Hatena::ブログ(Diary)

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2008-11-30

2008-11-28

初冬の加賀の旅 その2『箔一「箔巧館」にて』


(初冬の加賀の旅 その1より)



金沢というといろいろな工芸品の中で、金箔を使った食器、建材などを多くみかけます。

古くは金沢城再興の際に必要となった金箔を作るために、京都から呼び寄せた職人が作り始めたものとのこと。

もっとも、順風漫歩に箔打ちが行われたのではなく、途中で何度も江戸幕府からの禁止令がだされていたようです。


金は非常に柔らかく、そして延びのよい金属のため、金箔という薄い箔にしての工芸加工ができる他に、最近では加工した際にでる切りくずを利用して、化粧品や飲食用の装飾としてつかう金粉状のフリカケなど、いろいろなものが開発されてきています。

また、金箔とセットになって、かならず名産品店におかれていた「あぶらとり紙」。

なぜだろうと思っていましたが、それは金箔を薄くのばしていく過程で使う金箔打ち紙が、「あぶらとり紙」となったのでした。


この箔一「箔巧館」の中には金箔製品を売る売店の他に、金箔をつくる過程の判るギャラリーがありました。

また、金箔をつかったカフェがあり、そこではキラキラと金箔の光るコーヒーやアイスクリームを楽しむことができます。


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ところで、私がここに立ち寄りたかった目的は実は、「箔(はく)」ではなく、金箔よりも約10倍近く厚みのある「澄(ずみ)」を買うことでした。

この厚さがあると、陶芸につかうことができるのです。

今回は金(3.5ミクロン)、銀(4.0ミクロン)、銅(4.0ミクロン)の「澄」をそれぞれ買ってみました。

もちろん、それぞれ純度は100%です。

これらを使って、焼き上がった陶芸作品がどのようになるか、興味深いものがあります。




(初冬の加賀の旅 その3へ続く。)




『箔一(はくいち)本店 箔巧館』


石川県金沢市森戸2丁目1-1

tel:076-240-8911

営業時間:9:00〜18:00年中無休(1月1日のみ休館)



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初冬の加賀の旅 その1『金石(かないわ)・福寿しで地物握りを食べる』


曇天の今にも嵐がやってきそうな羽田空港から、初冬の加賀の旅は始まりました。


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悪天候で途中の機内サービスは無しというアナウンス。

ところが、ほとんど揺れたという感覚がないほど、あっさり小松空港に着陸でした。


到着地の天候、小雨・・・


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さて、友人のH山さんに空港までお迎えにきていただきました。

これから向かうのは、H山さんの故郷だという、金沢から北西に向かった金石(かないわ)。

そこで美味しいお寿司のランチを食べるのです。

また、ここでもう一人の友人、S山さんとも合流。


金石は目前が金沢港と宇出津港。

この2つの港から水揚げされた魚が来るとあっては、もうお寿司を食べること以外に心が動きません。

そんな魚好きの私のために、案内してくれたのが、ここ「福寿し」。

近くに蒲鉾やさんがあるそうで、通りかかるとふわっと魚のすり身の蒸し上がる香り。

そして、目の前に現れた立派な構えのお店。


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整然とした長いカウンターの前には、早くも活きの良いネタが沢山並んでいます。


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ここでS山さんがやってくるまで、先に少々肴をいただきました。

勿論、肴とれば、お酒も頂かないわけにはいかず.....

運転をしてくださっている、H山さんには申し訳なく思いつつ、手取川のお銚子を常温で1本。

突き出しは加賀野菜の一つ、「金時草(きんじそう)のお浸し」でした。

表面は緑色、裏は紫....

この野菜はどこかで観たことがあると思えば、それは沖縄のハンダマでした。

鹿児島、熊本方面では水前寺菜)


そして鰻をシロ(白焼き)とクロ(たれ)で半分づつ。


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名産のふぐの糟漬けもぬかりなく....

