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2010-07-19 ハヤテのごとく!で読書感想文 小学生中学生向け

今日は2本ですね。


ハヤテのごとく!で読書感想文 小学生中学生向け

| 10:45 |  ハヤテのごとく!で読書感想文 小学生中学生向けを含むブックマーク  ハヤテのごとく!で読書感想文 小学生中学生向けのブックマークコメント

毎年この時期に読書感想文関連のネタを書いています。今年は5年目なんですねぇ。


5年目にもなるとネタがすっかり無くなってしまい困ってしまいました(笑)。

なので、今年は、役に立つ立たない関係なくこのサイトの中の人らしいネタを書くことにしました。


題して「ハヤテのごとく!で読書感想文 小学生・中学生向け」です。


このサイトのハヤテ感想を読んでいる人からみると過去に書いたことの繰り返しネタ、小学生中学生からみると「そんなのはいらないよw」というネタ、どこにも読んでくれる人はいそうにないのですが思い付いたのでやってしまいます。



という意気込みで、コミックス24巻までを読み返してみました。2回読み返してみました。思った通りでした。

この漫画で読書感想文は無理だ……。


そもそも漫画で読書感想文を書くこと自体難しいと思うんですよ。漫画って文字と絵の両方を読まないとわからないじゃないですか。その感想を文字だけで書くって難しいと思うんですよね。それだけでも難しいのに、この漫画はまだ途中なんです。途中までしか読んでいないのに感想を書くのは難しいと思うんですよね。

あらすじだけの読書感想文を書くという手もあるんですが、『ハヤテのごとく!』の場合、ここまで読んだ限りそのあらすじがわからない。わからないというか、あらすじを読んでいない人に話してもわかってもらえない。


もしも、読書感想文を書く時に自由に本を選べるのならこの漫画は選ばない方がいいと思います。でも、もし仮に、絶対ありえないですけれど、この漫画が読書感想文の課題になってしまったとしたら、何を書こうか、どうやって書こうか。

それを考えていたら一つしか答えが浮かびませんでした。


登場人物の一人、桂ヒナギクさんに的を絞って、彼女の心の揺れ動きを見て、それについて自分がどう思ったかの感想を書くしかないんじゃないかなぁと。


ヒナギクさんはこの漫画の主人公の一人になっています。彼女は、漫画の中で転校生の男の子、ハヤテに恋をしたけれど、その気持ちに自分自身で気づくまでに時間がかかってしまいます。誕生日の夜、好きな男の子と二人きりになったときに自分の気持ちにようやく気づきましたが、その前に、同じ男の子に恋をしている女の子、西沢さんと友だちになってしまい、「あなたの恋を応援する」とまで言ってしまいました。ヒナギクさんは自分の「裏切り」を西沢さんに伝えなければならないと思い悩みますが、伝える勇気がなかなか湧きません。その過程で自分よりも勉強ができるわけでもなく運動神経もいいわけでもなく、さらにはヒナギクさん本人はそう思ってないかもしれなけれど、まわりの男の子たちから見れば決してかわいいというわけでもない西沢さんに対してあこがれみたいな感情を持ってしまいます。かなりの勇気と決意を持って西沢さんに自分の気持ちを打ちあけたヒナギクさんですが、西沢さんは拍子抜けするような反応でした。その結果、ヒナギクさんと西沢さんは今まで以上に親しい友だちになりました。

そして、終わりの時を迎えます。

西沢さんに誘われて、苦手な飛行機に乗って行ったギリシャアテネ。そこでヒナギクさんはハヤテに告白することを決意します。しかしそこで待ち受けていたのは、ハヤテからの告白でした。

ヒナギクさんとは別の女の子が好きだ、という残酷な告白でした。

自分の恋がかなわないことを知ったヒナギクさんは西沢さんにそのことを伝えます。自分の思いを共有してくれそうな西沢さんにそのことを伝えます。しかし、西沢さんからの反応は、またもやヒナギクさんが思っていたのと違いました。そしてヒナギクさんは自分の恋心を押し隠し、ハヤテがハヤテの恋の相手、アテネを救う手助けをして退場します。


ハヤテのごとく!という漫画は「あらすじが伝わらない」と言いましたが、ヒナギクさんを主人公にすると、あらすじを書くことができるんですね。しかも、24巻で完結しています。幸せな結末ではありませんが、ヒナギクさんが主人公の物語はアテネを助けてハヤテの前から仮面を付けたまま立ち去ったときに終わっています。


さて、これをどう読書感想文にするか、ですね。

1点。「嘘」に的を絞ってみましょうか。

4巻でヒナギクさんがハヤテと出会ったときに、小さな、そしてかわいい嘘をつきます。「みんなヒナギクと呼んでいる」と。実際には男の子たちは「桂さん」と呼んでいて、「ヒナギクさん」と呼ぶハヤテに対して敵意を持ちます。

なぜヒナギクさんはあの時嘘をついたのでしょうか?

