◆モンクモンキー
私は他人から「文句をよく言っているモンクモンキーだな!ウキーッ」とかよく言われます。面倒な人だなとも、よ〜く言われます。でもね、修正する努力はするけどその結果は私が責任おって人生生きて逝きますから、いいんじゃないでしょうか。とか面倒なこと言っておいて、さて。
正直言いますね。私は一見さんお断りの雰囲気がプンプン漂うスターバックスとラーメン二郎が大嫌いです。そもそもスタバの作り置きのコーヒーが美味しいわけないだろっ!
とか言うと更にモンキー度が上昇。更に面倒な人だから近寄らない方が・・・的な空気になっていきます。ああ、おっさん臭い。そんな私も初老とか何の冗談でしょう。
心は18歳イケメン男子に戻れるように努力はします。努力だけはね。
そんでお休みにコストコの会員になってロールパン50個と巨大ティラミス買ってきましたよ。コーヒーマシンも買ったので後ほど紙ドリップ式コーヒーと飲み比べしてみます。
◆S酒造の杜氏と蔵主
まあ、何ですよ。例の郡山のS酒造のゴタゴタ事件。杜氏は杜氏で「好きな日本酒造らせんかい!」とわがまま。蔵主は蔵主で「俺の言うとおりにせんからクビじゃ」とこれまたわがまま。
どっちもどっちジャマイカ?
蔵主さん、杜氏が好き勝手する前にちゃんと話してんのかいな?契約の問題ならば明らかな事務作業の手抜き。
杜氏さん、経営者の言うことが不満ならばご自分で日本酒の蔵を経営したらどうよ?好きな日本酒つくれまっせ!
どうも影響力ある酒屋とか評論家連中がこぞってS酒造を攻撃していますが、蔵主(経営者)は何が売れるかなんて消費者が審判するから結果責任をちゃんと背負っているのよ。黙っていてくれませんか、というのが、のんべえの大方の意見ですよ。
◆うまい日本酒の選び方 その1
日本酒を専門的に取り扱っているお店へ、直接相談してできれば試飲しながら好みの日本酒を捜す。これが王道でしょう。
最近はかなりマニアックな対応をしてくれるお店が増えて、そういった酒店で勧められる日本酒は大抵どれも美味しいです。それと、プレミアがついた日本酒以外で美味しい日本酒はたくさんあります。あとは個人の好みでしょうね。
美味しいと思った日本酒は北関東から東北地方に多いです。それ以外だと京都、佐賀、あたりでしょうか。
東北の日本酒トップグループ
【福島】
飛露喜特別純米
写楽純米吟醸
一歩己うすにごり
奈良萬純米無濾過生原酒
会津中将純米吟醸
廣戸川特別純米
【山形】
くどき上手純米大吟醸
楯野川純米大吟醸美山錦
※十四代は金額上位酒は呑んだこと無くて不明
【秋田】
新政エクリュ&ラピス(ヤマユはまだ呑んだこと無い)
一白水成純米吟醸美郷錦
【青森】
田酒純米吟醸辨慶
陸奥八仙黒ラベル純米吟醸無濾過生原酒
上記の日本酒は美味しいと思った銘柄です。この中でプレミア日本酒は飛露喜でしょうか。プチプレミア化しているのが写楽と田酒かな?十四代は本丸と何かを呑んだのですが・・・美味しいのですがトップグループかな?という感じで特長を感じなくて印象に残っていません。う〜ん、会津坂下の泉川(飛露喜の蔵本)の方が私は好きですかね。
まあ、そもそも日本酒の価格が1万円越えるならばウイスキーを選択します。でもあの素晴らしい味わいが3千円弱で飛露喜が買えるとなれば話は別です。飛露喜の特別純米と純米大吟醸は某店で定価で購入可能ですから購入しています。(個人で購入が無理ポなので純米吟醸の愛山とかは居酒屋で飲みました。が、特別純米の方が私は好きです)
個人的に会津の日本酒は好きな銘柄がたくさんあります。若手の蔵人が頑張って美味しい日本酒を造っています。ひいき目に見ているのでしょうけど、まあいいか。
◆外飲み感想 ウイスキー編その1
先だって外で(お店で)飲んだウイスキーをいくつか記してみます。あくまで個人感想だからねっ!
