2011-05-22
■[日々]東京ディズニーランドは東京にはない

春日通りから竜岡門に入る交差点で,自転車に乗ったフランス語を話される方々に道を尋ねられたのですが。
フ「スミマセーン,ネヅビジュツカンハドッチデスカー?」
俺(む,ここから根津はちょっと行きづらいぞな…)
俺「ここからこう行って,こう行けばいいですよー」
フ「アリガトウゴザイマース」
俺「どういたしましてー」
ええのう,こんな晴れた日(そろそろ雨降るけど)にみんなでサイクリングか。
…ネヅビジュツカン?
というわけで,自転車で立ち去ってしまった彼らを猛ダッシュで追いかけること数分間。病院の反対側でようやく捕まりました。
フ「ビジュツカン…?オー,ネヅジンジャデース」
なんやねんと。
2011-01-05
■[映画]キック・アス

デイブ(アーロン・ジョンソン)はスーパーヒーローに憧れるあまり,ネットで買ったダサいスーツを着込んで自警団ごっこを始める。当然弱っちいデイブはボコボコにされて病院送り。でも全身に金属が入ったのと神経が麻痺したおかげでやたら打たれ強くなってしまい,活動を続けているうちに「キック・アス」の動画がYouTubeで有名になってしまう。そんなデイブの一方で,ガチガチに鍛え上げた本物のコスチュームヒーロー親子,ビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)とヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)が暗躍していた。マフィアのシマに乗り込んじゃったデイブをヒット・ガールが助けて売人たちを全滅させたことで,それをキック・アスの仕業だと勘違いしたマフィアが彼を捜し始めた…。
ハリウッドにおける一大分野であるところのスーパーヒーローもの。過去5年間くらいで映画化されたものをパッと思い出してみても,スーパーマンやスパイダーマン,アイアンマンやバットマン,X-メン,ウォッチメン,ファンタスティック・フォー,あとハルクやヘルボーイも,とにかく枚挙にいとまがない。作品中でもそんなスーパーヒーローものへのオマージュがたびたび出てくるのだ。個人的にはヒット・ガールに助けて欲しいときのサインの出し方でワロタ。「市長に頼んででっかいち○こマークを空に映せ」って何やねん,これがホントのバットマン…って実際にそういうセリフなんですよ。それを撮影当時11歳の女の子が言ってるんですよ!
いや,もう,ヒット・ガールだけでこの映画を見る価値はあるよ。特に終盤のアクション!空中で二丁拳銃をリロードするのとか,マジで痺れたわ。親父が途中でジョン・ウー云々言ってたけど,それもあっての二丁拳銃なんですかね。見てるときは『リベリオン』思い出してたけど。あと親父から誕生日プレゼントにバタフライナイフもらったときにニコニコしながらカチャカチャしてんのも可愛かった。ちなみにヒット・ガール役のクロエちゃん,就寝時間は午後9時半で,おうちでは ”ass” なんて口が裂けても言えないから ”Kick-Butt” と言ってたそうです。可愛いのう。YouTubeでいくつかインタビュー見たけど,12,3歳とは思えないくらいしっかりしてらっしゃる。
一方で,不満…は言い過ぎだけど,気になるところもありまして。最後に主人公の身辺が思春期童貞の成長物語的な路線に回収されちゃうの,引っかかるんだよなあ。だってこれは正義を愛する心の持ち主にまつわる美談でも何でもなくって,憧れが高じて一線を越えちゃった危ないオタクの話なんだから。「どうしてみんなパリス・ヒルトンにはなりたがるのにスーパーヒーローになろうとする奴はいないんだ?」(デイブ談)って,そりゃそんなのマトモじゃないからですよ。だって終盤のガトリングとかバズーカとか,いや見てるこっちも超スッキリしたけど,よくよく考えると武器のレベルが二丁トンファーから一気に上がりすぎだろ。一歩間違えればアメコミ版『タクシードライバー』なんですよ。そういう意味ではヒット・ガールの役どころは『タクシードライバー』でいうジョディ・フォスターとか『レオン』でいうナタリー・ポートマンに近いのかな。強弱関係が丸っきり反対だけど。
というわけで,制作されるらしい続編では是非,その辺を存分に歪ませて,ギリギリまで行って欲しいですな。R18でも構わんよ。いやあ,それにしても大満足だわ。
2011-01-02
■[映画]トロン・レガシー

