唐突に「冒険でしょでしょ」が欲しくなったので、街まで買いに走る。
どこにもなし。わざわざ、アニメイトでは店員に聞くまでしたのに…
ついでに、衝動買いを繰り返して、予算を使い切ってしまう。愚かな。
デヴィッド・コーディングリ編『図説海賊大全』メモ。
- 作者: デイヴィッドコーディングリ,David Cordingly,増田義郎,竹内和世
- 出版社/メーカー: 東洋書林
- 発売日: 2000/10
- メディア: 単行本
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海賊に関しての基礎知識を得るためには、非常にいい本だと思う。著者もきっちり教育をうけた歴史学者のようだし、文献リストも付してある。ここから、調べていくことができるだろう。
しかし、私の興味からは、少し外れている。
私自身は、むしろヨーロッパ近海での私掠船活動に興味がある。Van der WeeのThe growth of the Antwerp market and the European economyでは、15・16世紀には頻繁に戦争が起き、そのたびに私掠船の活動で貿易が途絶していた。私掠船活動の本場は北海沿岸の各地ではないかと思うが、それに関する情報が、思うように集まらない。本書では、そこのところに、期待していたのだが。
また、私掠船・海賊活動を組織するには、人員と設備を整えるためにかなりの資金が必要だ。それをどのような人的ネットワークを介して集めたのか。報復特許状を得るにも、しかるべき人脈が必要だろう。そこの部分をもっと知りたい。
本書は、カリブ海の海賊やバーバリー海賊など有名どころ主体で、マイナー好みには、ちょっと使えなかった。
雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス』読了
- 作者: 雨木シュウスケ,深遊
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 文庫
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とりあえず、導入部という感じか。戦闘シーンはかっこよくて良い。
主人公レンフォンの強さは反則だと思う。キャラには、まあ、好感を覚えるのだけれど。
あと、主人公の周囲に女の子が集中しているのも気になるな(苦笑)。ラブコメ的展開もあるのだろうか…
アジア研究Gateway
http://ricas.ioc.u-tokyo.ac.jp/asj/index.html
充実している。
「論集〜アジア学の最前線」が非常に興味深い。どれも面白そうだが、個人的にはポルトガル関係史料によるインド史研究入門と東地中海のイスラーム・西欧史料をめぐってが要チェック。
東洋学研究情報センターのデータベースも充実している(私には全く使いこなせないけど)。