・ハイランドパーク12年
え〜と、辛い。スモーキーさよりもくわっ!と、くる刺激がもう何とも言えず。その後で確かに甘い蜂蜜の香りとわずかな甘い味わいも感じますが、なにせ辛くてもうごちそうさま。以前に飲んだタリスカー10年よりはるかに辛いかな。それとも私の飲んだ店のハイランドパークだけ、保存状態の悪さで香味が飛んで、辛さだけ強調されているのかな?う〜む、どうしよう。
・グレンファークラス12年
華やかな香りで甘い味わいです。ベンリアックのシェリー樽にも通じる嬉しい味わいで、思わずにやけてしまいましたがな。これは私の好きな味わいです。家飲み用に1本買ってみるかな。
・カリラ12年
スモーキーでそんなに辛さもなくてライト風味。私好みなんだけど、何だか水っぽい薄さを感じてしまいましたよ。上位年数ものだと水っぽくないのかな?もう少し重さが欲しいところではあるけれど、精神的に疲れている時はこの軽さと水っぽさはかえって良いのかも。
・スプリングバンク10年
いきなりトップノートに花のような香り。香水とまではいかないけれど香水のような優しい香り。でも決して不快ではありません。人によりけりな部分なのかな?味もこなれて、いわゆる未成熟さを全く感じさせません。この未成熟の味わいは私が苦手にしている味のひとつで、日本のウイスキーでよく出会いますし、スコッチでも時々見かけます。10年でここまで仕上げたのはさすがスプリングバンクと言ったところでしょうか。
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さて、またウイスキー検定が行われるようですが、私はすでに2級合格しているので今回は受験しません。なにせ1級の試験が行われないのでね。1級の試験いつやるのかねぇ・・土屋も最近派手に金儲けしているからあまり近寄らない方が良いとは思うのですがね・・・
なんであんな怪しいおっさんにみんな群がるのでしょうかね。職歴見てもわかるでしょうに。
◆勘違いのウイスキー呑み百景
ウイスキーのコミュニティに参加していますが、一緒に飲みたくないと思う連中が多すぎて困ります。大きく”飲みたくない連中”を分類してみました。
1・わずかな批判もジョークも決して許さない、特定企業の監視員と販売店の店員。彼らは褒めること以外を決して許しません。情報交換ではなくて企業やブランドの宣伝に利用しているだけ。そんなものに一般人がのっても有害であるばかり。これが一番多いデス。
2・ファッションで飲んでいる勘違い野郎。ウイスキーが好きなのではなくて、ウイスキーを飲んでいる俺が大好き、俺に酔っ払っている野郎です。大抵タバコかシガーと一緒にオンザロックで飲んでいます。(最低の組み合わせだね)ほぼ全員バカ舌だから味なんてどうでも良くて誰かの受け売り文句しか言いません。
3・俺知っているぜ!タイプ。ウンチクが凄くて絶対に一緒にいたくないと思わせます。もちろん限度問題なので、適度に知っている情報の交換などを謙虚に展開できれば問題ナシです。ですが大抵は、俺知っているぜ!を自慢して、すご〜い!と女の子に言わせたくてしょうがないので、相手にしない方が良いと思います。
4・国産ウイスキー自慢。最近手に入り辛い国産ウイスキーを漁って自慢して誰かから尊敬されていると勘違いしている野郎。同じ値段でもっと美味しいスコッチが入手できるのに、あくまで希少な国産ウイスキーに拘っている。もっと色々と試せばよいと思うのですが、英文読むのが面倒くさいのでしょうか。困ったやつらです。
5・ウイスキーのコミュニティにはあまりいませんが、いわゆるアル中タイプが時々います。(日本酒のコミュニティにはウジャウジャいて参ります)細かいことはいいんだよ!飲めりゃ何でもいいだろ?タイプなので、超安いなんちゃってウイスキーを飲んで、いつも「かんぱ〜い」としか書き込みしない脳みそスカスカ野郎。バカは大嫌いなので私は決して近寄りません。
番外・幅広く情報交換をしようとする本物のウイスキー飲みもいます。一人で全てのウイスキーの味を確かめるなんて不可能ですから、情報を交換して、楽しめる時間をたくさん作りましょうというタイプ。これが私もいいな。
NHKが妙なドラマやったおかげで、マーケットが荒らされて本当に気分悪いです。
◆外飲み日本酒備忘録
外飲みの乾燥・・ぢゃなかった、感想をいくつか・・ 例のごとくで長文失礼いたします。酔っ払いの個人感想なのでお暇な方がいたらぜひ。
宮城の一ノ蔵。今回初体験の米麹の旨みと香り。美味いけど何かが違います。最近の若者は・・ぢゃなくて最近の日本酒は消費者に媚びてけしからん!そんな主張があっても良いよね?と、思わせる日本酒。美味しい日本酒はこうあるべきなんて無粋だよね。とか言いながらちょっとドライフルーツの香味があって単純じゃあございません。機会があれば再度注文してみます。
・刈穂 蔵付自然酵母仕込 純米生原酒にごり直詰(秋田)
ぬお〜、人工的に酵母を加えず、蔵に住み着いている酵母をそのまま利用した日本酒。硬派だね!フルーツの香味が全くしない・・よね?あ、いや、タイム!何だかちょっとだけイチゴっぽい香りがするような?でも、ほとんどは土と蔵と干している稲穂のニュアンス。でもスッキリ系でほんのりと甘い。これはこれで気に入りましたよ。背中をハーン!と叩かれてしっかりしろ!と言われたような気がする日本酒(変な表現だな・・)
・?(多分、三重錦:三重)
一緒に飲んでいる方々と話が盛り上がった時に出された日本酒だから写真は撮ったけど、これが何でどんな味だったかすっかり忘れてしもうたナリ。甘めだったような気がします。ゴメンナサイ。
・蓬莱泉 特別純米 可(愛知)
酔っ払ってからコレ飲むのは失敗だった鴨。飲む順番間違えましたよ!ってくらい繊細で柔らかい素敵な日本酒。何と!この蓬莱泉 特別純米 可も味の傾向はフルーティさと離れていたように思いますね。本日は米祭りっすか?てな具合だね。ラベルがごつくてガッツリ濃い味かと誤解されないですかね?しらふの時に再度飲んでみたいな。愛知とか三重も個性的な蔵がたくさんあって楽しめそうな地域です。米の旨みがじわーっと染みるような幸せ感に浸れます。
・農口 山廃純米 無濾過生原酒(石川)
きたーっ!これぞ、古来からの由緒正しき日本酒の味。能登杜氏の農口尚彦氏の作品。やはりこういう濃いしっかりとした味の日本酒がどうしても最後になってしまうのは、ちょっと嫌だなぁ。だって味わいたいじゃない。まあ、優等生な日本酒だよね。個人的には甘さが多少強くても濃い味は好きな方だけど、もう少し尖った味でも良いかな?でもそんな尖った日本酒は若手の蔵人なり杜氏なりに任せておけばいいのかな・・・。いつまで今の農口が味わえるのか、それも微妙だね。