ああ、これは何杯も飲めてしまいます。

ここで気が付いたのですが、お銚子は1本一合入りと思っていたのがなんと二合入り。

有り難く頂戴いたしました。


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S山さんの登場に合わせるかのように、頼んでおいた「地物のにぎり」。

(こうして書いている今も、つい写真に向かって手が出てしまいそうです。)


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握りをしっかり食べたというのに、カウンター裏の張り紙が気になって頼んだ巻物。

さて、このお寿司はなんでしょう?!


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お寿司の名前は「見掛倒巻(みかけだおしまき)」

外側にみえる緑色はワサビなのです。

戦々恐々、でも食べてみたい......

そして口にすれば、ツンとワサビ特有の香りは広がるのに、辛くない。


そう、まさしく、美味しくも「みかけだおし」な巻物でした。

中はマグロの中落ち入り。




(初冬の加賀の旅 その2へ続く。)




『福寿し』

http://www.fukusushi.co.jp/index.html


金沢市金石西3丁目4番6号

TEL:076-267-0877

FAX:076-267-2864

営業時間:AM11:00〜PM11:00

定休日 :毎週木曜日、予約のある場合営業あり。

     木曜が祝祭日の場合は営業。




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ぴかぁ!

天気は悪いけど。(笑)

さて、北北西へ。


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2008-11-23

富嶽三十六景『神奈川沖浪裏』



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日没後、シルエットとして浮かび上がった富士山

動くボートからのズーム撮影なので、海面はぼかしを入れたような、偶然にもまるで印象派絵画のようなタッチになっている。


これをみていたら、葛飾北斎富嶽三十六景が浮かんできた。

この富士山と構図はどこかで見たことがある形だからだ。


三十六景のうちの、どこからだろうかと、順にみてみると、その中の『神奈川沖浪裏』がまさにそうだった。


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「神奈川」という地名は、JR横浜線に「東神奈川」という地名を残すように、横浜からやや北のあたり一体。

その沖となれば、今回上の写真を撮った場所、大黒ふ頭の沖合と見事に合致する。


北斎の書いた逆巻く波は、さすがに東京湾内では見られない。

東京湾でも奥深く、木更津以北まではいれば、湖面のように凪ぎの穏やかな海だが、そこからこの神奈川沖までくれば、かなりの波が出てくると感じる。それを誇張して描いたのかもしれない。





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サバンナの日没



ほら、キリンさん達も、お家へ帰っていくでしょう?


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釣果はなけれども


無事に一日がおわり、日が沈む。

その瞬間に立ち会えることも、また、幸せ。


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波頭を越えて


はじける波しぶきを見ていると、38億年も前の自分を思い出す。

やはり人は海からやってきたのだろうか。


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2008-11-22

街の紅葉と富士山


おだやかな秋....は感傷に浸る間もくれずに駆け足ですぎ、例年よりも早くコートを着出すことになった。

富士山はここ数日のあいだに、かなりの積雪があったようで、自宅からの富士山もまもなく、見える範囲全面が真っ白になってしまうだろう。


街中に目をみやれば、桜の名所では桜の葉がえんじ色に紅葉し、街路のイチョウも黄色くなり始めている。

気の早いトチノキはすでに葉を半分落としている。

いよいよ紅葉が里に下りてきた。


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2008-11-21

gmailのテーマ


昨晩深夜、眠い目をこすりながらぼーっとgmailをみていたら、なにやら新しい機能追加があるらしい。

なんだろうとリンク先を見てみれば、gmailのスキンでテーマ設定ができるというものだった。


さっそく、igoogleと同じテーマ「Tea House」にしてみた。


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「Tea House」は所在地を設定しておくことで、その場所の時間帯にあわせて情景が変わるので、おもしろい。


