2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

fragrant

近所を散歩。 ガード下。沿線の電車の音。この国のさまざまな看板、その字体と色。 ゲシュタルト崩壊。 ショーケース。メニュー。お昼時の匂い。アスファルトとタマネギ。 この街には、まだ花屋が結構あることに気づく。 天気予報は、雨が降り出す時間をぴっ…

each breath

卒論発表終了。 残されたそれぞれの課題。それは僕にとっての大切な課題でもある。 直前の急成長。サポートしてくれたスタッフ、M2、M1のメンバー。新しく研究と設計Pjtに参加する3年生。すこしほっとした空気。 これまでと違う切り口の新しい設計プロジェク…

underground

contour

7.30 am 雷山千如寺。積雪。福岡県前原市と佐賀県との境界。 まだ、誰もあるいていない道。 標高とともにどんどん雪は深くなってゆく。 途中、道が消えた。76歳の山の人に会う。シルバーのサングラスと日焼けした笑顔。 上宮。石の祠。いつもと違う風景。 「…

waves

朝、ドイツからのメール。期末試験採点途中。 午後から、久留米。建築家の松野勉さんと藤原恵洋先生の対談。 久しぶりにお会いした松野さんの辺境的中心論。中心を求めないという考え方に共感。高知、淡路のプロジェクト。ノマド。高知の市場の風景。 前回の…

luminance

夕暮れ。海からの帰り途に出会った月。水はずいぶん冷たく。 不思議な現象。遠くにある球体。微笑みにも見えた。 ■Hakata Hbf now, Fukuoka city Jp, new building is coming, amazing tech. cause trains run through construction. http://twitpic.com/3we…

石の記憶

昔、北九州や福岡には、路面電車が走っていた。 この3年、研究室で取り組んでいる北九州市戸畑区の夜宮公園めぐり坂池の一連の設計(今年度は追加設計)で、当時の路面電車の敷石を使えないかという提案をしたら、田中浩子さんに調整いただき実現した。また…

Stockholm

2004年初夏。ストックホルム。 鮮やかな緑。淡い黄色の壁。流れる雲。時々吹く風の心地よさ。 街外れの道路沿いで行き先の地図をみていた。 通りかかった古いシトロエン。窓から顔を出して、こっちに向かって何か叫んでる。 「何?聞こえないよ」 車は、方向…