日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

イスラエルがEUROですよ

昼のいっとき、土砂降り。ちょうどインターに向かうところで、学校までの丘はまるで滝のようでした。側溝をあんなに早く流れる水を見たことないし、カーブで側溝から水が溢れていたり、もう大変。で、インターに行ってM先生と打ち合わせをしているときに聞いたのですが、明日ユダヤ暦の新年なのだそうです。「明日はゲストがたくさん来るわ!」と張り切ってました。「ロシュ・ハシャナ」というらしいです。
そういえば、EURO 2008の予選の様子を昨夜見ました。イングランドvsイスラエル。イングランド快勝!というのはうれしいのですが、イスラエルがヨーロッパ、というのが違和感があるなあ。ビジネスパートナーであり友人であるT氏は元気かなあ、サッカーとか応援しているのかなあ、と思ってみたりする。そして、新年を迎える準備をしているかなあ。

9.11から6年。

9.11から6年か。早いな。東横線の中で「戦争が始まったよ」っていう電話を携帯にもらったあの日から6年ですよ。WTCの跡地の工事も始まって、再生が始まっている感じはしますが、あそこから始まった嫌な流れはまだ続いているような。
いつも楽しく読んでいるTommorow's Song | 9.11で、U2のSuper Bowlでのハーフタイムショウが紹介されてました。Bonoの声を聴きながら祈りを。
newsgaming.comのゲーム「September 12th」*1を使って子どもたちにテロと憎しみの連鎖を授業で取り上げたのももう数年が経ちました。子どもたちにはピンと来ていなかったみたいだけど、いつか、子どもたちがピンとくる形で、腑に落ちる形で、平和教育を実現したいと思ってる、今でも。それを確認する記念日みたいな日の1日*2

*1:サイトを見たら、ページはあるけどゲームができないな…

*2:他には、12/8とか8/6とか8/9とか8/15とか…

イエナプランって知ってる?

リヒテルズ直子『オランダの個別教育はなぜ成功したのか イエナプラン教育に学ぶ』を読了。オランダの小学校で取り入れられているメソッド。「モンテッソーリやイエナプランでは落ちこぼれが出ない」のだそうだ。で、特徴としては、教室は異年齢で学ぶ形になっていること。3学年が同じ教室で学んでいくことで、教え導かれる立場から、教え導く立場にだんだん変わっていくことができ、しかもどのように導いていけばいいのかも見ることができる、というもの。教室も日本の学校のようにかっちりと並ぶ講義形式ではなく、自由なレイアウトがされている。
それからPBL(Project Based Learning)も取り入れているようで、教室を完全にテーマによって変えてしまったり。例えば、北極をテーマにした学習をするなら、壁の色を変え、寒さを感じるために暖房を切る。そういうの全部が学習環境としておもしろいなあ、と思うのです。
著者のリヒテルズさんはさまざまな講演などでオランダの教育を紹介しているようです。研究して、うちのスクールにも取り入れられるところはたくさんありそうです。

オランダの個別教育はなぜ成功したのか イエナプラン教育に学ぶ

オランダの個別教育はなぜ成功したのか イエナプラン教育に学ぶ