『雨天炎天 トルコ紀行 チャイと兵隊と羊ーーー21日間トルコ一周』読了

村上春樹の初期の紀行文。
写真家、松村映三と歩いたトルコの風と香りが、モノクロの写真の中から浮かんでくる。



雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)

雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)



現在の文庫本は、「雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行」というタイトルで2つの本が1冊になっているが、実際に読んだのはA4変形版。


『雨天炎天 ギリシャ紀行 アトスーーー神様のリアル・ワールド』読了


同じく、写真家、松村映三と歩いたギリシアは特別な聖地、アトスの紀行文。
厳しい道中と修道院での宿泊、その行程は写真があっても、及びも付かない世界だったようだ。この現実世界にあって異境の地は、後に小説の中に現れる「あっちの世界」のエッセンスになっているのではないか。



雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)

雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)



現在の文庫本は、「雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行」というタイトルで2つの本が1冊になっているが、実際に読んだのはA4変形版。