漁書日誌 3.0

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ぐろりや後に新刊本を買う。

ぐろりや展古書展初日。といっても注文品もなく、祝日でもあり早めに帰ろうかななどと思いつつも会場には閉場30分前に到着。ザッと見て、結局買ったのは小西甚一「俳句の世界」(講談社学術文庫)100円のみ。その後、東京堂へ行って文庫と新書を買う。
以下、ここ数日に買った新刊書を記す。

バフチン (平凡社新書)

バフチン (平凡社新書)

ヒタメン  三島由紀夫が女に逢う時…

ヒタメン  三島由紀夫が女に逢う時…

夢十夜を十夜で (はとり文庫 3)

夢十夜を十夜で (はとり文庫 3)

ラーメンと愛国 (講談社現代新書)

ラーメンと愛国 (講談社現代新書)

「ヒタメン」は、とにかく三島学徒は必携。同著者の「見出された恋」の実録版であるばかりでなく、豊田貞子氏への聞き書きばかりか、湯浅あつ子氏への聞き書きをも含んでいる。種々の伝説に取り巻かれ(そして自らそうして煙幕を張った)三島ではあるけれども、これはある種の核心へズバリと踏み込んでいる書である。
それから以下は欲しい新刊。
橋川文三セレクション (岩波現代文庫)

橋川文三セレクション (岩波現代文庫)

ダヌンツィオと日本近代文学

ダヌンツィオと日本近代文学

剽窃の文学史―オリジナリティの近代

剽窃の文学史―オリジナリティの近代

革新幻想の戦後史

革新幻想の戦後史

アガンベン読解

アガンベン読解