5月30日(火)ファストフードみたいなファースト言動とは

 薄い雲のかかった快晴♪18℃〜28℃、58%。ヲーキング5kmだん。





 ファーストとは:

 最近米国ファーストとか都民ファーストとかいう文言が流行ってますが、その心には、「俺様ファースト」や「わたしファースト」という自己顕示欲が見え見えですぅ。勿論シンゾーくんの「日本ファースト」にも同じ匂いがしておりまふ。ちょと前にレンホーさんがスパコンについて「なぜ1番ぢゃなければダメなんですか、2番じゃどーしていけないんでしょう?」とファーストについて苦言を呈して、科学技術界から猛反発を受けました。ま、こりは南極やエヴェレスト一番乗りやスポーツの新記録と同じで、科学界でも1番しか価値がなーい!つう風潮が確かにあります。世界で未だ誰もやったことが無いということに挑戦するのは、それなりの意味なしとはしません。いや、かなーり意味がありまふ。がっ、自国ファーストや自自治体ファーストつうんは、周囲の国や自治体を疎かにすることに繋がり、ひいては自国や自自治体に跳ね返って、これを疎かにすることに繋がります。この世界、生態系、社会は持ちつ持たれつつう相互関係を無視する言動にて、アフォの極みと言えましょう。ナムナム




 戦争とは:

 むかしある先生が、「戦争が終わって50年(2世代?)経てば、また戦争の機運が立ち上がってくるよ。何しろ人間は正義というのに弱いから。」とか仰ってました。・・・戦争の醜さがだんだんと薄まって、正義の主張や自主自立の高言だけが目立ってくるからです。「奴隷の平和より、誇り高い死を!」とか一見崇高な志を振りかざす者まで現れます。

 でも、戦争の現実とは、単に大量無差別の殺戮だけではなくして、弱い者を更に虐げ、強いものが威張り散らし、更に卑怯な振る舞いが至るところに出現するところにあります。即ち、モラル崩壊、人間崩壊、動物園も崩壊すると。普段偉そうなことを言って威張っている奴らの人格崩壊(卑怯未練な振る舞い)が一番早いと言う特徴も出てきます。

 こういう事を学ぶのも歴史の勉強の意義かと、斯様に愚考するこの頃ですぅ。どもども。


 注)勝者の戦争観はイイとこしか出てこない懼れあり。敗者の、敗けた当時の戦争観を熟読玩味するのは、平和にとってのこの上ない妙薬なんですぅ。ジャン