午前4時半頃。

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午前6時半頃。

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午前9時半頃。

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午前10時半頃。

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午後0時半頃。

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午後3時半頃。

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午後5時半頃。

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午後10時半頃。

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ちなみに、「Zoozimps」というテーマが人気らしい。

http://www.zoozimps.com/

今のところ、ここにはTOPしかないのだけど、おそらくかなりのアクセスがあっただろう。

何か仕掛けがあるかな。


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2008-11-20

街の様相シリーズ〜19『銀座四丁目・和光』


国内はじめ、海外の観光ガイドブックにも、銀座の象徴のように「銀座四丁目交差点」付近の風景が現れる。

特に時計塔をもってそびえる和光のビルは誰でも一度は、実物、または写真などで見ているのではないかと思う。


そんな和光が300日間という長いあいだ、全面改装のため、姿を隠していた。

その間訪れた人にとっては、シートの中で見えない和光のビルを残念に思った人も多いはずだ。

かなりちょくちょく訪れている私でも、和光のビルが見えないと、銀座に来たきがしない程だ。


それがこの日、ふらふらと交差点付近へ歩いていけば、付近が妙に明るい。

見上げてみれば、シートがはずされて、明るい太陽の光の下で洗浄された外壁がまばゆいばかりに輝いていた。

まだ入り口は閉じてあったが、リニューアルオープンも間近いことだろう。*1


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そしてくっきりと、鮮やかに青空にそびえている時計塔は、このデザインとしては二代目のもの。

昭和7年(1932年)年6月に竣工だそうで、その後の第二次世界大戦などを経て、連合軍に接収されたりと色々な経緯ののち、保存のための大改修工事に至ったものだ。

今年の冬の夜はひときわ綺麗な和光ビルと時計塔が見られるのではないだろうか。

青山の路地裏の粋なビストロ『プティサレ』


以前、私の住む地元にあったフレンチの店「ビストロいな」は、基礎のしっかりとしたお料理、特にグリル料理は焼き具合が絶妙で、私の好みにピッタリ。美味しいワインも常備され、と言うことのないお気に入りの店でした。

(一つだけ困った点といえば、こじんまりとした店だったために、分煙された席が無かったこと位でしょう。)

週に1度はランチでグラスワインをいただきながら、ほっと一息をついたものです。


ところがその店が閉店してしまい、とても残念に思っていました。

そのオーナーシェフが青山に店を出す、という話しを聞いていて、待ち遠しく思っていたところ、その後、オープンの案内をいただきました。

それなのに、なかなか夜に近辺にいることが少なく、夏にもオープン1周年の案内をいただいたままなとなっていたのですが、たまたま今回丁度よく付近にいく機会があって、案内のはがきの地図を便りに夜訪れてみました。


渋谷駅から青山通り宮益坂を登り切った坂上の少し先を、南に少し入ったあたり。

いまだに赤提灯の店があったりと、路地裏の良さを残す一帯の中に、赤い印象的なファサードが見えてきました。

昔、パリを散策した時に街角に見たような、気取らない、でも、小粋な店構えです。


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さっそく入って、懐かしいシェフの顔を拝見。

スパークリングワインをいただきながら、黒板にかかれた本日のおすすめ料理やメニューをあれこれ見ながら思い悩むのも、ビストロの良いところ。


ひとまず、「おまかせ前菜盛り合わせ」を頼んでみました。

スモークサーモン、リエット、パテ・・・といった4種の前菜に、キャロットラペが添えられてきます。

実は以前の店の時も、このキャロットラペが美味しく、これだけでもワインが飲めてしまうほど好きだったので、つい懐かしさを覚えてしまいました。


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次は黒板のおすすめ料理から、豚足をパン粉をつけてグリルしたもの。

