05年のノーベル経済学賞受賞者の「戦略家」トマス・シェリングの詳細な伝記。まだ読み始めたばかりだけれども非常に丁寧。
The Strategist: The Life and Times of Thomas Schelling
- 作者: Robert Didge
- 出版社/メーカー: Hollis Pub Co
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: ハードカバー
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05年のノーベル経済学賞受賞者の「戦略家」トマス・シェリングの詳細な伝記。まだ読み始めたばかりだけれども非常に丁寧。
The Strategist: The Life and Times of Thomas Schelling
取材の準備で久しぶりに秋葉原に行く。といっても滞在時間が30分もとれなかったので目当ての品を買っただけ。今後まめに調査のために行く予定。もっとも日本より外国の方に関心があるんだけども。
ひとつはITOKさんに聞いた1000円がちゃがちゃを取材のおみやげ?として購入。1個でやめようと思ったが、双曲線割引選好が機動してしまい、二個も購入(^^;)。
で、中味の方は、腕時計と靴下w。さらば2000円wwww。
もうひとつはと学会でただひとつだけストレートに関心を魅かれた、『ギリギリ科学少女ふぉるしぃ』(MOSAIC.WAV)を購入するため。副題が“FALSIE the PSEUDO-SCIENCS GIRL”である。この歌詞がやはり含蓄がある。トンデモ科学の一分野であるトンデモ経済学にも十分通用する素晴らしいご託宣が連なっている。
抜粋してみよう。
「何千年もの積み重ねも 事実と事実との結び付きも
一度や二度の実験でくつがえせるわ
愛が科学と結び付かなきゃ それは真理を追ってないない
だってわたしの理論は正しいもん」
「2日で合計30時間 MOSAIC.WAVを聴かせ続けたら
苦痛を訴え始めたのでAKIBA-POPは有害です
お気に入りのキャラのカップで飲んだら水がおいしかったので
水にも萌えがわかります」
一番、気にいったのはこのフレーズ
「よく出来た科学が魔法と区別がつかないせいで、
よく出来てない科学も、魔法と区別がつかない」
これを科学を経済学に、よく出来てない科学を日銀理論にかえたりするなど、いろいろ変化を楽しめると思う。
以下で試聴できるようだ。