失礼千万!文化系中年男、東京マラソンに挑戦す!
ある日郵便受けに封筒が配達されていたんだよ。
東京マラソンの受付案内なんだよ。どうせ当たることはないと思って去年の夏に申し込んだら、なんと当たってしまったんだよ。
42キロも走るなんてあり得ないだろ!ということで思い出さないようにしてたんだけど、最近ラジオ聴いてると「東京マラソンの交通規制があります」なんて告知が頻繁に流れるので否応なく思い出させてくれるんだよ。
やだやだ!きっと辛いし、心折れるだろ!と逃げ回ってたんだけど、一週間後になってしまったので覚悟を決めて正面から立ち向かうことにしたんだよ。
ただし練習はしない。面倒だし!こちとら大人なんだから金にあかせて走り切る計画を採用なんだよ。
ということで様々なグッズを買い集めました。
- iPod nanoとnike+iPodキット
- adidas・nike+センサー靴紐装着ポケット
- ゼンハイザー・ネックアーム型ヘッドホン
- simplism Sportアームバンド for iPod nano
これは前にも紹介したぬ。だいぶ使い方もわかってきたんだよ。そして二の腕に装着するアームバンドも導入しました。どんな小さいものでも身体に密着せずにぶらぶらしてると走るときストレスなので、固定器具は有効です。
- ワコール・CW-X、柔流(上半身)、レボリューション(下半身)
言わずとしれたCW-X、せっかくなので下半身は最強バージョンを新たに導入!はっきり言って上半身はあんまり有難味を感じないけど、下半身はすごい。的確な締め付けが安心感を与え、怪我を防いでくれる。膝の固定もできるので膝痛も予防。
- ゴールドウインのショートソックスX-SOCKS
最近は靴下の進化もすごい!これなんか普通のショートソックスに見えて部分部分で締め付けと厚さが変えてあるのだ。
もともと僕は五本指靴下が好きだ。こいつはユニクロの3足千円とは違ってすごく高いんだけど、それもそのはず、肌触り穿き心地、そして親指と小指への特別な締め付けなどスペシャルだ。五本指はマメの予防にもなるらしい。ちょっとでも足が痛み始めたら完走の確率は激減するからね。
- ナイキのシューズ
ニューバランスの評判がよかったのでホントはナイキ買うつもりはなかった。けど試着したら足先に嫌な接触感があって、いろいろサイズ試したら結局ナイキになってしまった。クッション性、蹴り出し、足抜け感、いずれも良好。
靴はモデル名がよくわからないのだけど、「Zoom Structure13 Triax+13」みたいだよ。いやースポーツ靴って20年ぶりくらいに買ったよ。よくわからん。けど、高校生の頃履いたやつとは雲泥の差の履き心地。
そして靴紐なんだが、ニューバランスの「Sure-Lace」に換えている。これはぼこぼこした紐で引っかかりがあるので走ってて緩むことがない。検索してもなかなか出てこないのでこいつを装着した写真が見れるサイトを貼っときます。実物はアートスポーツで買ってください。
- フルオーダーのインソール
シューズの性能をさらにUPしてくれるのがこれ。ランナーの店・アートスポーツで20分くらいで作ってくれる。値段は1万円弱と結構するけど、蹴り出しの力をUPし、土踏まずを支えてくれて疲れない。
- 水なしで飲める下痢止め、痛み止め
不測の事態に備えて下痢止め。足や腰、身体が痛くなった時にロキソニンも携帯。処方薬だから強力です。こんな1シート丸ごと持ってきはしませんが。
- パワーバーのジェルとエナジーバー、TCFのカーボショッツ
これはアートスポーツで売ってるお仕着せセットです。僕の想定タイムよりよっぽど早くゴールする人向けのセットなので少ないです。なので僕は当日カーボショッツを10本以上携帯します。