「フレンチで、え?豚足?」と思ったのですが、興味津々。

出てきた御料理は香味パン粉がカリっと香ばしく、そしてかみしめればあの豚足の独特のまったりとした食感。

普段、韓国料理店などで食べている茹で豚足とはまた違った味わいですが、豚足好きにはたまらない一品です。


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エスカルゴとキノコの炒め物

写真はストロボ無しで、暗めの照明の下だったので、色合いがよくありませんが、バイ・ザ・グラスでいただいた白ワインにピッタリ。


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メインの肉料理。

骨付き肉のトマト煮込み。

こちらも、バイ・ザ・グラスでいただいた赤ワインとの相性が抜群でした。


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気がつけば、店内はすでに満席近くになっています。

途中で、予約なしでみえた4人組の方は残念ながら一杯で入ることができませんでした。

早い時間から行くか、または当日でも予約をしていったほうが良さそうです。

小粋な、でも気取らない店内の雰囲気と、美味しい料理は女性に人気なようです。

ランチ営業もしているそうですが、かなりいっぱいとのこと。


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最後のデザートは「プラムの赤ワイン煮  バニラアイスクリーム添え」


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気取らず、でもしっかりとした料理を食べたい時のお勧めです。




ビストロ『プティサレ』


http://r.gnavi.co.jp/p471700/

〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-8-3

tel:03-3797-3821

営業時間:ランチ  11:30〜15:00(L.O.14:00) 

ディナー 17:30〜23:30(L.O.22:30

定休日: 日・祝



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*1:11月22日オープンとなった。

2008-11-19

街の様相シリーズ〜18『日中の仲見世』


なぜに「日中」とつくかといえば、頻繁に浅草を訪れても、それはたいてい一献のお約束で、いつも夕刻か夜。

浅草寺をお詣りし、その後に赤い提灯を目指して進むのだから、仲見世の上空に青空をみることが滅多にないためだ。


眩しい光のコントラストに、仲見世の各店も行き交う雑踏も暗く、ひときわ青空が映えていた。


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つい最近まで、「本堂落慶50周年記念大開帳」(平成20年10月15日〜11月16日)で、「浅草寺お前立ちご本尊の御開帳」があったそうだ。

50年前の昼も、こうして青い空のもと、人々は落慶した本堂へ足を運んだのだろうか。


そういえば東京タワーも、12月23日で開業50周年を迎えるそうだ。

街の中のいたるところで、新しい息吹のようなものが聞こえていた時代だったのだろうと思う。

2008-11-17

整然とした混沌


見た目、混沌としているが、実はひどく整然としているのかもしれない。


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決壊


崩れ、漏れ、広がっていく様は、情報データのよう。


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2008-11-16

口紅の効用


ここ十数年、銀製品のアクセサリーを身につけたことがありませんでした。

なぜかといえば、すぐ表面がくすんで、さらに時間が経つと黒っぽく汚くなってしまうから。

東京の空気が汚いせいでしょうか、特に自宅前は交通量の多い、片側3車線の国道で、排気ガスに含まれる亜硫酸ガスによる酸化の影響かもしれません。

クロス(布)式の銀みがきを使って磨くと、多少は綺麗になるものの、どうもすっきりしないし、練り歯磨きで磨くと良いという話も聞きましたが、研磨剤が入っているので敬遠。

もうあきらめていたのです。


ところが、先日あるところで「銀のアクセサリーは口紅をつけて磨くと綺麗になる」という話を聞き、週末を待って試してみました。


まずティッシュペーパーに口紅を塗り、それですっかり変色してしまったTIFFANYのドロップ型のネックレス・トップを拭いてみました。

これは何かの景品でいただいたもので、一度だけ身につけ、次につけようと思ってみたら、すでに変色していたというもの。

すると.......


左:拭く前  右:拭いた後

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銀色が黄色味をおび、部分的に真黒くなっていたものが、綺麗な銀色になって輝きました。

あまりの差にビックリ。



次は昔、タイかインドネシアで購入してきた純銀のチェーン。

これも東京に戻って、一度手にとって見てから、しまっていたものを次に出したときは真鍮のような色にくすんで変色していたもの。


左:拭いた後  右:拭く前

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本当に二、三回拭いただけで、銀色が戻り、写真にとると輝いてつぶれてしまうほど。