2010年の下半期はあまり映画館に行けなかったので,2011年は頑張ります。
簡単に言うと,ジェフ・ブリッジス無双。いや,二人出てくるんだけどね。
前作『トロン』から28年。もちろん自分は映画館で観てなくって(そのとき-3歳でしたもの),多分10歳頃に衛星放送で観たんだと思う。ちょうどその頃にWindows 95が発売されて,自分はめちゃくちゃハマった。プログラミング……じゃなくて,ホバークラフトのゲームに。今思えば,あれは『トロン』の影響だったんだろうな。きっと当時の自分にとって『トロン』はプログラミングの話じゃなくって,ライトサイクルの話だったから。
もちろん今作でもライトサイクルは健在で,サイクルバトルとディスクバトルはアクション面でのハイライトだろう。戦術も前作と同じように,先回りして壁に追い込んだり,チームプレイで幅寄せしたり。いちいち懐かしいところを突いてくる演出だったな。
そう,懐かしいところばっかりなのだ。だから絶対に前作を観てから今作に挑んだ方が良いと思う。ケヴィンもアランもちゃんと本人が出てくるし,息子のサムは親父と同じようにエンコム本社の分厚いドアをハックしちゃうし(「大げさだな」的なリアクションまで一緒)。サムがあちらの世界に転送されてすぐにレコグナイザー(漢字の「門」みたいな乗り物)が飛んできたところなんか,もう涙腺があかんかったですわ。戻ってきたー!みたいな。
そんなこんなで大満足したんだけど,まあ不満……は言い過ぎにしても,物足りないところもありまして。えろっちいのもぐろっちいのも一切無いのね!当たり前だよ,ディズニーだから。でもやっぱりパワーとテクノロジーがあるところにはセクシャルなバイオレンス(逆も可)もあって欲しい,ものでしょ。たとえば前髪ぱっつんのお姉ちゃん,たしかに可愛かったけど,お父ちゃんとずーっと雲隠れしてて,何も無いわけなかろう!しかもお父ちゃん,創造主だし!とりあえず交わっとけ!
というわけで,キレイな心でジェフ・ブリッジスの神様っぷりを拝みに行きましょう。もう顔面に「神様です」って書いてあるかのような神々しさ。露骨に創造主。若返りCGで四半世紀前の顔も見られるよ!
2010-12-23
■[料理]牛肉の赤ワイン煮込み

実験の日程に余裕ができたから,週末のも合わせてたっぷり作った。
全体的には「食べるボロネーゼ」とでも呼ぶべきなのか,つまりいわゆるミートソースを作る要領で,塊肉(肩ロース1kg)を煮込んだだけ。本式の(たとえば『ジュリー&ジュリア』にも出てきたような)フランスの煮込み料理,ラグー的なアレを思い切り手抜きした感じかなあ。肉はマリネせずに軽く下味をつけてから焼きを入れただけだし,フォン・ド・ヴォーも使ってないし,香味野菜は全部ソフリットにして余さずスープに入れてる。あとトマト缶も使ってるから,やっぱり「食べるボロネーゼ」ってのが一番しっくりくるな。ソフリットに刻んだパンチェッタを混ぜ込んだのがちょっとした隠し味。
まあトロトロに仕上がってそれなりに美味しかったんだけど,肉の中の旨みって点で,やっぱりお店のような味にはならないのよね…下味?調理法?そもそも肉の質?食べられなくはないから,普通に満足だけど。
ワインはいつもよりちょっと奮発して,コノスルのヴァラエタルじゃなくてレセルヴァにした。スクリューコックじゃないワインなんて久しぶりだわ!もちろん煮込みに使ったのはそれじゃなくて,ボトル650円のやつ。
さて,これから数日間はこれにあれこれ手を加えて食べていきますよ。
追記(2011-01-31 01:30)
たとえば少しほぐしたのをフェットチーネと合わせたり。これも美味かった。
2010-11-20
■[海外]サンディエゴ6泊8日の旅

