ルーズベルトでシールズラッシュ

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なぜかシールズで世界を飲み込みたくなったのでパンゲア皇帝アメリカ。
さすがアメリカ、どこぞの日本やアラブと違って指導者が3人もいるので迷ったけれど勤労組織のルーズベルトをチョイス。社会制度の維持管理費用に加えて裁判所と溶鉱炉と工場まで半額になるのはでかい。

シールズのどこがいいの?

Civerの皆さんには今更ですが、アメリカ文明固有のUU(ユニークユニット)であるシールズは海兵隊の代替ユニット。体力24(機関銃兵と長距離砲に対して5割増し)、渡河・揚陸ペナルティ無しという海兵隊の能力はそのままに、先制1-2と行軍が付いている。あとなにより見た目が特殊部隊でかっこいい。
かっこいいんだけど、ケチュアやプラエトリアンなど他文明のUUと比べた時にどうしても使えない子扱いされてしまうのがちょっと可哀相。
行軍付きなので、ダメージ負った後に回復するため進軍ストップということが無いか、あっても少ないターン数で済むし、海兵隊譲りで長距離砲がカモになるのも大きい。敵領土内で長距離砲に迎撃されることはけっこうあるものの、確実に勝てるうえに次のターンでは副次を食らったユニットも無傷で行動可能になったりするのがとてもありがたい。渡河攻撃も気にならないしね。
そんな見た目重視のシールズがクリア!クリア!言いながら進軍する様子を脳内補完しようというのが目的。使えない子に愛の手を。

七転び八起き

が、どうもアメリカとは相性が悪かったらしく(実際は実力のせいなんだろうけど)中世に5回、ルネサンス期に1回宣戦布告くらって断念。弓兵1なんて紙防御にプラエどっさり来られても無理。
7回目にしてようやく産業主義(シールズ解禁。生産には要ライフリング)まで辿り着き絶望先生を従えたものの、東のキュロスは機械化歩兵を持っている。んじゃしょうがない、と西のモンちゃんと拳で語り合っていたら反対からシャカが来て降伏しやがんの。
うだうだしてるうちにキュロスが宇宙船ぶっ放してエンド。
こうなったら八度目の正直だ。

当たるも八卦(それはちがう)

もろこし牛金氾濫原どっさり首都を引き当てる。
第一シド人がマンサ・ムサ、次がギルガメッシュ。シャカ、ラグナル、ブレヌスと接触しつつ、首都周辺の探索を終えたのでちょっとずつ拡張。
大陸西端の半島らしく、北西南は海。隣国は北東にマンサと南東にシャカという、外交方針はもうシャカに土下座でいいじゃんという実に簡単なもの。
シャカがギルガメ仏教に染まり、直後にアメリカへ仏教が伝播する。即刻改宗。儒教創始、哲学ジャンプで道教も創始。マンサ孤立乙を狙って儒教宣教師を派遣したが奴はキリスト教を創始した。必要無かった。

安定の中世〜ルネサンス

乳母都市含めて非戦6都市。余裕余裕。
マンサは東隣のラグナルと喧嘩を始めた。シャカもマンサ直撃。あまり早いうちにマンサが脱落するのも困るがとりあえず自由主義経済学を目指して研究継続。
そういえば7人目と出会わないなあと思っていたらバビロニア文明が滅ぼされました!』ハンムラビ乙ww
この時点では誰がハンムラビ殺害の犯人なのかわからなかったが、一人突出したスコアを持っているブレヌスが容疑者。シャカにギルドを差し出し技術と地図をもらって確認したところ、容疑者から犯人に格上げ。バビロニアは東端の半島にいたらしい。大陸の4割を占める巨大帝国に育ったケルト。地味王のくせに。どうすんだこれ。
自由主義レースは余裕の勝利。経済学ボーナスの商人はそんなケルトのビブラクテでミッション遂行。その収入で共産主義まで突っ走る。

