『石徹白(いとしろ)』のトウモロコシをいただく


那覇から8:00発、朝の一便にのって東京に戻りました。
空港から出たのが11時頃....まだ昼前というのに暑いこと!
以前、インドネシアから来ていた方が「東京はすごく暑い」と言っていたのを思いだしました。
那覇の気温は31度ほど、陽射しはきつく炎天下ではクラクラ、チリチリしますが、ひとたび日影にはいれば、海からの風が涼しく過ごせたのですが、東京はすでに33度、そしてべっとりとからみつくような湿気。
「重たい暑さ」が身にのしかかって来るようです。



さて、自宅につくと郵便物の中に宅配便の不在配達票。
さっそく再配達をお願いしたら、岐阜・郡上のお友達Yさんから送られたトウモロコシでした!



夕食はオーストラリアの珍しい赤(カベルネ)のスパークリングワインに、近所で安売りしていたウインナー、野菜類を茹でたもので一杯だったので、 そのあとに主食替わりにさっそく茹でていただきました。 砂糖水のように甘いだけのトウモロコシはいくらでもあるけど、この石徹白のトウモロコシはプリプリっとしていて、甘さにもコクがあります。




この『石徹白(いとしろ)』という場所、昨年も同じトウモロコシをいただいて、初めて読み方を知りました。
高度的には白川郷より高い場所にあり、現在は岐阜県郡上市白鳥町の一部ですが、過去には場所的に岐阜県になったり福井県になったりと、何度も変わったようです。


なにより驚いたのは、景行天皇の頃から石徹白には「白山中居神社」があったとか。景行天皇といえばヤマトタケルのお父さんです。すごいを通り越して、とんでもなくすごい歴史の地でした。
「石徹白」という文字も、もともとは「石度白」と書いたようです。
さらに


イトシロはアイヌ語で(大きな墓場)を意味するともいわれ、先住民族蝦夷)が住んでいた事を示唆している。

http://www3.ocn.ne.jp/~seasnow/newpage58.htm


また、ここにはその名の通り、「石徹白さん」そして「上村さん」という名字が多いそうです。


とにかくすごい歴史深い場所のトウモロコシをいただいたのですね。