最終更新日
- 2024/03/13 (未完成です)
この職務経歴書の目的
- カジュアル面談などでの利用を想定しています
- 長いので興味あるところだけ見ていただけたらと思います
- 社名・サービス名などは全公開している性質上隠していますが、会話などでは可能な範囲でお答えします
目次
- この職務経歴書の目的
- 基本情報
- 職務要約
- 自己PR
- 社歴
- 主な職務経歴
- 職務詳細
- 生成AIレポート
- クラウド移行検証
- 受託開発チームの体制づくり
- 携帯電話用のカラオケ楽曲作成ソフトの作成
- テクニカルスキル
基本情報
職務要約
基本は受託開発のWebアプリケーション開発者ですが、社内で他の社員ができない仕事を(私も未経験のまま)よく任されてきました
具体的には、新卒直後のカラオケ楽曲作成ソフト、アプリ保守チームの立ち上げ、他社の炎上プロジェクトの火消し、オンプレ/クラウド移行の判断資料作成、中国でのiPad業務アプリ作成、生成AI調査などは知識ゼロから開始して結果を残しています
上流工程に関しては、要件が固まってない中から固める作業や、発注単位を軸にしたマイルストーンへの分割の提案などの最上流から行った経験があります
マネージメントに関しては、通常の受託開発案件や前述のようなイレギュラー業務の中で、主に4-8名程度までのメンバーに対しては長くやってきています
自己PR
- 職歴の多くがプロジェクト開始時に未経験の状態から始まって結果を出しており、ゼロからイチまでの仕事が得意です
- 当初は乗り気ではないプロジェクトでも、やっているうちにだんだん楽しくなる(仕事の中で楽しみを探し出す)ことができます
社歴
3社目(2004-現在)
- 業態
- Web受託開発(メインはJava)
- 社員
- 入社時5名、その後50名弱まで拡大
- 職務
- 見積もり・要件・開発・設計・実装・テスト・マネージメント・技術選定・パフォーマンスチューニング・業務改善提案・保守運用チーム立ち上げ・市場調査など
- (多岐にわたるため詳しくは後述)
- 居住・勤務地
- 沖縄県(2012-現在)
- 愛知県(2010-2012)
- 東京都(2004-2010)
2社目(2001-2004年)
1社目(2000-2001年)
主な職務経歴
- 自分が主体的に動いた特徴的な業務のみピックアップしています
2023年
- ↓詳細TODO 受託開発会社としての生成AIへの向き合い方についてのレポート作成
- ドローンを活用した沖縄県内でのビジネスの実現可能性についてのレポート作成
2018年
- 急速に普及してきた技術について調査
- Python, React, Vue
2015-2017年
- (愛犬介護のため時短勤務期間)
- サーバーのメンテナンスなど細かい仕事が中心
2012年
2010-2011年
2010年
2007年
- 大手通販サイトでリリース後の品質問題が起きた現場の火消し対応
- 大手自動車メーカーのPrototype.js全盛期に新興のjQueryを猛プッシュして導入させた
2005-2008年
- ↓詳細 受託開発チームの体制作りを行った
2001-2004年
2001年
- ↓詳細 携帯電話用のカラオケ楽曲作成ソフトの作成
2000年(職歴ではないですが)
- 卒業制作でキー・マウス・ゴミ箱に入れるアクションを監視してキャラが勝手に育つゲームを作成(今起動するとウイルス判定される)
職務詳細
クラウド移行検証
概要
- 所属 3社目
- 商流 大手自動車メーカー → (SI子会社・発注だけ) → 自社
- 時期 2010-2011年
- 期間 1年
- 人数 3-5人
- 役割 調査・リーダー(force.comの途中から)
状況
- 大手自動車メーカーで5年ごとに行っているサーバーの更新時期になった
- 現状のまま自社データセンター内に置くか、近年出てきたAWSを初めとするクラウド環境に移行するかの判断を行いたい
- クラウド選定の候補は以下の3社、これらと自社DC配置の比較をした結果を判断材料にしたい
- Amazon Web Services
- 最有力候補
- Microsoft Azure
- 付き合いがあるので比較することになった(当て馬)
- Salesforce force.com
- 完全に機能不足だが、商流上のSI子会社に資本を入れるという裏技で候補に入る
- Amazon Web Services
- 社内でクラウドに詳しい人はいない
- しかしこの案件を断ると来年の移行案件の受注が危うくなるため、会社としては断りたくない
force.com検証
課題
- 当初、自社の私ではない人物が行くことになっていたが、直前で家庭の事情で行けなくなり、私が代理で担当することになった
- また、SI子会社の意向で自社は私のみ、他2人が他社、リーダーも他社となった
