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2006-08-24

[] バブルの肖像』都築響一  『バブルの肖像』都築響一を含むブックマーク

バブルの肖像

バブルの肖像

 すぐれたエッセイですね。バブルといえばジュリアナよりマハラジャだと思いますがなぜか前者がメディアでは取り上げられますね。それとバブル時代の著名人のかなりが若死にしたり失踪したりしている印象ですね。やはりエネルギー使いすぎ? 尾上縫が健在なのは驚き

 最後の横井英樹親娘のエピソードは、利己心の経済学が可愛くみえるくらいの「強欲」の典型的なエピソード。しかし彼らがエンパイアステートビルの所有権をもっていたとは驚き。関連の本でも読んでおこう。フランスは日本にボージョレヌーボを猛烈に輸出した見返りに、このトンデモない「強欲」家によって文化遺産(フランスの古城を買収、保存の法規無視して荒れ放題)が崩壊する代価を払って帳尻?をあわせた形になるのか。

 「ミスター円」の記念硬貨の話。恥ずかしい失敗。

[] ニート概念の乱用  ニート概念の乱用を含むブックマーク


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060824-00000101-yom-soci

ニートに「発達障害」の疑い、支援に心理専門職も (読売新聞)>

 いいかげんメディアニート概念の乱用に慎重になったら? この記事の内容を前提にすれば、「ニート」対策の名の下にまた予算がつくようですが。


 依然、政府系の宣伝マン(人の意味)が、すでに僕らがどうこう騒いでも政府系は着々と施策をすすめて、あたしはそれをネットで宣伝するだけ、とおっしゃった方がいましたが、(ーー;)

[] コルナイ・ヤーノシュ自伝  コルナイ・ヤーノシュ自伝を含むブックマーク


 研究室に届いていたのでようやく読む。かって大学生のときに周りの知人たちが愛読していた本に森嶋通夫『マルクス経済学』、二階堂副包『現代経済学の数学的方法』、フッサール『現象学の理念』『イデーン』、それにコルナイの『反均衡の経済学』があった、この中でフッサールとコルナイの本だけはいまだに読まないで積読のままであるw

 詳細な感想は後で書くが、日本ではコルナイの「反均衡」が塩沢氏に、「不足」が池尾氏にその最も典型的な適用をみることがなんだ、まあ、以下省略。


 図書館からでも借りてゆっくり読みましょう。


[] げんしけん、続くw  げんしけん、続くwを含むブックマーク

意表をつく新商法w


げんしけん (9) 限定版

げんしけん (9) 限定版

[] セーラームーンの崩壊  セーラームーンの崩壊を含むブックマーク


 さようなら、冥王せつな


 どうでもいいがバンダイはミュージカルを再開してください。


 

shinichiroinabashinichiroinaba 2006/08/24 16:35 なんとなくコルナイのことを単なるショック療法支持者と勘違いしていたのですが、本書を読むとマクロ的には、あるいは価格自由化という意味ではショック療法支持者だったけど、ミクロ的、ないし所有権・経営権改革という意味では漸進主義者だったという二枚腰ぶりを知り、大先生さすがだと感じ入ったしだいです。
あと「反均衡論」というか超短期における非価格調整メカニズムの位置づけも、その後の複雑系論者の多くとはまったく違っていて、中長期ベースでは価格均衡論を否定していないというあたりが、実に見事な体系家ぶりですな。

tanakahidetomitanakahidetomi 2006/08/24 22:36 二本足の巨人というか、本書でもでてきてるけど新古典派とそれ以外に立脚していて、「それ以外」の部分がきわめて柔軟(実践的)に変化している印象。なぜ柔軟に変化したかは、この本を読むと変化しないと人生が言葉の正しい意味で「ダメになる」という状況だったんだなあ、と大河小説のように読めますね。
あと線形計画法を学ぶ効用が説かれているようにも思いましたね。

ITOKITOK 2006/08/24 23:21 >げんしけん
引っ掛りますた。雑誌連載時の分量からいってこんなことになるとは思いませんでした。
第一弾の同人誌は同人誌っぽく作ってあってよかったです。斑目受けもありましたしw
>冥王せつな
ちびうさぐらい幼くなって外惑星戦士の仲間に入れてもらえないオミソとして復活すると見ました。

山形山形 2006/08/24 23:56 フッサール読む必要なし。イデーン即時売却推奨。ここ参照:
http://www.ethics.bun.kyoto-u.ac.jp/kato/phaenomenologie.html

ITOKITOK 2006/08/25 00:57 >ニート概念の乱用
読売新聞の記事はもっと量があります。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060824i101.htm
この記事では発達障碍の方に間違った支援をしないようにという方に比重がおかれてるのですが,読売の見出しとYahooの記事の切り方でニートを障碍者扱いという違った意味に取られようになってしまっています。
誤解する人が多そうです。

tanakahidetomitanakahidetomi 2006/08/25 08:22 そういえばデネットの師匠はライルで、ライルの『心の概念』の解説にデネットがライルとフッサールとの関係を書いてるんだって。ライルは邦訳あるけれどもついでなんで購入してみることにしますた。フッサール「売却」はそれよんで判断。

>ITOKさん、これは「ニート」をそもそも不用意に拡大したのをメディアも厚労省も採用してしまったことがスタート地点にあるわけで、いってみれば「ニート」を社会的に(間違って)注目を集めさせて、その「ニート」の社会的関心を梃子に、今回の記事も書かれていますし、厚労省のやり口も同じです。「ニート」はいま書いたようにもともとが概念の混乱=見かけの多様性をもつので、それを利用した自作自演風の「宣伝」と本田ブログその他、BUNTENマークの人々が批判するのは正しいと思います。

これ官僚が毎度やる戦略でして、ほら、例の暗黒卿が暗黒面におちたのもこれとまったく同じ構図なんですよ。郵政民営化を実現するためには、その郵政民営化には本来無縁の景気回復要因やもろもろをリンクさせて概念の肥大化をはかり衆目と集める。それが郵政民営化を実現しやすくなると思うのでしょう。今回の件もまったく同じ。メディアと厚労省の毎度の悪弊つながりです。

tanakahidetomitanakahidetomi 2006/08/25 08:43 ですので、発達障害の問題を「ニート」という問題を利用して注目を集めさせようという戦略です。

ITOKITOK 2006/08/25 22:53 田中先生解説ありがとうございます。
今朝あれこれ考えてみまして,この記事や厚労省の立ち位置は結局は「ニート」の利益(利用)の奪取であることに思い至りました。

新聞記事を見た時点で懸念していたのは厚労省への批判が発達障碍や発達障碍の症状についての矮小化に向かってしまうことでした。
そこに絞って書くべきであり,「ニート」の利用を正当化するように書いてしまったのは,結局のところ意図を伝えることも出来なかったわけであり間違いであったと考えています。
視野狭窄でありました。
申し訳ありません。

tanakahidetomitanakahidetomi 2006/08/26 23:30 やはり真剣に論議すべき問題が、メディアと官庁側の「報道汚染」でゆがめられてしまう典型なんでしょうね。今回の問題は。