どうも口紅の中に含まれる成分に、銀の化合物を分解する働きが含まれているようです。

数年も放置して諦めていたものが、綺麗になってしまったので、なんだか嬉しくなりました。


ただ、アクセサリーの形や形状によって、拭く物を選んだほうが良さそうです。

ティッシュペーパーは柔らかくて良いですが、複雑な細工のものは、すぐ破れてしまいますから、柔らかな布が良いかもしれません。

カット綿では、チェーンなどに引っかかって、具合よくありません。

狭い場所は綿棒に口紅をつけ、クルクルと回して拭くと簡単です。

口紅の色は特に何でも構わないようですが、濃い赤だと、色がのこって拭き取る手間が余計にかかるので、なるべく薄目の色の方がよさそう。


他にも、重曹水につける、塩水の中にアルミ箔をいれて、そこにつける...といった話も聞きますが、いずれも化学反応を利用するのでしょうね。

口紅による方法も口紅の中に含まれるある成分の化学反応かと思います。

もし、大変貴重なものであれば、念のため、見えない部分で試してみてからにしましょう。

(あくまでも自分で判断してください。)



一杯呑んでいるお隣に「銀製品がくすんでしまって...」と嘆いている女性がいたら、

口紅をかりて、さっとスマートに綺麗にして差し上げてはいかがでしょう。

きっと、明るい顔をして喜んでもらえるに違い有りません。




ですが......


人間のくすみだけは口紅では落とすことはできません。

2008-11-12

街の様相シリーズ〜17『浅草・煮込み通り(またはホッピー通り)』


水曜日、午後8時。

時折小雨のちらつく寒い伝法院西の浅草・煮込み通り。


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いつもは店内からはみ出して、呑みかう人、そして通りを珍しげに見ながら過ぎていく人で賑やかなこの場所も、週半ばの寒々しいこの日は1/3程度しか店が開いておらず、妙に静か。

とはいえ、一度店に入ってしまえば、いつものこの店、このテーブル、そしてホッピーに牛スジ煮込み。


「変わらぬものがある」

この安心感は赤提灯とともに、惹きつけられる一因に違いない。


人は常に新しさを求め、変化を楽しむ。

なのに、心の奧底には「変わらぬもの」を欲している。

この矛盾をそっと知りながら、今日もここへ行くのかもしれない。




(3ヶ月後の煮込み通り「浩司」へ続く)

http://d.hatena.ne.jp/tangkai-hati/20090207/1234334014




『居酒屋 浩司(こうじ)』


東京都台東区浅草2-3-19

03-3844-0612



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『プラネタリウムで「初音ミク」VJイベント−岩手大学准教授がプレー』


初音ミク」で「ただ単に歌わせるだけの面白さ」を聞くことは誰でもできる。

プラネタリウムで星空や映像を眺めることは容易にできる。


この2つのバーチャルな容易さを組み合わせることは、思いついてもなかなか公の場で実現できないだろう。

公的施設では「初音ミク」と聞いただけで、拒絶してしまうところも多いかもしれない。

盛岡市、ちょっといいかも!




 盛岡市子ども科学館(盛岡市本宮字蛇屋敷、TEL 019-643-1171)は11月15日、プラネタリウムでのVJイベント「大航海〜新たなる旅立ち〜」を開催する。

 同イベントはメディアアートとしてのVJ(ヴィジュアル・ジョッキー)について研究するDr.KENTAこと岩手大学の本村健太准教授(教育学部芸術文化課程)が企画・演出するもの。

   (途中、略)

 2006年12月と今年1月に続き3回目となる今回は、BGMに話題のバーチャルシンガー「初音ミク」を「採用」。ビジュアルアートとボーカロイドという新たなコラボレーションにも注目が集まる。作詞・作曲はすべてDr.KENTAさんが手がけた。

プラネタリウムで「初音ミク」VJイベント−岩手大学准教授がプレー

2008-11-11

この秋のお気に入り『KIRIN 一番搾り とれたてホップ 2008』


初物、新発売に弱い私です。


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いつか、このホップのふるさと、遠野へいってみたいな。

2008-11-09

スープカリー専門店『札幌DOMINICA銀座店』


札幌に出かけた際に、マニアックなスープカリー店に案内していただいて、食べたのがきっかけで、その後はスープカレーの素なるものをいただき、自分で作って食べることはありましたが、東京でスープカリーを食べることは滅多にありません。

