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プロフィール

tanipro

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映画感想ブログだったんですが更新停滞中。記録のみになってきてます。

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たまに記録に使ってるだけで、ほとんど見てません。
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キネマ旬報東京友の会会員。 モノノフ=ももいろクローバーZのファン。ファンクラブ会員。 前のtwitterアカウント(tanipro)が使えなくなりました。新しいアカウントは(newtanipro)です。
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◎◎2010年から双葉十三郎先生が使用していた映画採点方式を下敷きにしたものを使っています◎◎
採点例・・・100点満点は無い。☆☆☆★★以上がオススメ作品。
☆☆☆☆★以上(ダンゼン優秀・超ゴイスー)・・・「息もできない」「エリックを探して」「ヘヴンズ ストーリー」「パーマネント野ばら」「悪人」「青いソラ白い雲」「この空の花 長岡花火物語」「横道世之介」「恋の渦」「ゼロ・グラビティ」・・・など
☆☆☆☆(ダンゼン優秀・ゴイスー)・・・「冬の小鳥」「ヒックとドラゴン」「彼とわたしの漂流日記」「イエローキッド」「ヒミズ」「ロボジー」「ダークナイト ライジング」「レ・ミゼラブル」「ジャンゴ 繋がれざる者」「華麗なるギャツビー」・・・など
☆☆☆★★★(上出来の部類)・・・「キック・アス」「信さん 炭坑町のセレナーデ」「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」「夢売るふたり」「リンカーン」「テッド」「オズ はじまりの戦い」「ザ・マスター」「舟を編む」「中学生円山」「そして父になる」・・・など
☆☆☆★★・・・「酔いがさめたら、うちに帰ろう」「ヒーローショー」「闇の列車、光の旅」「世界にひとつのプレイブック」「共喰い」・・・など
☆☆☆★・・・「エクスペンダブルズ」「ゴールデンスランバー」「莫逆家族 バクギャクファミーリア」・・・など
☆☆☆(水準程度)・・・「北のカナリアたち」・・・など
☆☆★★★(水準以下だが多少の興味あり)
☆☆★★以下(篤志家だけどうぞ)

2014-04-29 「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」(矢口史靖監督作品)

「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」(矢口史靖監督作品)

出演 染谷将太長澤まさみ伊藤英明優香西田尚美マキタスポーツ柄本明

東宝試写室

座席位置 最前列中央

評点・・・☆☆☆★★★ 上出来の部類

神去なあなあ日常 (徳間文庫)

神去なあなあ日常 (徳間文庫)

以下、facebookより転載

東宝日比谷試写室で試写、矢口史靖監督最新作『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』観ました。矢口史靖監督はいまの日本映画界では毎回新作を楽しみにしてる、信頼してる映画監督のひとり。

おもしろかった!上出来の部類です。公開前なんで内容に触れないようにしますが、2つほど前もって注意点。エンドロール終了後にオマケがあります。だからエンドロール途中で帰らないようにしてください。あと、原作では説明してますが、映画では説明過多になるのを避けたのか、「なあなあ」という言葉を説明してませんでした。原作読まずに観る人は、なんとなくニュアンスで捉えても全然問題ないと思います。

ウォーターボーイズ』以降、『スウィングガールズ』『ハッピーフライト』『ロボジー』と続いてきた矢口コメディの系譜のひとつに入る作品だと思いました。原作モノですが、原作を忠実になぞりつつ、原作に縛られて窮屈になることなく、丁寧に伏線を貼ってギャグを散りばめて展開、原作と変えてきたシーンが「田舎モノ」と「都会モノ」の差異を際立たせる大きな要素となってました。

終盤間際のお祭りシーンの撮影はなかなかにダイナミック!これ以上は言うまいか。吉田恵輔監督の『銀の匙 Silver Spoon』あたりと比較されそうな作品です。

ちなみにアレ?と思ったのは、今回フジテレビじゃなくてTBSなんですね。あとエンドロールに「アルタミラ・ピクチャーズ」って出てこなかった。

5月10日よりロードショー。

2014-04-28 「野のなななのか」(大林宣彦監督作品)