その答えは漫画の中でいちおう明かされていますね。西沢さんから「なぜハヤテのことが好きになったのか?」と問われたときの答えです。

ヒナギクさんはハヤテと初めてであったときに恋をしてしまったみたいです。そして、自分でも気づいていなかった恋心が小さな嘘としてでてしまったんじゃないでしょうか。

他にも「嘘」はありますね。たとえばバレンタインデーのお話です。

その日初めてヒナギクさんは西沢さんと出会います。西沢さんがハヤテにチョコを渡す手助けをします。ヒナギクさんはなぜか他の女の子たちからたくさんチョコをもらっています。しかし、ヒナギクさんのポケットには小さなチョコが一つ……。自分の気持ちを認めたくない、ハヤテに恋したことに気づきたくない。自分自身に嘘をついています。


なぜヒナギクさんは自分にも自分が好きな人にも「嘘」をつくんでしょうか?それはヒナギクさんの性格なんだろうなぁと思います。彼女には「自分はこうならなきゃだめだ」という信念があるみたいです。その信念に近づくためにものすごく努力をしています。だから、「こうならなきゃだめだ」と思っている自分とは違う姿が他の人から見えていると面白くないし、「こうならなきゃだめだ」と思っている自分とは違う感情を持つと自分自身にも嘘をつかなければならなくなっちゃうんじゃないですかね。


でも、ヒナギクさんだってまだ16才の女の子です。常に仮面をかぶっていられるはずもありません。好きな人との最初で、もしかすると最後になるかも知れないデート。その恋は破れましたが、好きな人から「今日初めて本当のヒナギクさんと会ったような気がします」と言われた笑顔は、もし他の男の子を好きになったとしても、この先ずっと心に残るんじゃないでしょうか?



ここまで『ハヤテのごとく!』の読書感想文を、登場人物の一人、桂ヒナギクさんを中心として書いてみました。どの本の感想を書くとしても、この方法は使えると思います。登場人物の誰かにしぼってみて、さらにその登場人物のある行動にしぼってみる。あとは原稿用紙をうまくつかって文字を埋める(笑)。

子供の頃宿題で読書感想文を書いていましたが何をどう書いたのかさっぱり覚えていません。きっとそんな風に適当に書いていたんでしょうね。

今はネットがあるので簡単にコピペとかパクリとかできる時代です。でも、今日のこの記事みたいに、話し言葉っぽく書いた感想文をそのままコピペするとばれちゃいますよね、きっと。ちょっとだけ直した方がいいと思いますね。

個人的には読書感想文の宿題なんて何の役にも立たないと思うんですよねぇ。本を読むということと文章を書くということ、その2つを両方やってもらえて便利だから宿題にするんじゃないかなぁ。だからね、内容なんてどうでもいいと思うんですよ。原稿用紙を埋めることが大事。さっさと埋めて遊びに行きましょう!



ハヤテのごとく! 桂ヒナギクはなぜ魅力と人気があるのか?

| 10:48 | ハヤテのごとく! 桂ヒナギクはなぜ魅力と人気があるのか?を含むブックマーク ハヤテのごとく! 桂ヒナギクはなぜ魅力と人気があるのか?のブックマークコメント

新しいキャラクターも登場して勢力地図は変わってきていると思いますが、おそらくは未だに『ハヤテのごとく!』の登場人物の中での一番人気は桂ヒナギクさんだと思われます。

理由はいくつか想像できます。

ひとつはキャラクターの絵的なデザイン。もう一つは性格的なデザインですね。私だってヒナギクさんが最初に登場したときには「てこ入れでヒロインするんだろうなぁ」と思いましたから……。


さて、24巻までを読み返してみて、もう一つヒナギクさん人気を高める要因があると感じました。

それは「わかりやすさ」です。



ここまでの『ハヤテのごとく!』を、主人公、あるいはメインヒロインがヒナギクさんであると仮定して読むとわかりやすいんですよ。メインの相手がハヤテで脇を固める主要キャラが西沢さんと雪路、義理の両親、生徒会3人+2人娘になります。。

面白いことに、本来のメインヒロインであるナギとマリアさんがヒナギクさんを主軸にするとあまり絡んでこないんですよね。物語のかき回し役として13才組とマリアさんがいる、そんな感じがします。


