ホワイトカラー・エグゼンプションと少子化対策?

http://www.asahi.com/politics/update/0105/007.html
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20070109/1168304376

旧総理もアホだったが後任はさらにアホだったという事を朝日が言いたいだけかも知れないが、少子化対策としてホワイトカラー・エグゼンプションっていう発想は、ただ都合の良い話を結びつけただけにすぎない。だいたい、自分の家族と過す時間が会社の残業で奪われていると思うなら、残業をせずに帰ればよい話であって、そんな事も「だれかが決めてくれるまで」行動に移せないサマは、総理もバカだが国民もバカだという事になる。仕事を休むと迷惑をかける?違います。仕事を休んでも迷惑にならないように調整するのが会社です。それも仕事です。規定の労働時間働けば、それで帰ってよいのです。そんなことで周りの評価が変わる事自体が理解に苦しみます。カネやジカンなど量的に測ることが出来るモノサシに頼るのも「主観」について理解を求められない国民に由来するとも感じます。

ホワイトカラー・エグゼンプションに反対しているわけでは無く、「仕事が過密なのにその上残業なしで、家に帰っても子供が知らんふりする」のは、残業が多くて家に帰る事が出来ない社会の仕組みではなく、貴方の決断力の無さ、イエスともノーとも言わない無責任から発生した当然の結果であって、総理も総理なら貴方も貴方だという事です。

田舎にヲタが集まる場所。それがシリコンバレーという話。

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)

しかし、高学歴が望ましい場所。それがシリコンバレーと言う話。本当かどうかはわからない。著者の仕事を考えれば、本書を通して「シリコンバレーで働きたい」人間を獲得する事を考えているに違いない。しかし残念な事に高学歴のヲタは非常に少ないし、少ない高学歴のヲタには本書の内容はあまり魅力的ではないというか、仕事もプライベートも完璧に勝ち組になりたいと妄想している学生か「ハケンの品格」視聴者向けだろう。妄想はしても「君にはシリコンバレーは無理」と著者が言いそうな人間が本書を読んで「シリコンバレーに行きたい」と言いそうな、そーゆー意味では、面白い内容かもしれない。出版によって無益な仕事が増えてブログの更新頻度が落ちたりしなければ良いが・・と思う。

匿名文章を書くと言うことは

思うが儘に書く為の匿名がなぜいけないのか?そもそもインターネットとは匿名ではない。調べようと思えば調べが付く世界であるのに、能動的に名を明かさない事が非難される筋合いは無い。能動的に名を明かさない事で選ばれた根拠の無い言葉の羅列に何の価値も見出せないのは、他人の考えを読み取る想像力に欠けている事と同義。私に問題の本質ではない部分に問題がある事に気が付いてこのページを閉じようとした時、それに気がついたのは、それを知っているからである。それは、匿名の経験では無く、それぞれが実名で感じた経験のはずである。匿名文章を書くと言うことは日々続けることでその場に慣れる事だと思う。