徹夜

徹夜明けです。つらいぜ。何で徹夜したかは秘密。まぁ国士無双を二回もみるとは思わなかったとだけ書いておきましょうか。


久しぶりに見附で若者たちと一部年寄りで飲んで、その勢いで赤坂に行ってしまいました。今日仕事がないからまだいいけど仕事の人はいったいいつ寝るつもりなんだろうか?(笑)


今日やろうとしていたことは中止してとりあえず眠ります。
おやすみなさい。

ハリー・ポッターと謎のプリンス

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

とりあえず読み終えました。六巻の感想と言うよりも雑感を書きます。


こういう公開の場に感想を書くに当たって、自分の本の読み方が変わったとは思っていません。しかし、言葉にするという行為を行うだけで、「ああ、俺はこういう風に思って本を読んでいたんだ」と自分でも気づくことがあって新鮮です。
そして、一つ明らかに変わったことがあります。それは登場人物の名前をちゃんとみるようになった。
恥ずかしながら俺は登場人物の名前覚えられないんですよ。それってたぶん人物を記号としてしか認識していないからだと思います。特に洋物の場合はなじみがない名前なのでほーんと覚えてない。ハリーポッターにしたって、主人公はともかく、仲のいい友達は「ウ」で始まる魔法使い家族と「ハ」で始まる優秀な少女、校長は「ダ」で始まる先生で、担任?は「マ」で始まる先生、そして敵は「ヴ」で始まる人。そんな感じで何となく読んでました。
でも感想を書くとなると人名を引用することがあるのでちょっとは読まなきゃならない。実際書くときは本編をひっくり返して間違えないようにするわけですが、それでもちょいと読み方が変わったかなと思います。


ハリーポッターについては今までも日記で何度か書いています。一貫して思うのは西欧的な価値観、あるいは英国的な価値観の中で生まれた作品なのではなかろうかということです。
善と悪の対比、そして、血脈です。
話は脱線しますが、競馬が西欧では貴族の見るスポーツといわれているのに、日本ではギャンブルとして認識する人が多いのは、そこが違うのかななんて思ってます。馬は血で走る。貴族も血でつながっている。日本にだってやんごとなき血筋(諸説あるみたいだけど)をはじめとして血脈という物はありますが、それほど浸透しているとはいえない。武家だって商家だって立派な血脈ですから。ミツカンソニーと新井のスキー場との関係とか・・・


そんななかで、今回はその「血」を全面に押し出した話でした。いろいろ問題があったんだろうけど「混血のプリンス」の方がタイトルとしてはよかったと思うなぁ。
いろいろと謎が解けて、新たな謎も生まれ衝撃のラストが訪れるわけです。王道です。王道中の王道です。正直七年目はどうするのかと思っていたのですが、今回のラストを見る限りもろRPGになるみたいです。その冒険にはいったい誰が参加するのか、そのあたりは数年後を楽しみに待つことにしましょう。


正直言って、こういう裏の設定、過去の経緯ってのが埋もれている作品は俺のストライクゾーンからはずれているんですよね。謎がある間はいいけど説けた瞬間興ざめしてしまう。それでも、数時間、あるいは数十分は楽しめるんで不満はないのですが・・・謎解きがメインの推理小説が好きでこんなこというのもなんなんですけど。謎ってのは通常解く過程がおもしろいのであって、謎自体はそれほどおもしろい物ではない。謎がある人物からの独白みたいな形で解けるのはちょっとなぁと思ったりするんですが・・・
もちろんその謎だけで感動する物もあるんですけどね。今まで取り上げた小説の中に何作かそういう俺にとっては衝撃的な謎ってのはあります。


謎解き的な興味もある作品なので内容には触れない感想文にしてみました。いろいろ書いたけど発売当日に買うくらいなのでこの作品きらいじゃありません。
熱狂すると言うことはないだけですね。


今日はこの辺で。
眠れるかな???