Auちゃんの余生

日付は30日ですが実は31日に書いています。(Audaysからリンクが張り易いように)


Auちゃんに感謝の意を込めて久し振りに洗車しました。長い間おつかれさまでした。
と言っても廃車するとその費用がかかるので車検の切れる来年4月まで乗り続けます。
「新車で御在所なんて行かせん。絶対に傷つけられるに決まってる。」とのかみさんの言。
「じゃあ暫くの間、足車に残しておくか。」って事になりました。車検が切れる前にかみさんの車の買い替えに下取りに出そうかと思っています。そしてかみさんのdameo君をS司に回そうという算段です。さすがに未だプー太郎のS司はA4なんて憚られるようです。あのS司も周りの目を気にするようになりましたか。
周りの目を気にすると言うと聞こえは良くありませんが、周りへの気配りが出来るようになったと言う事でもあり、「少しづつでもS司なりに社会性を身に着けてきたんだなあ。」と思うと感慨深いものがあります。
今日、契約に出かける前にT哉をバイク屋さんまで送って行きました。やっと修理が上がったそうです。弾数の少ない輸入車は大変ですなあ。
その道すがら、「全然へたってないね。結局後から買ったエイトの方が早くへたってしまった。」とT哉。
「シャシの軋みもないし、ドアも未だにBomb!と締まる。」と私。
細かな所はいろいろ傷んでいますが、事走ると言う点に関しては全く問題なし。これなら手を掛ければもう10年でも乗れますわ。チョコチョコ壊れている所は愛嬌のようなもんです。その愛嬌を今日はご紹介します。長い間にはいろいろありますわなあ。


先ずはルームミラーから。
自動防眩ミラーでしたが3年ほど前に電解液が切れ始め数ヶ月で完全に蒸発。下の方にはその名残の曇りが残っています。
極めつけは昨年、ミラーの稼動部固定の樹脂製リングが割れ首が垂れるようにミラーがうつむいてしまいました。暫くの間、接着剤で固めていましたが、今年の春にはそれも効かなくなり、今はアルミ缶を鋏で切り抜き写真のようなフックで止めています。何の缶か一目瞭然でしょ。ほんと笑っちゃいますよね。



お次は窓のモール。最初は鏡面のようにピカピカでしたが徐々に曇り始めました。初期はコンパウンドで磨いたりしていましたが面倒になり放っておいたら燻し銀のように。これはこれで落ち着いた感じです。



そして左リアフェンダーの傷。これは走行中に付けられたものです。渋滞していた時、後ろの車が左折しようと左車線に出てきて左折の遠心力で荷物の針金のようなものを落としたらしいのです。大きな音がしたのは覚えていましたがぶつかった衝撃も無かったので気付かずにいましたが、帰宅後にこの傷を発見。相手車両のナンバーも見ていないし泣き寝入りです。Netでタッチアップ塗料を買い一時凌ぎに塗っておきましたが結局修理もしないまま終わってしまいました。
写真には自分の姿が写り込んでいます。まだまだ綺麗ですね。



そしてリアバンパー右寄りの傷。これは先週月曜日夕方風邪気味で病院へ行った後、自宅の駐車場で壁にぶつけたもの。熱の所為かボ〜っとしていたみたいです。
まあ樹枝なので錆びる事はないし、このままにしておきます。



そうそうパフパフ天井を忘れていました。
天井の内張りが剥がれ垂れてきたものです。輸入車は内装布張りが多くよく垂れるようです。修理すると7万円くらいだとか。前述の自動防眩ミラーも7万円ほどかかるそうです。
まるビのtanuoさんはホームセンターで引抜き材のアルミ棒を買ってきてそのバネ性で天井に押し付けるようにしました。どうです? けっこう様になっているでしょ。



外に回ってヘッドランプ。透明だったレンズが少し黄ばんできました。無数の細かなヒビが入りこのような曇りになるようです。



そして右リアウインド。ワーゲングループで有名な窓落ちです。電動のギアが欠けただけのようですが一式交換でかなり修理代がかかるとの事で動かないように固定して貰いました。これは去年の夏の事です。もうすぐ買い換えるのなら修理するまでもありません。おまけに後ろの窓なんて滅多に開ける事もありません。
窓枠下の方に両面テープが貼り付けてあるのが見えるでしょう。



その他にドライブシャフト軸受けのオイル漏れ、ブーツのひび割れからのオイル漏れなどが今年4月の点検時に指摘され、長く乗り続けるならと修理を薦められました。その費用約30万円。まあ10年も経てばゴム、樹枝類は劣化して当然です。
細かな所は別にして、事走る為の部分は全く丈夫です。10年過ぎた後の故障率が日本車よりずっと少ないというのも頷けます。日本車はアメリカの使い捨て思想を踏襲している為、10年で乗れなくなるような設計になっているようです。
愛嬌とは言え天井が垂れてきたり自動防眩ミラーが壊れたりするのは困ります。これひとえに高温多湿の日本の夏の所為ではないかと思ったりしています。特に夏場炎天下に晒す事が劣化を早めているような気がします。
それで屋根のある車庫が必要になった訳です。これの完成を待っていたのです。二代目Auちゃんはイナバの物置の中、日陰で涼しく日本の夏を過ごして貰うつもりです。
ちなみにA4 Auちゃん、未だイナバの物置の中に入れて貰えません。オイル漏れなどとっくに止まっているのに、「床が汚れる。」とのかみさんの一言で。
雨曝しのカヌーもイナバの物置の中に入れてあげたいし〜。
古い倉庫も撤去したいとの事なのでその中の荷物も移動しなければならないし〜。
まあ全部放り込んでもまだまだイナバの物置は余裕綽々ですが。