たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd 12話 (最終回)

八条によって軌道上の人工衛星に大量の爆弾が仕掛けられる。軌道外に出て行くかと思いきや,東京に落ちるとのこと。急遽防衛省のウィルウェアとダイハチのウィルウェアが衛星まで打ち上げられることに。凡河内と黒騎が選ばれる。いざ打ち上げられると,別のウィルウェアによる妨害が入り,凡河内が落下。黒騎はたどり着くが,ウィルウェアが隠れており,戦いに。しかしミュトスがあらかじめ,わながあることを察知していたため,黒騎は衛星の破壊後脱出カプセルで帰還。八条も捕らえられる…という最終回。
うーん,惜しい,話としてはきれいに終わったんだけど,詰め込みすぎ。これこそ1時間スペシャルでやって欲しかった。
凡河内と瀬名のネタもなんども描かれたが各シーンが一瞬でもったない。もっとこの二人はグダグダな口喧嘩が見たかった。八条により2重にウィルウェアが仕掛けられていたが,あれは中に人が入ってるんだろうか?。だったら誰が?…。宇宙で待ち伏せるとか可能かなのか?。八条の逮捕シーンも陽によるパンチは良かったが,一瞬だったのが残念。でもあの姉妹はつくづく知能犯に惚れる性格なのね。
2クールで各メンバーを丁寧に描いてきたけど,そのメンバー全員を登場させて,無理やり描いたので,めまぐるしく,味わうことができなかったが,まぁその辺がこの作品らしいといえばそう。
衛星が東京に落ちてくる…辺りの展開はシン・ゴジラを髣髴させたが,都民に危険を知らせず,首都機能だけを九州に移動っていうのは,こっちの政府はひでーな,と思った。
全体を通して。まぁいろいろと残された謎がまだあるのだけど,帯ドラマ的なつくりなので,またいつか続編が作られると期待したいと思う。今回もOPもEDも普通にあったし,その辺も,そういうドラマ的。グダグダな刑事ものをみてるという感じでB級感満載なのだけど,そこがこの作品の良いところだと思う。お疲れ様でした。

orange 13話(最終回)

菜穂はバレンタインの日,翔に声をかけ,祭りの日のことを謝り和解する。そして問題の日,みんなで全力で翔の自殺を止める。手紙のことを語り,10年後まで翔が生きてる世界を願う…という話。
なにが驚いたって1時間スペシャルというかじっくり1時間するのかと思ったら40分でエンディングが流れたことですよ…。
ということで,翔が助かったのは良かったと思うが,結局それは須和と菜穂が付き合わない世界線になったということらしい。まぁ過去を書き換えても現在が変わるわけではない…というのはそうなんだろうなぁ。じゃぁなぜ過去を変えようとしたんだろう。そういう世界があってもいい…って思ったってことか…。
なんとなくいい話で終わらせられて…って気はするんだけど,やっぱり最初に思った,須和と結婚した菜穂が須和と結婚しないもう一つの世界を作ろうとしたことには,妙な気持ち悪さを感じる。いや,翔が生きてる世界でも,須和と菜穂が結婚することもありえるんだろうけど…。だったらそういう自信があるとでも菜穂がいえば,また印象は違っていたか…。
全体を通して…未来から手紙が届き未来を変えていくというのはSFなんだけどそれ以外はSFテイストがまるでない学園恋愛ものだった。ただ翔の周りは親の死とか重たいテーマを扱っていて,話自体には深みがあったんだけど,上記の点はずっと気になっていた。個人的には,正直菜穂という女性が好きになれなかった…ってあたり,今作品は女性作家による女性向けの作品だったんじゃないかな…という気がする。