中年の喜びinホーム最終戦

2nd.16節、仙台戦。ホーム最終戦。翔哉の浮き球を水沼がヘッドで押し込んだゴールで1-0勝利。ゆってぃが言ったとおり、おれたちの10位を死守! 出番も見せ場もいまいち少なかった水沼が最後に活躍してくれてよかったちゃん。最後の森重の挨拶もちょっと踏み込んだ感じがあってよかったくん。
しかし、おれにとっては、チーム&試合そのものの他にも2つ感激があった。というか、今日についてはこっちのほうがインプレッシブだった。
一つはキッズチア。もう恒例すぎて飽きていたというかあまり感じるところもなくなっていたんだけど、今日は違った。おねえさんチームの子らが迫力の連続バク転ショーを披露してくれたのだ!(もしかしたらいままでもやってておれが見逃していただけかもしれないが) それがこう、俄然本格的なテイストで、スタジアムもおれもオオッとなった気がした。で、よく見ると衣装もおねえさんチームのはぐっとセクシー度が高く見えて、なおさらオオッときた。おれらはオオッときただけだけど、練習を見守ってきたコーチとかおかあさん(特に最初はできがわるかった子の)たちはきっとほろっときていたんじゃないかな、と思わせた。
もう一つは、試合開始してまもなくおれの隣の席に座った一人の制服女子高校生だ。最初、友だちが遅れていてとりあえず一人で座ったのかなと思ったんだけど、ずっと最後まで一人観戦で、けっこうちゃんと応援してて、なにが言いたいかというと、この子がとても可憐だったのだ。地味めなんだけど可憐。清楚ももちろん入っていた。ちょっと「君の名は。」っぽい感じすらあり。しばらく忘れていた青春感覚を思い出させてくれた。その子をとおして昔学校で憧れた何人かの女子たちの面影も走馬灯のように蘇ってきた(死ぬとは思わなかったが)。こんな子が隣で応援してくれるなら味スタに一人で来るのもいいなとけっこう強めに思っちゃった。水沼のおかげでハイタッチもできたしね。しかし、高校生の女の子が一人でスタジアム来るなんてすばらしいな。もしかして、小さいときに父親がよく連れてきてくれて、そのときはよくわからずついてきただけでどっちかというとおもしろいとは思ってなくてしだいに父から誘われてもついてこないようになってしまったんだけど、その後熱い青赤サポーターだった父親が事故か病気で不慮の死をとげてしまって、亡き父の思い出を忘れないために一人でスタジアムに通っている……というようなストーリーがあるのだろうか。なんていう感じで、この子のことが気になっちゃって実は試合にはあまり集中できなかった。あまりどういうプレーがあったか思い出せないほど。またぜひ来てほしいなぁ。。