- もともとやる気があまりなかったのと、リーダーが他社でまとめるという体裁で単価を下げられたため、振られた仕事だけやろうと動いていたが、残り2週間になってもレポートが全くできてなかったことから私が(説得されて仕方なく)巻き取ることになった
行動
- 今までやる気が出なかったのを「できないことをできると喧伝するforce.comのコンサルタントを見返したい」という気持ちでやる気を入れる
- 検証してレポートにまとめるという仕事自体が初めてだったので、作文するより箇条書きで埋められるパワポで作成することを選択する
- 目次を作って説明の順序立てを決め、
- レポートの完成系を打ち合わせして、
- 埋められるところを箇条書きで埋め、
- 足りないところを分担して調べて埋めていった
結果
- 結果として128pのレポートになった
- ボリュームだけでなく内容も網羅的であったと評判だった
- 特に「force.comへの移行は現実的ではない」という内容を数値根拠を基にコンサルタントの矛盾を詰めて撤回させることができた点を評価された
- が、評判になりすぎて、次の検証に指名されることになった
Azure検証
TODO
課題
行動
結果
AWSの検証
TODO
課題
行動
結果
受託開発チームの体制づくり
概要
- 所属 3社目
- 商流 大手自動車メーカー → SI子会社 → 自社
- 時期 2005-2009年
- 期間 5年(断続的)
- 人数 1人(開発案件と並行して実施、開発案件としては3-6人で時期により変動)
- 役割 案件提案・発注単位の調整・スケジュール管理・ドキュメント様式変更・プロジェクトリーダー・保守運用チーム立ち上げ
状況
- 転籍によりウォーターフォール型の受託開発の仕事を始めたが、どう考えても効率が悪いやり方をしているように見えた
- 社内のメンバーに聞いても誰もこの状況を問題視していなかった
- 効率が悪いことがストレスになっていたが、PL業務として客先に出向く必要が出たタイミングで勝手に動いて改善していくことに決めた
課題
あらゆる点で問題があったので、大きなものだけ記載
納品物
- 規定されたドキュメントが実用的ではなかった
- Web向けの様式ではなくC/Sシステム用のものがベース
- 誰もドキュメントを元に開発していない、検収をもらうための作業(今でいうブルシットワーク)となっていた
- 規定されたドキュメントが実用的ではなかった
プログラム品質
- テスト工程後のバグが多かった
- さらにバグが多いことから、検収後に無償でバグではない修正作業まで行わされていた
- 自動テストが全く無い
開発環境の不統一
- 開発者の環境によって動く動かないがよく発生していた
- AさんとBさんとでFormatterの設定が違うのでdiffが機能しないなど
仕事量の季節変動が激しい
- 顧客は99%が同じなのに発注時期により忙しい・暇の差が激しかった
- 特に冬が激務な一方、春は全く仕事が無い状態
行動
- 個々の提案は短期的には追加作業が発生する上に納品物が減ることで受託開発としてはマイナスにしかならないため、まずは自分がPLとして受けた案件の隙間作業として進めた
当初はウォーターフォールの標準開発手法から取り入れることを考えたが、実情に沿ってなかったので、現場の必要最低限を積み上げていくようにした
納品物の改善
- 一度決めた納品物を変えるのには相当の理由が必要で、誰もが及び腰だったが、新しいほうが便利という点を前面に出して改善していった
- 発注元では企画チームが要件定義までレビュー、開発チームが設計書以降のレビューと分離していたので、基本設計書を両者が見れる形式への変更を提案した
- 詳細設計書は誰も見てないことがわかったので廃止を提案した
- その他、細かい要素の変更・削除の提案を随時していった
- 改修時に既存ドキュメントも随時修正していくようにした
プログラム品質改善
開発環境の統一化
- 開発環境構築の手順書作成(Formatter, Linterの設定など)
- デプロイの自動化
アプリ保守サービスの立ち上げ
発注単位の改善
- 要件工程でロードマップを作成するようにして、発注を分割(分割リリース)するように調整(説得)した
- 発注単位が長いと資金繰り上の問題が起こるため、3-4ヶ月を最長とした
結果
納品物
- 改修後、SI子会社共通の納品物として再定義され、自社の納品物がサンプルとして提示されるようになったので、それなりに評価されるものができたのではと思われる
プログラム品質
- 効果の検証をしていなかったため、世間一般程度になったという程度の認識でいた
- 中国案件(2012)の際に他社が1000件以上バグを課題管理表に書く中で自社は3件のみで、「テストをしていないのではないか?」というレベルで疑問に持たれたことがあって初めて品質向上を実感した
アプリ保守