行ってきました。研究にしろ人生にしろ,色々と現実を見た一週間だった。
会場のすぐ近くにあったTin Fish Gaslampってお店には,ずっとお世話になった。これは最初に食べたセビチェで,他にもタコスやらブリトーやら,とにかく魚介のファストフードが充実してた。エビのタコスも美味しかったな。
今回はYelpっていうアメリカ版の食べログみたいなウェブサイトであらかじめレストランのリストを作ってから渡米したので,あちらでの食事には全然困らなかった。食べログっていうか,衣食住に関するすべてのお店やサービスに口コミがついてて,しかもその口コミ数が日本の一般的なウェブサイトより一桁多い。facebookともダイレクトにリンクしてて,あちらの個人情報の集積・蓄積されっぷりは日本の比じゃないってことを実感した。
会場の裏側から,向かいに横たわるCoronado islandを臨む。日が出てる時間帯はシャツだけでも汗ばむくらい。それにしても,こんな天国みたいなところで生活して,アホにならんのかしら。
学会以外で今回の目的の1つ,Karl Straussのレストランにて。Breweryの直営で,樽がいつでも10種類飲めるのだ。んで,10種類飲んでやった。これは6種類のお試しセットで,お試しとはいってもそれぞれが日本の居酒屋で使うくらいのグラスになみなみと注がれてて,それでUSD6.50!いやあ,天国だなあ。
このRed Trolley Aleももちろん美味しかったんだけど,一番ビックリしたのはIPAだった。口に含んだ瞬間は強烈なグレープフルーツの香りで,最後にカラメルっぽいコクの余韻が広がる。IPAって苦手だったのに,あれならいくらでも飲めると思った。
あと,Belgian Brown Aleも美味しかったな。バニラっぽい香りと,ほんの少しスパイシーな舌触り。結局お試しセットの他に(実はこれの存在を知ったのは終盤で,それまでに色々飲んでた)あれこれ5杯グラスで注文して,かなーりでろんでろんになった。
このお店を訪れたのは学会4日目の夜で,それまでにあちこちでStoneとかAleSmith,Ballast Pointのビールもあれこれ飲んでたんだけど,Karl Straussのビールが断然好みだったな。とりあえずDowntownのRalphsでRed Trolley AleとOctober Festを半ダースずつ買ってきたから,ビール屋さんにおみやげで持って行こう。
最終日はCoronado islandにわたって,太平洋に夕日が沈むところを激写してきた。サンディエゴはいつでもどこでもランナーがいて,ここでも海岸沿いを走ってる人にたくさん出会った。真っ白でふかふかの砂だから,走りづらいと思うんだけどな。ホテルから川沿いをずーっと行って河口に出たところはドッグビーチになってたんだけど,そこの砂はもう少し黒っぽくて粒も粗かった。土曜の早朝に走ってそこまで行ったとき,デジカメを持参してなかったのが今でも悔やまれる…。
島から対岸のDowntownを眺めたところ。そんなに大都市ってわけでもないんだけど,季候は良いし,治安も良いし,ビールもワインも料理だって何でも美味しいし,自家用車があれば交通手段には困らない(市街地の公共交通はほとんどバスのみ)だろうし,良いところだったなあ。










パンチェッタが入っていてコクと香りが美味しそうです