母親が熱心に「のだめカンタービレ」のドラマを見ているので洗脳しようと原作を持ち出した。それはいいのだが、私自身がちょろっと読み出したら止まらなくなって全部読み返してしまった。
13、14巻は平積みの本の山に埋まっていて取り出しにくくて、読んでいなかったのだがこの機会に発掘。ついでに買っていなかった15、16巻を購入。
いや、面白いはこのシリーズ。

オリコンの新しいプレスリリース:「ライター烏賀陽弘道氏への提訴」について(情報元:暇でもないのに書いている日記!? さん)

www.oricon.co.jp
オリコンの言い訳。しかも言い訳にもなっていない。
しかし、オリコンの動き早いな。ネットの動向をにらみながら行動していることは確かなようだ。
他でも同じ事を書いているかもしれないが、プレスリリースを読んでの感想

弊社の真意は、烏賀陽氏が「事実誤認に基づく弊社への誹謗中傷」があったことを認め、その部分についてのみ謝罪をしていただきたいというものです。

正直言って、烏賀陽氏の言ったことが「事実誤認による誹謗中傷」なのか疑問。
ランキング算出に使う統計手法を、オリコンが第3者の検証に耐えるレベルで公開していないのは確かだし(少なくとも一般の人間には)。

弊社にとってランキングの信用は最も大切なものです。通常、ネガティブなご意見やご批評でも、基本的にそれを甘受いたします。ただ、「明らかな事実誤認に基づく誹謗中傷」に対しては、価値を守るためにその防衛に立ち上がります。
 どんな企業も、主力商品を事実誤認に基づき誹謗中傷されれば、防衛に立ち上がるのではないでしょうか。言い方を換えれば、それは義務であるとさえ言えます。
 個人にとっても同じです。自分にとって一番大切なものが、事実誤認に基づき攻撃されるならば、防衛せざるを得ないのではないですか?

情緒的な書き方だが、公開の場でのやり取りないしは事前の交渉など、きっちりとした手続きを踏まずに恫喝的な高額訴訟に出た理由にはならない。

ただ、我々の真意はお金ではありません。個人攻撃でもありません。上記のとおり、烏賀陽氏に「明らかな事実誤認に基づく誹謗中傷」があったことを認めてもらい、その部分についてのみ謝罪をして頂きたいだけです。その際には、提訴をすぐに取り下げます。

5000万円の高額訴訟をやっておいて、それは説得力ない…


津田氏の記事にもあるように、オリコンのランキングには外部から干渉する余地があるし、またオリコンはこのような操作に対してどんな態度をとるか鮮明にしていない。
(ちなみに外部からの干渉の余地があることについては仕方がない。例えば、Googleでも、そのようなことができる。SEOだっけか? しかし、Googleは断固たる対決姿勢を打ち出しているのに対し、オリコンはそのあたりの態度が不鮮明なのが問題)
さらには、オリコンが内部で恣意的な操作を行っているか、外部からは分からないのは確か。(別に操作しているとは言わないが、烏賀陽氏も言っていないが、それは外部からは知りようがない)
ついでに言えば、オリコンのランキングにどのようなバイアスがかかっているか外部から分からないのは、そのこと自体がオリコンランキングのデータとしての信頼性を損なっていると思うのだが…


しかし、最初のメールで烏賀陽氏が武富士と並べたのは完全に作戦勝ちだな。まあ、あのメールに書かなくても武富士を連想した人間はたくさんいたと思うけど。
今回の件と武富士を並べたことで、同じくらい胡散臭い扱いになったし。
まあ、そうじゃなくても、オリコンのやり口は気分のいい物ではなかった。


関連:
オリコンが何故か記事の出版元じゃなく記事内のインタビュー受けたライターに5000万の損害賠償を求める訴訟を起こした件について(NC-15)
]「オリコン訴訟」の新展開(シャ ノワール カフェ 別館あるいは黒猫房主の寄り道) 法的な議論。

