妖艶なラベンダーの香りに包まれて迷うことなく我が道進め。

おはようございます。
曇り空の千葉の朝です。
庭にはラベンダーが咲いて、いい香りを漂わせてくれています。
昨日、霊園の近くのラベンダー栽培地にも行ってきましたが、もう一面の薄紫でした。車の窓を開けて走ると、いっぱいの香りが飛び込んできましたね。
大好きな香りです。


さて今日は今から、原稿書きを始めましょう。
昨日もわずかに推敲を重ねましたが、不思議なもので、こんなつまらないものという嫌悪感と、よく書けたねという気持ちのせめぎ合いが葛藤し続けます。
それでもコツコツと前に進めなければなりませんが、情緒は不安定のままに落ち着きません。
これは小説のようなものに限りません。昔から書いている解説本やビジネス本についても同じことでした。
ここしばらくは書き物をしていませんでしたから、ようやく10年以上振りの葛藤です。特に、解説本やビジネス本は調べごとと並行しますから遅々として進まない葛藤も生まれます。
けれどこれを乗り越えて進む、その粘り強さと精神力が、今ある仕事への粘りに繋がってきたんだと感謝しています。決して諦めない、ということを。
一生かけて実現できれば、諦めたことにはならないということを。


さあ、取り掛かろう。
昨日からのわずかな読書は、俳句いきなり入門、という新書版。


1332現在。noonさんを聴きながら。
ずっと推敲を重ねている。もう数度の折り返しが終わり、また新しい目で頭から。
後半に、これまでの詩歌を織り込んだ。小説にこのような素材を使うのもどうかという気がしないでもないが、恋い焦がれる想いが伝わるならばと思って使って見た。


俳句いきなり入門、という本はとても変わっている。
伝えたいことなんか俳句にするな。そんなことなら俳句じゃなくって短歌や詩を創れというものだ。
面白い本だな。惹かれて読み続けている。
自分には伝えたいことが一杯あるので、とても俳句には向かないだろうが、その拘りと形式には関心が湧いてきている。
この本は、Facebookで紹介されていた、知の逆転の隣にあったので調達したものだったが、知の逆転より先に読み始めている。


さあ、ゆったりした午後、推敲を重ねよう。豊な午後であり、物語に心揺れる午後である。


1541現在。
僅かな時間だったが、洋画のshall we danceを観た。最後の場面で涙が溢れて止まらなかった。パートナーへの思いが十分すぎるほど伝わってきた。


1833現在。
ようやく一日が終わる。今日は飽きるほど推敲を行った。結果、作業に飽きた。
この2日丸々仕事がこず、好きなことだけに没頭できた。こんな日の一日の時間は結構長いんだよね。
明日からの週は、先週の詰めでさほどに慌ただしいことはないが、いよいよ年に一回のナレーションの吹き込みが始まる。今年はこの仕事の前に大きく体調を崩すこともなかったので、余裕を持って取り組めることがありがたい。
今週ようやく、激論を戦わした相手と酒を飲める。お前のことを本当に心配しているんだ。その分言葉は厳しいぜ。覚悟しいや。


1919現在。
もやサマーズが始まった。懐かしい浅草橋だ。95年だったか、前職の本社を恵比寿から蔵前に移した。毎日蔵前と隣駅の浅草橋を行き来していた。
おもちゃ問屋の街で、季節変わりの都度都度に懐かしいおもちゃが街を飾っていた。事務所の入ったビルの前は、花火屋さんだったな。
毎日のように部下と飲みに行ったのは浅草橋のガード下の焼きトン屋さん。
丁度、Windows95が登場した時で、部下共々プロバイダー事業を立ち上げるための計画に夢中だったな。いつも飲みに行って情熱を戦わしていた。
小さな鄙びた飲み屋さんが多くて、渡り歩いたものだ。うちに帰るのはいつも終電近くだったし、乗り遅れれば事務所で泊まった。