店そのものもあまりないし、どうもピンと来なかったのです。


先日、知人の個展を京橋に見に行った帰り、銀座方面に歩いていたらカレーの香り。

どこだろう、と思って周辺を見上げてみつけたのが、この店でした。

次回、機会があれば、是非食べてみようと思っていたのですが、今日、たまたま有楽町まで脚を運び、おなかがすいたのが5時頃だったので早速行ってみました。


札幌DOMINICAの銀座店ということで、地元札幌にもある店なのだろうと思い、札幌の方の話を聞こうと思っていたら、すでにこちらの「東京わんこ」で話題が。

http://www.tokyowanco.info/2008/09/post_218.html


事前に仕入れた情報で、頼むものはだいたい決めていったのですが....


1.オリジナル“ 定番の黄色 ”

  トマトの酸味 “ 情熱の赤 ”

  とんこつベース “ 漆黒の黒 ”の三種類のスープ

  →オリジナルにしようか...と思っていましたが、

   トマトの酸味に惹かれました。


2.チキン 、ポーク 、トントロ 、野菜、チキン野菜、魚フライ

  →今まで食べたものと比較するなら、

   チキンで行くのでしょうが、つい野菜を。


3.辛さ

  →10段階で、2が標準とのこと。3の辛口にしてみました。


4.トッピング

  →今回はあえて無しで。


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トマトベースのスープは思ったほどの酸味もなく、どちらかといえばトマトシチューをさらりとさせた感じ。

フライドガーリックがアクセントに効いています。


野菜は、オクラ、カボチャ、ジャガイモ、レンコン、人参、もやし、大根、茄子、ヤングコーン、ブロッコリー、タマネギ、椎茸、水菜と種類が多く楽しめました。

ただ、いまで沢山のスープカレーを食べているわけでないし、自分で作る場合も自己流なので、何がスタンダードなのかは判りませんが、もやしと大根はどうも食感にあいませんでした。

また、さっと素揚げにした野菜を頭に描いていたせいもあって、どうもカレー鍋のような感じがしてしまいました。

(あとで某所でいただいたコメント「水分の多い野菜はスープカリーにはあわない。。。。」もやしも、大根も、なるほどその通り。)


「辛さ『3』は『辛口』」とありましたが、ちょっと辛みが効いているかな、という程度で、最後まで水を飲むこともなく食べられてしまった辛さ。

もし次回食べるようなことがあれば、4か5にしてみようかと思います。


店内はテーブル席が4つにカウンターのみ、5時に入ってまもなく、次々人が入り、スープカリーが運ばれてきた頃には、すでにテーブルが全部埋まってしまいました。

店内は暗く、写真もストロボ無しでは限界で少々ぶれてしまっています。

バーなどで雰囲気を出すために暗くすることはあっても、スープカリー専門店で食べようとしている野菜が何かよく見えない程のこの暗さは必要でしょうか。

店に入った時、すぐに「いらっしゃいませ」の声がなく、「あら...いけない時にきちゃったかしら」と一瞬不安に。

入り口すぐのテーブルに一人、食事をしていた男性がいたので、すぐ安心しましたが、オーダーをとりにきてくれた女性はどうも、カウンターの端で夕食の途中のようで、そのせいだったのでしょうか。

ちょっとご機嫌が良くないように思えました。

味は良いのですから、もう少し店の雰囲気も明るくていいのに....と思った次第。


とにかく、スープはコクがあるのに、さらりとして、とても美味しかったのが印象的でした。




スープカリー専門店『札幌DOMINICA銀座店』


東京都 中央区 京橋3-4-1 TM銀座ビル2F

03-3231-1347

ランチタイム 11:00〜15:00

ディナー 17:00〜25:00


17時少し前に入ったら、すでに食事をしている先客がいました。

週末はランチとディナーの間のお休みがないのかもしれません。




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2008-11-08

土手の花


自宅のすぐそばに、古い、いい趣の教会があります。

そこの土手には毎年、お彼岸にあわせて必ず、曼珠沙華が咲くのですが......