オリコン訴訟関連

あちこち読みまくったので、情報元があやふやになってしまっているが…

  • 全米チャートの基礎知識

私自身も読み終わっていないのですが…
まずは、基礎知識として。
「全米チャートの基礎知識」 (1)
「全米チャートの基礎知識」 (2)
「全米チャートの基礎知識」 (3)
「全米チャートの基礎知識」 (4) 

  • 子供騙しの猿仕事日記さん

It Makes No Difference
ネタが無いので

今のオリコンがどのような集計をしているのかは知らないが、私がCDショップで働いていた10年ぐらい前は出荷枚数によってランキングが決まっていた。実売数ではないというところが味噌で、そのためかつてシングルCDには送り付け商品というものがあった。


プラネットとサウンドスキャンの有料情報にも「消化率」という項目はあり、オリコンもPOSデータで集計を取っていると主張しているから、

オリコン=出荷ベース、プラネット・サウンドスキャン=実売ベースとする津田さんの言い方には根拠がない。


着手金が200万超えることはないとのこと。

話は変わりますが、私個人としては、
音楽業界に限らず、こういったきな臭さって
とても大切だと思っています。


言及は18日以降。

CDの売上ランキングなんてのも、今やそーした記事化・番組化におけるアリバイにしかなっていない気がしてならない。実力はあやしく人気も限定的。だけどそれを取り上げなくっちゃいけないってゆープレッシャーがかかっている時に、ランキングで1位とかいったタイトルは、それだったら載せても、俺たちは恥はかかないってゆー言い訳になる。出しましたよって理由になる。1人の記者がこいつは素晴らしいとプッシュしたくても、デスクや局長がそーした“独断”を許さない。そんなのを出して売れなかったら、数字がとれなかったら責任を被るのことになる。そいつは面倒だ。でも権威あるランキング調査会社から出たタイトルがあれば、堂々と記事にできてどこからも文句は出ない。だからメディアはタイトルを求める。レコード会社はタイトルを欲しがる。ランキング会社はそんな人たちに向けてタイトルを発行する。


  • その他

雑誌にコメントしたライター 5,000万円賠償請求されるLivedoor News)
オリコン問題について(newswave on line (personal edition)さん)
「オリコン」の烏賀陽氏への提訴について(SiteBites Blogさん)

日本のバミューダ・トライアングル?

幻想諸島航海記:明神礁

日本の沿岸にもこの「魔の渦巻」〔vile vortex. バミューダ・トライアングルなどの、謎の失踪事件が多発する(とされる)地帯のこと〕の一つがあることは昔から知られている。これは「魔の海」と呼ばれ、数百年もの間、腕の悪い船頭のあやつる小さな釣り舟を沈めてきた。一九五〇年から五四年の間には、大型の沿岸貨物船が九隻も消息を絶った。日本の当局は警戒を強め一九五五年〔原文のママ〕、この海域を調査するために急遽、測量船第五海洋丸に科学者チームを派遣した。しかし、第五海洋丸とこれに乗り組んだ科学者や乗組員も、説明のつかない状況で消息を絶ち、世間を震撼させたのである。その結果、日本政府は公式にこの海域を危険区域に指定した。(オービス・パブリッシング/矢追純一[監訳・編]『世界の超常現象ファイル 失われた世界への旅』(同朋社出版 1996), p.187)

アメリカの怪奇現象研究家がいい加減な情報で、でっち上げてしまったと言う話なのだが。
このページを上から読んでいって、この部分にたどり着くと、あまりのトンチンカンぶりが笑える。


上記のページがある望夢楼さんは、疑似科学などトンデモを扱ったサイト。
今読んでいる最中だが、地図から消えた島や存在が不確実な島を扱った「第二研究室:幻想諸島航海記」が面白い。
中ノ鳥島なんかクトゥルフ神話に出てきそうな感じだし(というか「クトゥルー神話ダークナビゲーション」の小説に出てたな)。

大分駅裏ボロすぎワロタwwwww(情報元:カトゆー家断絶さん)

http://guideline.livedoor.biz/archives/50781942.html大分駅裏ボロすぎワロタwwwww-2
いろいろな駅。
これが駅か?というようなのから、県庁所在地にしてはショボイ駅、すごい駅など。
実は私、京都駅けっこう好きなんですが。