春の讃岐うどん&こんぴら歌舞伎行脚その8『古民家改修の現場をみる、そして「Bar Motore(バール・モトーレ)」でカプチーノ』


(春の讃岐うどん&こんぴら歌舞伎行脚その7『まんのう 〜山内うどん〜』 より)


案内をしてくださっているI田さんのところで設計をしている、飯山町にある古民家改修の現場を見せていただきました。
築約100年という木造民家を改修し、さらに100年住まえる家にという発想は「勿体ないお化け」を沢山飼っている私としてはとても素晴らしく思えます。




床は床組から外して、新たに組み直し、鴨居や敷居、軒といった痛みの激しい部分も新規のものにかえています。
玄関からはいった部分の中二階は床板が新しくなっています。
その上の受け梁は交換しているようですが、これがなんと新しい木材ではなく、別にあった納屋の古材を使っているとのこと。


この小屋組、大梁も小梁も立派な丸太です。
とても100年の歳月を経過したものとは思えません。



一部新しい材料を使った際にでた、鉋(かんな)くず。
木の香り一杯で、なんだかお醤油をかけて食べてしまいたい......




改修工事の隣ではもう一棟、新築の家屋の工事も行っていました。
上棟の際に祀った、幣束。
最近は自宅近くで住宅の建築も見かけなくなり、子供の頃によくお餅やお金を拾いにいった上棟式が懐かしく思い出されました。



この日は良く晴れ、かなり気温も上昇。
現場にいるとジリジリと日焼けしていくような暑さを感じました。
夜は美味しい御料理での一献が待っています。
喉も渇いたし時間があるので、お茶を一杯...ということで、善通寺にあるイタリアン・バール『Bar Motore(バール・モトーレ)』という、バリスタさんのいるお店へ行きました。


周囲はのどかな田園を走っていると、突然左折して細い路地へ入っていきます。
どこへ?!と思うと、目の前に現れたのが赤い庇の建物。



一歩はいると、カプチーノの軽やかな香りが漂う店内。
夕食が気になりつつも、ついチーズケーキも頼んでしまいました。



カプチーノを頼んだ人のお楽しみはこれ。
崩して飲んでしまうのが勿体ないようですね。




(春の讃岐うどん&こんぴら歌舞伎行脚その9『「うどん明水亭」でうどん会席〜1〜』 へつづく)





『Bar Motore(バール・モトーレ)』


バール・モトーレのblog
http://barmotore.blog45.fc2.com/


香川県善通寺市与北町881-5
TEL/FAX: 0877-63-5226
営業時間:7:00〜18:30 (土曜日23:00まで)
定休日: 水曜日(祝日の場合営業)



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