5月12日(暑い日,DVD到着,相続人の調査)

午前6時起床。
 今日は,随分暑かった。
 夕方,相続人調査中の依頼者から電話。
 昨日郵送した経過報告書が届いたそう。
 引き続きよろしくお願いしますとのこと。
 受任の際の説明では,相続人は2人と思うと言われたが,既に7名まで判明し,更に増えそう。

 別の方から依頼されている相続手続きも,まず戸籍関係の証明書の不足分の請求手続きから。

 先日,△△さんのお宅に伺った際,弟さんと従妹の方から,ご主人の遺産は一体どういうことになっているのかという質問を受け,△△さんからのご依頼を受けて,すべて私が手続きさせていただき,預貯金はすべて各金融機関から△△さんの預金口座に送金してもらい,各不動産もすべて△△さんの名義への相続登記の手続きを済ませているということを説明し,そうした手続きをする前に相続人の方々の間での遺産分割協議書の作成と必要な戸籍関係の証明書合計37通の請求手続きに相当な時間がかかったという話をさせていただいたら,本人に聞いてみたが,本人はよく分からないと言っていたので,一体どうなっているのだろうと不思議に思っていたなどと言われ,私がどうにかしてしまっているのではないかという疑いを抱いておられたよう(最近,弁護士による業務上横領の記事が新聞やテレビで報道されるので,無理もないかも。)。
 「△△さんは,何も分からないのではなく,十分ご存知で,おそらく話したくなかっただけなのでしょう」と申し上げたが,これからのこともあるので,近いうちに,△△さんご本人,やがてその相続人となるお立場の弟さんと甥の方お二人,そして頻繁にお見舞いに見える従妹の方がお揃いの席で,△△さんのご主人の遺産についての相続手続きが一周忌の法要の前までに完了していたことの説明と△△さんのこれからのことについての相談(任意後見契約の締結など)をさせていただく必要があると考えているところ(ご主人の遺産の相続手続きの際は,甥の方お二人も法定相続人だったので,どのような内容の遺産分割協議がされ,各遺産についての相続の手続きがどのような方法でされたかについては,すべてご承知)。

 午後5時半過ぎに郵便受けを見に行ったら,夕刊と脳脊髄液減少症患者・家族支援協会からのDVDが入った封筒が届いていた。

 来週の月曜日に弁論準備期日が指定されている事件の追加の書証として提出するつもりでいたが,よく調べてみたら,この事件では,前回期日にこのDVDも書証として提出済みということが分かり,3件の脳脊髄液減少症訴訟のうちこのDVDを書証として提出していなかったのは,上告・上告受理申立事件であったということが判明。正式の資料提出ということになると,合計16枚必要ということになり,更に13枚購入しなければということになるのだが,無駄になってもいけないので,取り敢えず,この3枚は,担当調査官宛にあくまでも参考資料として送らせていただくことにしてはどうかと考えているところ。