「野のなななのか」(大林宣彦監督作品)

出演 品川徹常盤貴子

シネマート六本木大林宣彦監督登壇)

座席位置 最前列右寄り

評点・・・☆☆☆☆★ ダンゼン優秀!超ゴイスー

以下Facebookより転載

シネマート六本木で試写、大林宣彦監督最新作『野のなななのか』観ました。日本映画界が誇る天才の新作は、名付けて「シネマ・ゲルニカ」らしいです。色々と凄過ぎて超ダンゼン優秀。

のべ171分、第15章にまで及ぶシロモノ。ネタバレもヘッタクレもないような映画ですが、公開前なんで内容にふれずに書きます。

名声も既に手にしているジイサマ監督が作るメッセージ映画として極めて正しい。山田洋次監督なんかより正しい。宮崎駿監督よりも正しいね。言いたい放題。こっちが「ん?いま何言った?」って反応してるうちには「ツッコミなんか入れさせねえぞ!」といった具合に既に次のカットに移っている。この映画、いったい並の映画の何倍くらいのカット使ってるんだろう?驚異的なカット割りの繰り返しで、普通の会話カットですら大活劇化。

「時空」も「生死」の境界線も完全に飛び越えた、老齢期を迎えた大林監督の代表作になりそうな作品。安達祐実さんの使い方が素晴らしい。

前作「この空の花 長岡花火物語」の姉妹品みたいな映画です。

※めちゃめちゃ集中力が要求される映画なので体調の良い日に観に行ってください。スクリーンで圧倒されてください。

5月10日より北海道先行ロードショー。5月17日より全国順次ロードショー。

2014-01-30 「スノーピアサー」(ポン・ジュノ監督作品)

「スノーピアサー」(ポン・ジュノ監督作品)

出演 クリス・エヴァンスソン・ガンホ

ジャパンプレミア試写

角川シネマ有楽町

座席位置 後方右寄り

評点・・・☆☆☆★★★ 上出来の部類

以下、Facebookより転載

ジャパンプレミア試写でポン・ジュノ監督『スノーピアサー』観ました。一足先にスノーピアサーに乗車。おそらく世界中が注目している天才映画監督の新作、早速感想を書きます。

「天才」の新作は、賛否両論真っ二つ間違い無しの、ヘンテコ映画でした。少なくとも、似たようなことを語っていた昨年の同種SF、ニール・ブロムカンプ監督『エリジウム』よりは、オレは評価します。

日本では発売されていないフランスのコミックが原作のSF映画で、氷河期に見舞われた近未来の世界で走り続ける列車の中の、上流階級と下級階級間の闘争というもの。

既視感ありありで、古臭い使い古されたようなテーマな上に、ちっとも想像力を掻き立てられない奥行きの無い世界観。「寿司屋」とかありえない。散々日本人観客に突っ込まれるでしょう。それを強引に2時間引き延ばして語り切る、剛腕活劇監督としての手腕を褒めます。

ただ、話が列車内という空間に限られているせいか、彼の自由な表現力が縛られてしまった気も、しないではない。何度も繰り返し観た「グエムル 漢江の怪物」の怪物登場シーン、「母なる証明」衝撃のラストシーンのような、驚愕のショットは無かったです。

なので、過剰な期待をしないで「乗車」したほうが良いです。

ちなみに、一見重要そうな人物が次々と物語から消えていくというのも不思議。チラシ・HPではわからないけど、「グエムル 漢江の怪物」でも共演していたソン・ガンホとコ・アソンの組み合わせが意外と重要なキーパーソンなので注目して観てください。

ちなみにプロデューサーは同じく韓国の天才、パク・チャヌク

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2014-01-21 「大統領の執事の涙」(リー・ダニエルズ監督作品)

「大統領の執事の涙」(リー・ダニエルズ監督作品)