ここ数日、とおりかかるとその土手の同じ場所に、なぜか彼岸花のような赤い花。

彼岸のころ、一時的に気温が低くく、最近はまた例年より気温が高いので、

間違えて今頃咲いてしまったのか?と思っていました。


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ところが土手に近づいてみると、あれれ?

すっと長い茎が伸びて、その先に赤い花がついているのは、曼珠沙華とそっくりですが、花を良くみると曼珠沙華とはちょっと違う?!

曼珠沙華なら、花の中心から長いおしべが沢山でていますよね。

でもこれはそうでないし。

花と一緒に葉も出ています。

彼岸花の仲間のリコリスの一種でしょうか?



ずっと気になっていたので、今日はコンデジカメラを持って土手に近寄り、ズームで撮ってみました。


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なんだか「アマリリス」のような気がします。

アマリリス彼岸花の仲間だそうですが、花の時期は夏場だそうです。

だとしたら、やはりおかしな陽気で狂い咲き?!


この花の名前、どなたかご存じないかしら。




そいえば、小学校の頃、「アマリリス」という歌をうたった方が多いと思いますが....


アマリリス

岩佐東一郎作詞・ギース作曲


みんなで聞こう

楽しい オルゴールを

ラリラリラリラ

しらべは アマリリス

月の光

花園を あおく照らして

ああ 夢を見てる

花々の眠りよ

フランスみやげ

やさしい その音色(ねいろ)よ

ラリラリラリラ

しらべは アマリリス


「しらべは アマリリス」ということは、「アマリリス」という曲があったのかしら...

またまた謎です。




(追記)

「ネリネ」という花に似ているとか。

ネリネも彼岸花の仲間のようです。


さらに、自分でも調べたのですが、花の形、付き方がどうも「ベラドンナ・リリー(本アマリリス)」に似ているようでもあります。

ベラドンナというと、猛毒の茄子科の別の花ですが、こちらはアマリリス属。


似ているものが結構ありました。

交配種もあるようなので、ピッタリ同じ花でないことも。

彼岸花の仲間...ということで、とりあえず納得です。

2008-11-03

『特別純米酒 ひやおろし 吉乃川』


朝晩はひんやりと感じるような季節になったので、鍋にしてみました。

お供は先月後半に長岡へいった際、T橋さんからいただいていた『特別純米酒 吉乃川 ひやおろし』。

いつもの「吉乃川」という文字に、紅葉が数枚散ったシンプルなラベルですが、やってくる秋の寂しさをほのかにあらわすかのようで、かえって印象深いのです。


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新潟県産米の「五百万石」を100%使った純米酒を夏の間熟成させ、秋の声をわずかに聴く頃、9月に生詰めをした「ひやおろし」。

まさに新潟の秋のお酒、そして秋の楽しみです。

辛くもなく、甘くもない、丁度良い頃合いの日本酒度で、秋口からの色々な味覚に併せやすいまろやかさ。

春には桜を愛でての一献も良いですが、こんなお酒とともに、秋を味わうのも一興でしょう。





吉乃川といえば、昨年の5月に長岡市内にある、この蔵元を訪れたことを思い出しました。

創業1548年といいますから、もう460年も酒造りを続けている長い歴史の蔵元です。

敷地内にある「酒造資料館 瓢亭(ひさごてい)」で酒造用の米の種類や酒造用具を見て、そのあと工場の一部とさらに道路を隔てた古い蔵を拝見してきました。


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吉乃川株式会社


〒940-1105 新潟県長岡市摂田屋4丁目8番12号

TEL:0258-35-3000 FAX:0258-36-1107



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