◆家飲み日本酒備忘録


家飲み用に買った日本酒の感想

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玉川 純米酒山廃雄町 無濾過生原酒 木下酒造(京都府

雄町米使用

ほぼ葡萄酒。香りはすっきりとした米の旨みとほんのりとしたフルーツの香り。味は葡萄酒。ただ味が濃くて最初は旨い旨いと飲めるのですが段々重くなってきます。体調が良くない場合はたくさん飲めないかな?でも逆に飲み応えはあります。これぞ酒だ!という主張を感じる良い酒です。ワインに近いようで近くはないという不思議な日本酒。ウイスキーでいうとほぼカスクストレングス。アルコール度数が19度と高めなのも飲み応えを感じる原因でしょう。こんな思い切ったことは日本の酒蔵ではなかなか出来ないと思いますよ。杜氏がイギリス人というのも頷けます。


天明 中取り弐号 純米吟醸おりがらみ 無濾過生原酒 曙酒造(福島県

美山錦米(会津坂下産)使用

濁り酒。ごくわずかに発泡しているように感じます。香りはフルーティで直後に米の香りが押し寄せる感じ。苦みがドーン、大人の日本酒。お子様厳禁みたいな。酸味がそれほど強く感じないので濁り酒という感じはそれほどではない鴨。食事の後半に登場みたいな雰囲気が似合うかな?複雑な味わいは子供には無理ってもんでね。あ、未成年の飲酒は厳禁ですけど精神年齢が子供っていうのがね、いるのでへへへ。


獺際 純米大吟醸48 寒造早槽 旭酒造(山口県

山田錦米使用

山田錦の七変化みたいな特徴が味わえるのが好きです。日本酒独特のアルコール臭が若干します。でもほとんどは稲穂自体の香りと味が一本の柱になっているので嫌な感じではないです。そうそう、朝靄の中で陸稲の田にいるような意外に強烈な稲穂の味わいですが、時間とか体調で味わいが変わるように思います。それと獺際が人気なのは、コイツの香味は他にないからなんだろうな。多分こんな味の日本酒はない、、思う・・・あったらゴメンナサイ。大吟醸だけどフルーティではないところも好感が持てるところ。最近入手しやすくなってそれが逆に面白くないというのは、単に私がひねくれものだからか?

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あくまで個人の感想なので