本当に夏って暑くって、暑くって、何かが狂ったようになる

今週のお題「2013 日本の夏」は2010年以来の暑さだそうです。でもここ数日は、夕方になると夕立が降ってくれて、『もう夏が終わっちゃうの?』って勘違いしちゃいそうな。
 
 でも、夕立が降るまでの時間の暑いこと、暑いこと、室内でじっとしていても汗が流れていきます。ましてや動くと汗が滝のごとく流れていきます。家事をこなして汗が滝のように流れたら、シャワーを浴びてさっぱりしないと、体が持ちません。
 シャワー直後の涼しさを感じながら、気化熱のありがたさを実感します。
 そこからまた暑さがぶり返します。暑くって、暑くって本当に『暑い』という感覚だけに全身がとらわれたような気持ちにさえなってきます。
 
 そうなるととうとう諦めて、どこかクーラーの効いた場所に避難するか、自宅でクーラーをつけます。車を運転してどこかへ出かけるだけでありがたい。
 クーラー教があったら、絶対に入信しちゃいます。それぐらいありがたい。

 避難場所は決まって図書館です。最近は『あさのあつこ』さんの作品を読むのが楽しみです。この間は1時間半で1冊読めました。1冊の本を集中して読むのに、1時間半というのは理想的な時間です。30分じゃ短すぎ、2時間以上だとだんだんと雑念が入ってくるので長すぎです。
 図書館で背表紙と作家名だけを眺めて、次はどれを読もうかと考えるのは実に愉快。図書館だと『つまみ食い』ならぬ『つまみ読み』別名『パラ読み』を思う存分に出来ます。時間がなくて中身だけ知りたいときは、速読して終了というのも、図書館だと気軽に出来て本当に気楽です。
 お店だと、売っている本をパラ読みしたり、速読すると、本を書いた著者に申し訳ないという気になるのです。印税にならないのは一緒なのに、図書館の本だと『税金で買っているから』という甘えにつながるからでしょうね。そういえば古本の売り上げはまったく作家の懐に入らないようで、そういう点では日本の作家は扱いが悪いようです。

 今日は夏にふさわしい料理を扱った本を借りてきました。ナスやきゅうりを使っているという点がふさわしいじゃなくて、『火を使わなくても料理が出来るぞ』という本なのです。切っただけの野菜や缶詰を混ぜて終了、ご飯にのせて終了、レトルトをレンジで温めてアレンジして終了。なんて楽なんでしょう。
 元々は災害にあったときにコンロ火を使わなくても出来るレシピを集めたようなのですが、意外と夏にぴったりと勝手に思って、勝手に活用させてもらおうと思った次第です。

 今夜のメニューはネギトロとアボガドの丼です。早速に火を使わなくて出来るメニューを作らせてもらいます。