- 他社開発のものでも受けつけるようにしたため、「不祥事で俳優の写真が使えなくなったから急いで差し替えて」といった作業ができるようになり、大変喜ばれた
仕事量の季節変動
- 春以外は少し改善された
- 春:全く仕事が無い → (変化なし)
- 夏:たまにある → そこそこある
- 秋:多少ある → 忙しい
- 冬:激務 → 忙しい
- 春期の改善についてはクラウド検証(2010-2012)時期に行った
- 春以外は少し改善された
その他、想定していなかった良い副作用
- アプリ保守で毎月固定費で入金があるため、資金繰りが良くなった
- ロードマップがあるため、突発的な仕様追加を次の発注で辻褄を合わせるという調整ができるようになった
携帯電話用のカラオケ楽曲作成ソフトの作成
概要
- 所属 1社目
- 商流 携帯電話会社 → 楽曲作成会社 → 自社
- 時期 2000-2001年
- 期間 6ヶ月
- 人数 1人 + リリース直前にバイト1人
- 担当役割 要件・設計・開発・テスト・課題管理
- 使用技術 Visual C++ (MFC), MIDI再生(自作), Crash検知DLL(自作)
状況
- 新しい携帯端末の目玉機能として世界初のMIDIカラオケ機能を搭載したものを発売することが決定
- 発売に合わせてカラオケ楽曲作成ソフトの開発が必要になった
- 開発会社が見つからなかったようで、自社まで依頼が降りてきた時にはスケジュールはかなり押していたが、携帯端末の発売日はずらせない
- さらに発売日までにソフトを利用した楽曲を最低1000曲用意する必要があった
- 開発メンバーは自分のみで、追加は期待できない
課題
- 自分の知識が不足だらけだった
- 間に合わないような気がするが、どの程度オーバーするのかも(知識不足ゆえ)わからない
- 会社の資金繰り上、検収が延期されるとまずい
行動
- 手戻りを許容できる余力は無く、後工程の楽曲作成も同様だと想像できたので、主要機能の作成前に手戻りの回避策から着手した
- ソフトのクラッシュ時に自動バックアップを取る仕組みを作った
- ソフトの更新時に旧バージョンのファイルを自動更新するようにした
- 並行して必要な機能の洗い出しを行い、工数をつけ、楽曲作成チームに欲しい順番を決めてもらった
- 知識不足は書籍で賄うとして、本をタイトルだけ見て買い漁った
- MIDI関連だけは適切なライブラリも情報も無かったためフル実装した
- 資金繰りは(責務範囲外として)考えないようにした
- とにかく残業した
結果
- 携帯端末の発売日より前に主要機能は完成した
- 楽曲も予定以上の1200曲以上作成できた
- クラッシュ検知でバックアップを取る仕組みが高評価だった
- 当初は先にそれ作るの?と懐疑的だったそうだが、手戻りの心配がなくなれば楽曲作成に人海戦術を用いる決断ができるとわかり効率が上がったとのこと
テクニカルスキル
開発(言語・フレームワーク)
Python 6年(v3.7あたりから現在)
Java 10年以上
- 主にWebアプリの業務経験
- Struts, Struts2, Seasar2, Springなど時代に合わせた経験あり
- 自社フレームワークの改修や拡張ライブラリの作成経験もあり
- 拡張ライブラリは取引先の自動車メーカーに売却した
- ここ数年は使っていない
TypeScript/JavaScript 10年以上
- JavaScriptはjQuery登場初期から(これは流行ると思って)本格的に業務に利用
- 勢いで取引先の自動車メーカーに提案して導入した
- TypeScriptはReact登場以降に学習(業務経験は簡単なもののみ)
- React, Next, Vue, Nuxtは入門書を読んだレベル(自己学習・業務経験なし)
- トレンドは追いかけている
PHP 10年以上
Ruby
- CLIがメイン
- クローラーとJavaのスタックトレースログ分析アプリの開発経験あり
- Ruby On Railsは入門書を読んだレベル(自己学習・業務経験なし)
C/C++ 2年
- Windowsアプリの開発経験あり
- ただし1社目(2000-2001年)の使用技術なので知識は古い
スマホアプリ(iOS, Android)
- Kotlin, Swiftは入門書を読んだレベル(業務経験なし)
インフラ
Linux
- 基本的な構築・運用はできる(業務経験あり)
- 業務の必要に応じて学んでいるので、OOM Killerなどピンポイントにハマった部分は少しだけ詳しい
MySQL
- 5.0から5.7まで業務経験あり(8は自己学習)
- パフォーマンスチューニングの業務経験あり
Oracle Database
- 8iから11gまで業務経験あり
- パフォーマンスチューニングの業務経験あり
PostgreSQL
- 入門書を読んだレベルでは理解しているが、業務経験はあまりない(構築とメンテナンス程度)
運用・保守
TODO