ちなみにこのカーボショッツ「ワイルドビーン」味にはカフェインが入ってるので、レース後半に摂ると折れそうな心が立ち直りそうな気が。カフェインの効果を上げるために当日までコーヒーお茶断ちをします。辛いなー。
- モンベル・軽量ザック(キャメルバック)、オクテイン8+
今回の作戦の肝はこれ。水もエネルギー源もエイドステーションは使わず、自分で携帯する!こうすれば不確定要素をぐっと減らせる。(こーゆー商品も型番がいっぱいあって同じモデルを特定しにくいんだよ。苦手だよ。アフィは似たよーなやつを貼っときます)
- モンベル・オメガリザーバー2L(キャメルバックに付属)
キャメルバックはトレイルランニング用に開発されたザックなんだって。水を背負って走るために研究し尽くされてる。付属のタンクはシリコン系素材で臭いにおいもない。チューブを加えて噛むだけで一口二口水を飲める。(単体でも売ってるのでアフィ貼っときます)
- キネシオテープ、幅50ミリ
当日は下半身から腰・背筋までを非常識なまでに固定する。そのために。
この手の商品は種類豊富でどれ買っていいかわからないけど、僕は乏しい経験から「伸縮性なし」の安いやつを主に使うことにしました。伸縮性のあるやつも使ってみたんだけど、貼るときについ伸ばしてしまい、動いてると皮膚がひきつることがあるんだよね。素人にはテーピングは難しいってことだけど、伸縮性がなければとりあえずそういうトラブルは防げると思い。なにしろ、走りながら貼り直すなんてことはできないから、少々不細工だろうが確実性重視でいくんだよ。
【訂正!】やっぱ伸縮性を使うことにしました。この非伸縮性は関節を固定するのにはいいけど可動部分にはやはり向いてないみたい。あと糊が皮膚に残って大変なんだよね。こいつは却下です。
- 日東メディカル「ひざかんたん」「あしくびかんたん」
これは膝と足首専用のテーピング。この二つの部位はテーピング難しいから、専用にカットされたこいつらを使うのが楽。これは伸縮性があります。
- アシックス・膝サポーター、エルゴノミクスKJ2
テーピングで固め、CW-Xで締め付けた上にこれを装着。やりすぎだが膝が壊れたらすべての企てが終わるので、念には念を入れて。膝皿の下に当てるパッドが付属してるけど、これは使わないでおこうかと。
- ボルダースポーツ(肌の保護クリーム)
股間とか尻タブとかキャンタマとかが擦れてストレスになるのを予防。足指に使ってマメの予防。
※アフィは類似品ですが機能に変わりはないと思うよ。
- おまけ。4DMのアンダーウェア
これはとくに必要じゃないけど、まるで穿いてないような穿き心地が素敵なので導入しました。ほんとは4DMのコンプレッションスーツも欲しいんですが、CW-Xと併用はできないので、パンツだけ採用。
※僕が買ったのはボクサータイプだけどAmazonではジョッキータイプしか見あたらないね。
- ゼッケンをシャツに止めるピン。
安全ピンとかじゃなくてこーゆーのがあるんだよ。道具だけは細部まで本格派なんだよ。
このリンクをiPhoneで開けば、42本のピンが地図上にドロップされます。気持ちいいよ。(Macで開いたところ、GoogleEarthが起動しました。ピンはプロットされるのですが見づらいです。あしからず)
ポイントになる地点の動画が見れます。350円だったかな?DVDの抜粋らしいけどこれでいいよ。十分だよ。
当日、こいつで現在位置をツイッタに呟く。住所と座標の短縮URLが挿入される。(リンクをクリックするとiTunesStoreに飛びます。注意)
- 今回のアンチョコ『練習ゼロで完走できる非常識フルマラソン術』
この本の営業のためにマラソンに応募したんだよな。結局社内では俺だけが当選して、まるで罰ゲームだよ!まあいいよ。けっこう楽しめてるから。