自由なのです」と,小さな声で,説明。

 裁判官が入廷されて,審理開始。
 前回期日後に双方から提出されていた準備書面各3通の陳述と各書証の提出。
 当方が本日持参した反訴請求変更(減縮)の申立書の陳述と相手側の同意など。
 弁論終結。判決言渡期日は6月10日(金)午後1時15分と指定された。
 
 その後,法曹会館のロビーに行って,依頼者との打合せ。
 判決言渡期日には出廷の必要はない旨説明。
 5時前に依頼者とお別れしてから,懇親会の受付へ。
 出席者名簿と一緒に,100回記念の文集をいただいた。
 そういえば,前回,文集を作るので,原稿をというお話を聞いたような気がする。
 15分位,ロビーで,文集に目を通した。
 村重先生のご投稿が最後の頁に。
 本日の出席者名簿にお名前が出ていた女性の方からの投稿も。元金沢家裁の次席調査官をされていたそう。それを読み終わった時,ロビーの入口にその方らしいお姿が見えたので,「中村様ですか」と声を掛けさせていただいたら,「そうです」とおっしゃり,更に「暫くです。」とも。
 随分前にお見えになったことがあり,当時裁判官だった泉さんと三人一緒の写真を他の方にシャッターを押していただいて撮って行かれ,後で送ってくださった方ということが分かった。
 ということで,本日の女性の出席者は,特別会員が,このところ続けて和服姿でご出席の元検事の佐々木様と私のほかに中村様,そして,正会員の女性裁判官3人の合計6名ということに(閉会の少し前に,長老の千種様から,もっと大勢の女性に出席してもらえるよう声を掛けて欲しいと言われた。)。出席者の総数は80名。

 開会のご挨拶は,竹崎会長。この懇親会の歴史についてご説明。
 法務省での最初の上司だった村重様もお元気でご出席。
 信窓会東京支部が幹事の11月の関東ブロック合同宿泊研修会へのご参加のお願いをさせていただき,私が例の認知症の高齢者の事件についての最高裁判決についての話もする予定と申し上げたら,「それはいいですね。」とおっしゃってくださった。
 「講演は,大学の先生にとお願いしているのですが,なかなかお返事いただけないようなので,難しいようであれば,いくつかの設問についてのグループ別討論というようなことも加えて,参加者全員での研究会の形にしてもよいかなとも考えています。」という説明もしたら,「その方がいいと思いますよ。」というご意見。
 
 訟務で仲良くさせていただいた中野哲弘さんと渡辺等さんが初めてご出席。
 渡辺様は,現在,社会保険審査会の委員長で,来年3月に任期満了とのこと。
 年金記録訂正請求の手続きで,新しい手続きになってからも,弁護士が代理人になる場合についての配慮が全くされていないという話などさせていただいたら,「確かに,審査会に出てくるのは社会保険労務士ばかりですね。」とおっしゃっておられたので,「行政訴訟代理人は弁護士なのですから,改正後の手続きで弁護士の活躍の場ができたのに,それを知っている弁護士は余りいないよう。」という話もさせていただいた。

 昨年のこの会で,「私,この度,こういうことになりました。」とおっしゃって,「東京高等裁判所長官」と印刷された名刺をいただいた倉吉様からは,「この3月に退官させていただきました。」というご挨拶をいただいたので,「いろいろとお世話になりました。」と申し上げた後,「これからどうされるのですか」とお尋ねしたら,「しばらくのんびりして」とのお返事。
おいしいご馳走をいただきながら,そのほかいろいろな方々と楽しくお話。
 
7時半前に閉会。

8時に帰宅。
明日の事件の相手の代理人からの書面のFAX送信と本日の事件の依頼者からのメールが届いていた。

 明日は,午前10時から横浜家裁で調停期日。依頼者がいつも早く見えるので,8時前に家を出る予定。


 



 
そのことを