tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

疾風マーティン


クリテリウムの前。ダン・マーティン。世界選よりもロンバルディア、と調子を上げて臨んだジロ・デ・ロンバルディアでは優勝候補に挙げるところもあったらしいが、落車してしまった。来日しなくなるのではと心配したが、負傷はたいしたことがなかったらしく、無事来日。ということで文句なしの優勝候補。

  • この時点ではどちらかというと隣の長身ヴァン・スーメレン*1にサインや写真を頼むファンが多かったかも。マーティンは不思議な存在感だった。

ステファン・ロッシュの甥ということだったけれども、顔は似てないのね。

  • 友達2人と一緒に、写真撮らせてください、というとこの表情。


笑顔〜。(すみません、自分たちをカットしたら短冊形になってしまいました)

クリテは、後ろのほうでゴール。力温存。

日曜日。スタート前、テントエリアにいるとやはり優勝狙いということで、ガーミンチームの緊張感といったらなかった。(写真なし)で、スタートラインではサクソバンクの選手と談笑。

田野交差点。ガーミンがコントロール(いろんな展開についてはここでは略)

その後スタートゴール地点に戻ってくると、マーティンのアタック!という実況の声が。テント前にTVが一台あり、リタイアした選手が観戦。マキュアンも。

もう、独走に入ろうかというころ、マキュアンは勝負ありと判断したのか、テントに戻った。
一度生でマーティンの全力疾走を見たかったので、カメラで撮れると思わなかったが、鶴からスタートゴール地点に降りてくるところに立った(残り1周)

来た!ものすごい速さ!*2

ぎゅうん、と空気を切り裂き疾走していった。

  • 今回ジャパンカップで、一番ドキドキした瞬間だったかもしれない。シャッター切りながらわあすごい、と声を出してしまったと思う。観客もしばらくざわざわしていたような記憶がある。

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このときのマーティンを何かに喩えたくて、色々言葉を捜したけれど、鬼神、とか烏天狗、とか(ごめん。。)なんだかとてもキリキリと鋭い迫力を感じたんですよ。でもレース外で本人にちかよったときは、ほわんとしてましたけど。
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レース翌日のサイン会でマーティンに、あなたの走りは本当に印象的だった、びっくりするぐらい速くて。と話しかけ、どこか日本を見て廻ったかといったら、その日の午前中神社にいって、スキヤキ(なにか違う発音をしていた)を食べたんだ!と突然表情が嬉しそうになった。
神社は、なんて名前?日光の神社?と聞いたところ、「わからない・・・」スキヤキには何がはいってた?「えーと」・・・でもその日の観光は楽しかったみたいで、なんだか突然ニコニコして饒舌に説明し始めたところがかわいらしかった(←すみません。。)

*1:顔が遠くてよく見えないぐらい背が高いけど、ハンサムさんだし、実績もあるしー

*2:この写真もピントはあってなかったのですが、トリミングしなくてもほぼ真ん中で撮れたということを廻りのブロガーさんたちに自慢してしまいました。。