出演 フォレスト・ウィテカ―他

アスミック・エース

座席位置 後方中央

評点・・・☆☆☆★★★ 上出来の部類

以下、Facebookより転載

アスミック・エース社で2/15公開リー・ダニエルズ監督「大統領の執事の涙」観ました。帰り道で偶然アスミックの社員に出くわし、「いかがでしたか?」と唐突に聞かれたので、「邦画で言ったら『舟を編む』みたいな、働く人間の映画として見ごたえがありました。」と答えました。良く考えたら「舟を編む」もアスミック配給作品だったよ。

というわけで、上出来の部類です。散々語られてきた人種差別問題をテーマにしてる映画なんですが、そういった「働く人間映画」として観ると楽しんでいただけるのではないかと思います。この監督の前作「ペーパーボーイ 真夏の引力」みたいに、ニコール・キッドマンが少年に放尿するといった変態描写はございません。というか、この監督の作品では一番良いです。

フォレスト・ウィテカ―、熱演。夫婦と親子の関係の行く末にも注目して観てください。さりげなくレニー・クラヴィッツとマライア・キャリーが出演しているので観逃さないように。個人的にはニクソン大統領をジョン・キューザックが演じていたのがツボでした。

舟を編む 通常版 [DVD]

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2013-11-09 「かぐや姫の物語」(高畑勲監督作品)

「かぐや姫の物語」(高畑勲監督作品)

よみうりホール

座席位置 最前列右側

12/31 ユナイテッドシネマとしまえんで再見 

座席位置 前方中央

評点・・・☆☆☆☆ ダンゼン優秀!

2013-08-20 「悪いやつら」(ユン・ジョンビン監督作品)

「悪いやつら」(ユン・ジョンビン監督作品)

シネマート六本木

座席位置 前方左寄り

評点・・・☆☆☆★★★ 上出来の部類

以下、facebookより転載


過日、試写でユン・ジョンビン監督「悪いやつら」を観ました。上出来の部類。イイ邦題。刺激が欲しい人にオススメ。

韓国映画で「極道」という言葉を聞くとはネ。韓国は次から次へと凄い映画が出てくる。

韓国独特の血縁関係(これが重要な点になってる)に慣れるまで少々時間がかかったけど、ピリッと香辛料が効いてて「生きがいい」映画。サラインネ。お隣韓国の現代史も観てとれます。

極道でも一般人でも無い半端者でズル賢いチェ・ミンシク(デブの方)と、ガチ極道のハ・ジョンウ(ヒゲの方)の関係性を描くヤクザドラマ。

(北野武監督が「アウトレイジ」「アウトレイジビヨンド」でやってたけど)日本の映画監督があまりやらなくなった、深作欣二・笠原和夫路線の映画。うーん、久しぶりに「仁義なき戦い」とか観たくなったぞ。聞いた話によると監督は日本の映画監督ではイマヘイが好きらしいけど、深作欣二は絶対チェックしてると思います。

女性はほとんど出てきません。マジ男クセェ映画です。てか、「面構え」の凄い男ばっかり出てきます。味つけが濃過ぎてゲップが出そうになります。「ノーカントリー」のハビエル・バルデムみたいな髪型のヤツとか強烈。

当初はDVDスルーされそうだったけど、「ベルリンファイル」が日本で当たったりしたことで劇場公開に踏み切ったとか。8/31より公開。

2013-07-31 「少年H」(降旗康男監督作品)

「少年H」(降旗康男監督作品)

よみうりホール

座席位置 前方左端

評点・・・☆☆★★★ (水準以下だが多少の興味あり)

2012-07-24 「桐島、部活やめるってよ」(吉田大八)

「桐島、部活やめるってよ」(吉田大八)

試写会

評点・・・☆☆☆★★

Twitterより転載

これ宣伝間違ってませんかね?大仰な文句で煽ってるから、構えて観たんで肩透かしくらった感じ。部活青春群像劇といった感じでした。吉田大八監督の中では私的にはイマイチでしたが、自分の経験と重ねて観ると楽しいかも。