ナギの物語は未だどうも追いづらい。というか、まだ始まったばっかり野用に思えます。マリアさんの物語に至っては、この漫画本編の時間軸ではまだ始まってもいないのかなと思えます。もう一人、人気がありそうなアテネ。彼女の物語は現時点ではむしろ10年前が中心になっています。この先何かが起こるだろうと思われますがそのタイミングにはまだ至っていない。ヒナギクさんにも10年前の物語が用意されていますが、それを抜きにしても漫画本編だけを読んでいれば追える物語になっています。


ヒナギクさんの物語を追えると言うことはヒナギクさんに感情移入しやすいということに他なりません。ヒナギクさんが過ごしている架空の時空で、彼女が何を考えどういう行動を取ったのか、それを感じ取りやすい事に他なりません。

『ハヤテのごとく!』の中で桂ヒナギクさんの人気が高い理由の一つにはそういう要因があるのではないでしょうか?

双剣士双剣士 2010/07/19 18:16  なるほどなるほど、よく分かります。キャラクターが登場から今に至るまでに何を感じ何を考えどう変わっていったかを辿るにあたり、ヒナギクの視点で描くのが群を抜いて分かりやすいわけですね。
 私は感想文を求められる年代を既に通り過ぎた人間ですが、こうした考察はハヤテ2次小説の世界でヒナギクメインの小説が多数を占めている理由としても応用できると思います。書き手が共感しやすく、if要素を混ぜたときにどう展開するかが想像しやすく、そして読者からの需要も多い。これで人気が出ないほうがおかしいですとも。
 ただ……原作者からの情報提供が豊富だということは、裏を返せば想像の翼を広げにくいと言うことでもあるんですけどね。雪路やサキさんの場合は「今の彼女になるまでにどんな過去があったか」とか想像する余地が多分にありますけど、ヒナギクの場合は良くも悪くもキャラ像が確立されすぎてて過去も未来も陳腐な展開ばかりになりやすい。想定どおりの行動をとるNPCとして扱わざるを得ない、2次小説書き泣かせのキャラとも言えると思います。(最初はそのほうが書きやすいかもしれませんが)

越花たすく越花たすく 2010/07/20 19:20  初めてコメントさせていただきます。越花たすくです。
 すごく面白く、大変興味深く読ませていただきました。

 ヒナギクさんを主人公に据えた時の話は説得力ありますね。こうしてみるとナギとマリアさんとの差別化を図ったキャラなのかなと思いました。マリアさんは卒業、ナギは滅多に絡んでこないこともあってか「学園物」という範疇にしてしまえば彼女が主役と言えそうですし…。
 恋する場面では行動が定番になってしまいますがそれゆえ追いやすいとは思いますね。以前、畑先生もヒナギクは(絵的に)描きやすいとおっしゃってましたが、動かしやすいという意味でも描きやすいのではないかと思います。
 
 絵的…というのもなんだかわかります。性格面でもツンデレだったりナイーブなところがありますから内面外面合わせて「正統派ヒロイン」的な要素は十分だと思います。そんな彼女が「失恋するヒロイン」になってしまったのが「ハヤテのごとく!」の不思議さであり面白さなのかな、と考えてしまいました。
 
 うまくまとめられずに申し訳ありません。それでは失礼します。

tanabeebanattanabeebanat 2010/07/21 23:04 双剣士様、越花たすく様
毎度コメント返事が遅くてすいません。
記事本編でも書きましたが、ヒナギクさんはこの漫画の中では「わかりやすい」キャラだなぁと読み返して改めて思った次第です。
逆に言うと、他のキャラ、特にメインヒロインと言われているナギとマリアさんがわかりづらく感じたんですよねぇ。この先もこの構図は変わらないのか、あるいはこういう感想を持ったことを懐かしく感じるほどに変わってしまうのかわからないですけれど(笑)。
2次創作についてのお話、大変興味深く読まさせて頂きました。私は自分では創作能力がないのであくまでも想像の話なのですが……、1次創作(って言葉はあるんですかね?)も2次創作も、必要な能力は同じ方向なのかなぁと。でも、制約が違うのかなぁと。1次創作の場合は、最近も騒ぎになりましたが、「今までに別の人が表現した物とあまりにも似すぎてはいかん」という制約がありますし、商業ベースに乗るならば当然「ある程度売れなければいかん」という制約もある、さらには作者にファンがついている場合には「今までの作風から離れてはいかん」という制約がつきまとう場合もありますかね。それに対して、2次創作は、商業ベースに乗らない物が多いので1次創作が抱える制約はなくても、1次創作それ自体から制約を受けてその中で描くということなんでしょうかね?
全て想像で的はずれなことを書いていたら恥ずかしいのですが、そういうことを思いました。
コメントありがとうございました!

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