10月23日(火)霜降、霜が降る頃、冬の兆しあり。家族形態を少し考察す。

 概ね曇り、ときどき雨、夕方雲漏れ日、夜半雨。13℃〜15℃、72%。日中も、寒いと言えるほどの気候になりまひた。




 性差ちゅうのは有性生殖以来の課題だすぅ:ども

 こないだ深夜まで起きてて、なにげなくTVを付けたら、「ポリーアモリー(多愛性向?)」つう番組をやってますただ。浮気とか不倫とかではなくして、複数カップルがお互いに納得して同棲して行くと言う。嫉妬心はどーしてるのん?とか、子供はどー考えてるのん?とかイロエロと疑問は湧きますが、こういう性向の人は確かにいます。つうようなことが切っ掛けで、人類の本質的な性向って何なのだっちゅう疑問が湧きました。

 そして、少し調べたならば、最近縁霊長類のチンパンジーボノボは雑婚形態だっちゅうことが分かりました。でも、人間は少しちげーんじゃアルマイトと思て、もう少し調べたら、時間差雑婚つうか、ある時期を区切れば一夫一婦だが、時が経つと違う一夫一婦にもなるっつう、変な乱婚ですたあああ!ヒマダネモレモ

 そもそもヒトは、多くの霊長類に見られる排卵と関連した性的受容性(発情期)がない。性的受容性が、極めて個人的、状況依存的かつ心理的な問題になった、という大きな特徴が見られます。そして霊長類の配偶システムと身体特徴という研究がありまひた。

 1.配偶システムとオス/メス体重比・・・雄同士の闘争が激しいほど(一夫多妻?)雄のかだらが大きい。
   一夫一婦:1.05〜1.10
   一夫多妻:1.55〜1.75
   複雄複雌:1,30〜1.38

 2.雄の睾丸の大きさ・・・精子間競争が激しいほど(雑婚?)体重比で精巣が大きい。
   一夫一妻:0.5〜1.0
   一夫多妻:0.5〜0.7
   複雄複雌:1.8〜2.1

 そしてヒトの数値を勘案するに、生物的には一夫多妻ではない(体重比=1.08〜1.12)、しかし一夫多妻よりかは精子間競争は多少ある(0.79)つう傾向が見られます。

 富を蓄えたっちゅう文化的な影響で、歴史的には一夫多妻がメジャーでしたが、多くの男性は割を食ってました。そしてあの人と添えないのなら氏んだ方がましだっちゅう、ペアボンド(感情的な強いきずな)もありまふ。でも鳥のインプリントと違って、時期的にシフトした複婚もありまふ。そして、伝統的な社会をグローバルに見ると:一夫多妻を容認:83%、一夫一妻のみ:16%、一妻多夫の社会:0.5%、となりまふ。

 ま、おばあさんやおじいさんと協力して子孫を育てるっつう、家族形態には一夫一婦が適していますが、富や土地を占有した有力者が一夫多妻に走るのも分かるし、多様な可能性を模索する時間さ雑婚つうのも分かる気がする。すかす同時期のポリアモリつうのは本性的には分かりづらいですが、ヒトにおいて比重を増した文化的な影響としては、分からなくもありまへん。このとき、本性的な嫉妬心を、文化的な理性においてどー説得でけるんかっちゅうのが鍵のような気がしますただ。どもども。



 追記:そうだ、社会全体で子供を育てるとか、血縁の無い人同士で家族を構成する、ってのもバイオロジカルから離れた人類の特徴かもしれんですねィ。とは言え、異種間での子育てってのも、時折り見られマスカラ、あながちバイオロジカルにも否定できないのかも。どもども。