すごくどうでもいいけど大後寿々花氏を観てて、あんな子がいたなら吹奏楽部に入っておきゃよかったと、自分の人生を後悔した。

公開当時書いた前作「パーマネント野ばら」の感想。超本気出して書いたものです。

http://d.hatena.ne.jp/tanipro/20100524

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ [DVD]

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クヒオ大佐 [DVD]

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パーマネント野ばら [DVD]

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2011-01-25 GANTZ (監督佐藤信介)

GANTZ (監督佐藤信介)

試写会 座席位置前方右端

出演:二宮和也 松山ケンイチ他

評点=☆☆☆(水準程度。後篇に期待できる)

原作未読。苦手な「設定追加映画」である。

僕が「設定追加映画」と呼んでいるのは、ざっくり言えば世界観を描くために度々「ここではこうである」みたいなことをチビチビと説明しながら追加してストーリーを進める、「インセプション」みたいな映画である。

説明書を誰かが読んでるのを横で聞きながらゲームをしている感覚に近い、そんな映画のことだ。

しかしこの映画では、謎がいくつかそのまま後篇に残されているとはいえ、前後篇に分けたことが功を奏したかウルサくない。好感が持てる。

どんな謎が残されたか、については、公開前なことを考慮して伏せる。そこを後篇でどうするか、楽しみになってる前篇だったと思う。

前篇の中心にいる登場人物は、相互の関係が魅力的なドラマだった。しかしこれも「なぜ?」の部分が残ってるので、それも後篇でどうなるか。

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ところでこういう書き方だと、ありがちな「前篇と後編で分けただけの詐欺まがいの映画」のようだけど、詳しくは書かないが前篇で既に登場人物たちの中に成長があったり失うものがあったり・・・ということが起きていて、かなりドラマが動いてるので、興味がある人、または登場人物の誰かが目的という人は観ておいた方が良いと思う。

格闘シーンの見せ方に工夫が足りずやや凡庸なのは残念だけど、物語は軽快に進んでいる。後篇をどう描くかで、「デスノート」のような、結果的に魅力的な二部作になるかもしれないし、逆に終わるかもしれない。

俳優陣では主役二人がやはり良い。二宮クンがピョンピョン飛んでるのを観て、パク・チャヌク監督の「渇き」を思い出した。女優陣では前篇では意外と吉高由里子氏の登場が少なかったが、新人(だよね?)の夏菜氏が格闘シーンも多い中で活躍。

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それにしても、松ケンが血しぶきまみれになるほどのグロ場面があって驚いた。カット不可能なシーンだと思うんだけど、テレビ放送の際大丈夫か、なんて余計な心配をしてしまった。

渇き [DVD]

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インセプション [DVD]

インセプション [DVD]

でも、どこかで「マンガ原作にしては、結構良いのか。」くらいに考えていたが、映画誌の評やいくつかレビュー読んでると、確かに命に関する考え方とか、どっかオカシイよなあ、と思った。原作自体がこうなのかもしれないが、仮にそうであっても、ならば映画で補填すべきだし。「マンガ原作にしては」みたいな先入観を持ってる時点で、僕は甘いんだね。

キネマ旬報 2011年 2/1号 [雑誌]

キネマ旬報 2011年 2/1号 [雑誌]

2010-12-12 ばかもの

ばかもの(金子修介)

有楽町朝日ホール

ばかもの 日本映画

座席位置:真ん中右側

監督:金子修介

脚本:高橋美幸

出演:成宮寛貴 内田有紀他

撮影:釘宮慎治

美術:高橋俊秋

音楽:MOKU

原作:絲山秋子

製作総指揮:植村伴次郎

エグゼクティヴ・プロデューサー:奥山和由

公式サイト:http://www.bakamono.jp/

配給:ゴー・シネマ

好感度点数=☆☆☆★★★

感想追記

ばかもの (新潮文庫)

ばかもの (新潮文庫)

いまや日本映画界最注目の女優さんと言っても過言ではない(少なくとも僕にとっては結婚後も最注目)満島ひかり氏は、園子温監督「愛のむきだし」で飛躍、と思ってらっしゃる方々も多かれと思いますが、僕にとっては「プライド」で飛躍、だったりします。

