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2007-03-25

[] 福井秀夫『司法政策の法と経済学』  福井秀夫『司法政策の法と経済学』を含むブックマーク


 非常に高度な内容の「法と経済学」の日本の制度への適応の書。書評のために献本いただいたものですが、ようやく読み終わりました。法と経済学の日本における成果といえる定期借家権の導入、マンション建て替え要件の改正、などで、日本にも「費用と便益」を考慮した法の経済学の発想が法整備や判例の中に導入されている状況を説明している。さらに日本の司法制度を主に経済的な厚生改善の見地から改良する方途を、司法制度の改正、裁判員制度の長所と短所を明らかにするなかで解明している。比較的分量は薄めなのだが、問題提起の多様性と経済的視点の徹底も合わさり、読みがいのある基本書になっている。広くおススメ。


司法政策の法と経済学

司法政策の法と経済学

[] 明日の『週刊エコノミスト書評掲載  明日の『週刊エコノミスト』書評掲載を含むブックマーク

 明日月曜日に発売になります『エコノミスト』に安達誠司さんの『円の足枷』についての書評を投稿しました。ご一読いただければ幸いです。


円の足枷―日本経済「完全復活」への道筋

円の足枷―日本経済「完全復活」への道筋

[][] 小田切博『戦争はいかに「マンガ」を変えるか―アメリカンコミックスの変貌』  小田切博『戦争はいかに「マンガ」を変えるか―アメリカンコミックスの変貌』を含むブックマーク


 献本いただいたとの報にせっしました(実は群馬にいくのは再来週なため伝聞ですみません)、どうもありがとうございます。ご高著の感想は機会をあらためて書かせていただきたいと思います。

戦争はいかに「マンガ」を変えるか―アメリカンコミックスの変貌

戦争はいかに「マンガ」を変えるか―アメリカンコミックスの変貌

 小田切さんのサイトなどを拝見するとアメコミ論争の基本文献の紹介もきっちりしていただき非常に助かります。


http://www4.atwiki.jp/longboxman/pages/6.html

特にこれ! 必読文献でしたが大学間貸借しか方法がないかな、と思ってましたのでとても感謝です。

http://www.pennydreadfull.net/soti/soti_chapt01/soti_chapt01.html

いまのところアメコミ論戦で投資した結構な投資と時間をなにかに昇華する方途はないのですが、いつも模索はしております。

boxmanboxman 2007/03/25 15:52 これは私も見つけたときは狂喜したんですが、よく見ると抄録っぽいです。現物未見なのでなんともいえないところですが。

tanakahidetomitanakahidetomi 2007/03/25 16:16 あ、そうなんですか。僕は画像がきれいなんでプリンターのカラーを買ってきてから印刷しようと思ってたのでまだよくみてませんでした。では新学期になってから抄録かどう本を貸与してきてチェックしてみたいと思います。

boxmanboxman 2007/03/26 06:55 そうしていただけるととても助かります。こういうことは本来個人でやるようなことじゃない気がするんですが、あんまり関心持ってくれるひともいないもので。

tanakahidetomitanakahidetomi 2007/03/26 10:45 ご著作のネット上の書評をいくつか拝見したのですが、やはり日本人の米国のコミック市場の理解が私もそうですけどもかなり不十分なことが、小田切さんの著作で明らかになってきたんだと思います。その意味でも僕も微力ながら基礎的な文献やデータを中心にチェックしていきたいと思ってます。上記の本はほかの人が借りてなければわりと早く入手できると思います。

boxmanboxman 2007/03/26 12:05 >米国のコミック市場の理解
そんなん私だって理解してやしません。むしろわかんないから調べるんであって、問題は「だれひとり調べすらしてないのになぜか自明のことのように語られている」ことにあるんだと思います。この点は田中さんご自身が非常な実感をもっておわかりになるはずだと思いますが。

tanakahidetomitanakahidetomi 2007/03/26 16:35 それはもう 笑

では同道でいかさせてください。

SeijiadachiSeijiadachi 2007/03/27 21:59 エコノミスト誌での「円の足枷」の書評、ありがとうございました。身に余る光栄でございます。これでもっと本が売れるといいのですが・・・

tanakahidetomitanakahidetomi 2007/03/27 23:33 いえ、こちらこそ不十分な書評で申し訳なかったです。書評では紙数の都合でカットしましたが後半の小国主義の現代的意義は実に示唆的でした。