『神田きくかわ』で鰻重を


午後からは大事なイベント。
遠来のお客様も多数で、そのうち金沢のI川さんと山口からのHさんご両人と、神田駅北口で待ち合わせ、まずはランチをたべにいきました。
特に夜は長丁場、体力も要りそうだったので、迷わず「鰻」。
神田そして鰻といえば、まずは「きくかわ」でしょう。


「きくかわ」のランチ時間は11時からですが、並ばずにすぐ禁煙席のある1階に入るには、開店の11時を目指していく必要があります。
この時も写真を撮ったりなどして、11時を10分ほど回っていましたが、店内にはいれば最後のテーブル1席。
あぶないところでした。




あるじのひとり言
勝手言ってもうし訳ないけど、江戸前のうなぎ料理は、時間がかかる。
せかされると、はんぱな仕事になるんでね。
でもかならずいい仕事するから、まかせなよ。
でがけに一声かけてもらえりゃ大変助かります。
サキ・串打ち  2匹     2分
白焼(手返し10回)     6分
ムシ         20〜25分
色付(タレ・3回)      5分
             計38分

ぐるなび東京版



そんなわけで、まずは、「キャベジン」(塩キャベツ)と骨せんべいで、鰻重のできてくるのを待ちます。
今回は次の予定があったので、白焼きは頼みませんでしたが、ゆっくり待つときは白焼きもよい肴です。
また、う巻きなどもいいですね。


もちろん、お供はこれ。
雨が降ったり止んだりの落ち着かない天候で、気温も低めでしたが、やはりまだ燗酒にはちょっと早そうということで、冷や酒を1本。
これは呑むというより、昼食前のご挨拶のようなものでしょうね。



ここの鰻蒲焼きはしつこい甘さがなく、あっさりと(でもコクは十分)した蜂蜜入り。
「たれがもたれて、鰻は...」という方にも食べやすいお味。



お重にはいらない鰻の先を折り返している姿、ここへきてこれをみると幸せ〜な気分になります。
美味しい食べ物は人に笑みを作りますね。





(追記:塩キャベツ、お新香で待つのは定石
「おこうこで酒を飲みながら、焼き上がりをゆっくり待つのがうなぎのうまい食べ方」)





『神田 きくかわ』


〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1-24-2
tel: 03-3251-1506

営業時間(年中無休):
月〜金   11:00〜21:00(L.O.20:30) 
土・日・祝 11:00〜20:00(L.O.19:20) 


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