シールズラッシュリベンジ…の前に

いつもは化学ルートから共産主義→民主主義→ライフリング→鋼鉄まで取ったら研究止めてスパイ頼みのライフルカノンラッシュにするんだけれど、シールズを生産するためにはここからさらに蒸気機関→企業→大量生産→物理学→電気→産業主義まで進まないといけない(順番は違ってもいい)。お供に長距離砲も欲しいし、広大な国土を横断するために鉄道も欲しい。野戦用に戦車も作りたいから内燃機関も欲しい。なので天文台目当てで天文学ルートから共産主義に進み、平行して首都にオックスフォードを建てる。
世界はマンサとラグナルがブレヌスの自発属国になってシャカがブレヌスに降伏し、ラグナルとマンサが独立していたりする。わけわかんねえよおまえら。さあ戦争だ、って時に隣が全部ケルト連合だったら非常にめんどくさいことになるので助かったんだけど。ケルトがでかすぎるためわたくしの腕では運任せ外交。
研究は進めつつ、マンサ攻めのためにユニットを量産する。大量生産で歩兵を作れるようになったあたりまではシャカを先に攻めるつもりだった(国境都市の遺産のせいで文化押しがきつかったので)ものの、前述の通りブレヌスのポチになってしまったのでスタックをマンサ側に移動。
結局工場も揃ってシールズが2体出来たタイミングで対マリ開戦。この時点では歩兵カノンラッシュである。

マンサラグナルギルガメ

マンサにバババウアーしたらラグナルとギルガメもマンサに宣戦。あっち行けハイエナども。戦況によってはアメリカではなくヴァイキングやシュメールに降伏されてしまうのでちょっと焦る。
大急ぎで2都市を落とし、首都ティンブクトゥに向かう。首都が落ちれば降伏するだろうなんとかなると思ったが、隣接したターンでギルガメがティンブクトゥ占領。やばいやばい。
しかしここでマンサがアメリカに降伏。ギルガメの主力スタックがティンブクトゥに閉じ込められたのでまあ結果オーライである。あとで殲滅してやる。
シールズの数も順調に揃い、半分くらいシールズになったスタックが元マンサ都市、現ラグナル都市に横付けしたところでラグナルに宣戦布告。こっちも3都市で降伏した。個人的にラグナル師匠がルネサンス以降で強くて困った記憶が無い。
ヴァイキング戦から帰還した手練を集めて対ギル宣戦。ティンブクトゥ駐留スタックを殲滅し、ギルガメ本土に切り込んだところでブレヌスが動いた。ギルガメガンシップ(高度航空術かよ…)を繰り出すものの、これが意外とカモ。シールズの体力が歩兵の2割増のためか、野戦でも都市攻めでも面白いように落ちる。
結局ティンブクトゥ含めて4都市落としてギルガメも降伏した。

そして勝利へ

このあたりでブレヌスの国連が建ち、ルーズベルトは無事事務総長に当選。
とはいえ核禁止も通せないような状況なので、ケルトとの戦力差が5:3くらいになったところでもういいやと宣戦布告。ラグナルの向こうにあるブレヌス本土はとりあえず放置でシャカ領から切り取る。途中で揚陸食らってアメリカ本土の1都市を落とされたが無事取り返す。シャカは4マス島の1都市だけになったところで属国面積の下限を割り込み独立、そのまま降伏。あとはブレヌスのみ。
しかしそこは4割帝国ケルト、宇宙船パーツリストの外殻5が光っている。旧ヴァイキング都市を3つ、ケルトの1都市を落としたところで現代機甲部隊降臨。バタバタと倒れるシールズたち。ギルガメからロボット工学を窃盗すればこっちも機械化歩兵を出せるが、シールズ(っていうか海兵隊)はアップグレードできないので一から量産しないといけないのが面倒。
とここで国連決議のリストが登場。票数もギリギリいけるので外交勝利決議を提出、そのまま勝利。4票差だった。

まとめ

兵長距離砲での征服戦争に比べて明らかに進軍スタックのユニット数が少なくて済んだ。俺比2/3から1/2くらい。
都市占領後にダメージの残るユニットもそのまま進軍を続行できるのが大きい。基本的に長距離砲は防御削りと副次目的の特攻用。スパイは属国からの技術窃盗に大忙しだった。
産業主義では戦車が解禁(要内燃機関、鉄、石油)されるので海兵隊やシールズはどうしても影が薄くなるのかもしれないけれど、対機関銃兵150%と歩兵2割増の体力はそこそこ有用なんじゃないかと思ったりもした。次はもうちょっとスムーズに行くといいなあ。
最大の番狂わせは960ADのハンムラビ死亡でした。