いきなり本筋から遠ざかったけど、快作「プライド」の金子修介監督新作。

また話が脇にそれますが、舞台挨拶つき完成披露試写会で観たので、舞台挨拶の話から。

舞台挨拶付きの試写に行ったのは「20世紀少年」三部作の完結編以来しかしあの時はラスト10分程度を観せてもらえないという珍試写会だった・・・そんなんで仮に感想求められても困るよね・・・当日友人に言われて初めて知った・・・しかも監督が来てなかった記憶・・・挙句不在の説明も無かったような・・・

またまた話がそれました。

舞台挨拶に登壇されたのは監督と成宮寛貴、内田有紀両氏。見渡したところ若い女性が多かったような。登壇した瞬間「きゃー!」です。

実は監督をナマで拝見するのは「したまちコメディ映画祭」に続き本年二度目

プロデューサーに漫才師か、と言われた」みたいなことを言っていたけど、上下紫色のスーツに身を包んだ成宮氏がちょっとボケ担当。まあボケでもカッコいいんですよね。ガキの頃からの内田氏のファンであることを暴露。「オーンリユーウウォウウォウウォー」って歌ってました、知ってます?

実は僕もガキの頃内田有紀氏好きで、某チョコレートで当たったテレフォンカードも持ってんだぜ。

だからナマ内田有紀氏観れて嬉しかったね。

ああ、舞台上にはダルマも登場。ダルマ。

そろそろ本題に。

僕はこの映画、金子修介監督版「ぐるりのこと。」と言える気もしました。愛し合う2人とその時代を描いてるということで。

もちろん上記した点に共通するものを感じただけで、作り手が異なれば全く別の映画ですがね。

ぐるりのこと。 [DVD]

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原作は絲山秋子氏の小説ですが、未読。

この映画、20代〜30代の男女には特に良いかもしれない。好きです。

映画は、あるヒットソングが流れて始まります。この映画、「ポップソング」が重要な事柄のひとつと思いました。要するに時代を描くキーとなってる。

大学の出来がヨロシク無いいい加減な学生である成宮氏演じる青年が、内田氏演じる年上の女性と出会ったことから発する物語ですが、学生時代はちょっとノリがポップというかキュート

冒頭のあの曲がそれを予兆してたのかも。

ここから内容に少し深く踏み込みます。御注意を。

けれどオトナになってからは、一転して緊張感が増す。シビアな世界を映し出す。

たびたび字幕等を併用して時代を同時に語りだしたりするわけですが、こういう面でも映画中盤から何と言っても重要になるのは中村ゆり氏演じる女性。彼女のやってるデイトレードに加え新興宗教という点。末路が哀しい。監督の社会に対する厳格な視線を感じる。

一方成宮氏と言えば社会に馴染めずアル中になって堕ちていく・・・

どうしても成宮氏に共感してやまなかったです。実は僕もダメ学生で留年経験もあるし、会社入ってしばらくしてから仕事で色々あったことも思い出しました・・・アル中にはなってないですけど。

ちょっと前に「オカンの嫁入り」という映画で、宮崎あおい氏演じる女性が電車に乗れないというシーンがあったけど、(セクハラされてないけど)あれも似た経験があって、わかるなあ、と。

オカンの嫁入り[DVD]

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同世代の人間としては成宮氏は見事変化を演じきってると思いました。素晴らしい。

この映画はセックスに関しても言及してるわけですが、そういった映画は個人的に苦手だったりすることが結構あるのですが、この映画に関しては他にも魅了される面があってか好きです。

家族の視点が暖かい。観終わった後気持ちいい。

※氏の小説は「エスケイプ/アブセント」と「ダーティ・ワーク」は読んだことがあります。多分後者が傑作と言われてそうな気がするけど、僕は前者が好きです。

エスケイプ/アブセント (新潮文庫)

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ダーティ・ワーク (集英社文庫) (集英社文庫 い 66-1)

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Only You

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