え?福島兄、浅田監督ブリジストン・アンカー離脱、チームは国内活動に転換
EPOテストについて、カピバラさんより情報
11月27日の日記でUCIが現行のEPOテスト方法に自信を深めたことを心配する記事を書きましたが
この日のコメント欄にカピバラさんが関係記事を解読された情報を寄せてくださいましたので、ご参照ください。
私が↓の記事で手をつけようがなかった9月23日の記事「EPOテストの落とし穴」の主旨としては
・EPOの検出には、蛍光抗体を用いた抗原抗体反応を用いる。
尿サンプルに蛍光反応があれば、EPOが含まれているとわかる。
・持久系のスポーツアスリートの場合、
EPOでもないのに抗体と反応を起すタンパク質が
尿中に含まれることがある。 (byカピバラさん翻訳)
ということではないか、だそうです。。
カピバラさん、どうもありがとうございます。。
現行のEPOテストについてCN記事から
CNでこれまでEPOテスト関係に関して取り上げた記事が列記されていたので、荒くてすみませんがざーっとながめてみました
http://www.cyclingnews.com/results/2000/sep00/oly00/news/drugaug2.shtml
シドニー五輪においてIOCのメディカルコミッションがEPOテストを承認(CN2000年8月2日)血液検査のあと尿検査。
www.cyclingnews.com - the world centre of cycling(CN2002年)DynEPOという新種のEPOは従来のテストでは発見されないと。新規の血液テストは複雑でコストがかかりすぎるとUCI幹部
www.cyclingnews.com - the world centre of cyclingEPO test called into question(CN2005年8月3日)
www.cyclingnews.com - the world centre of cycling(CN8月9日)
- Catholic University in Leuven, Belgium (KUL) のリサーチャーたちは現行のUCIのテストではあまりに多くのたんぱく質の種類を検出してしまい、誤ってEPOを摂取していないのに陽性としてしまう危険性を指摘した。
- 2004年のレースでEPO陽性とされたRutger Bekeというトライアスリートの件でKULが調査したところ、検出されたタンパク質は彼自身から生み出されたものであった。サスペンションは撤回
- WADAのドイツにある研究機関では検査の改善法につき調査中。
www.cyclingnews.com - the world centre of cycling(CN9月15日)さらに二人のトライアスリートVirginia BerasateguiとIb?n Rodr?guezが誤ったEPO陽性判定を受けたとして彼らのアドバイザーDr. I?igo Mujikaがテスト方法への疑問を示す
- 8月31日以降WADAの指示でEPOの評価基準が改訂された模様
- ただ同ドクターによれば
判定基準が改訂されたとしても現行の検査法ではEPOテストに有効ではないlack of specificity of the antibodies they use, causing cross reactivity with urinary proteins は依然として残り、全世界のアスリートたちは誤った判定の危険にさらされている
www.cyclingnews.com - the world centre of cycling(CN
2005年9月23日)EPOテストの落とし穴
- (これ、けっこうキモになる資料だと思うのですが、私には歯が立ちません。苦笑)