taronの日記

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2009-01-03

[]『さかあがりハリケーン』フルコンプ

さかあがりハリケーン 初回版

さかあがりハリケーン 初回版

年末は大掃除そっちのけでこれに熱中。個人的には大満足。シリアスとコメディの緩急、キャラの描き方など、個人的にはものすごい好み。

特に、奈都希かわいいよ奈都希。全力で空回りするのが、素晴らしい。


前半の共通ルートは奈都希に最適化されている様子。途中のフェイズイベントは、逆に物語内の時間の流れをおかしくしているように思う。後半はヒロインごとの個別ルート。思ったより長かった。それぞれのヒロインに仕掛けがあって、それなりに面白い。

ヒロイン攻略順は涼を先、ゆかりを後にする以外は、こだわらなくていいと思う。

[]加藤僖重『牧野標本館所蔵のシーボルトコレクション』

表題の通り。東京都立大(今は首大だっけか)の牧野標本館が所蔵するシーボルトの標本についての調査報告。

出島の商館関係者や日本の本草学・博物学者が関わっているのが興味深い。ここから博物学のネットワークが描けそうな感じ。このあたりよく知らないが、江戸時代に作成された標本はどの程度保存されているのだろうか。

シーボルト没後の標本の移動も垣間見えて面白い。

[]大阪市立自然史博物館『第34回特別展:なにわのナチュラリスト:自然の達人たち』2005

木村蒹葭堂から最近物故した人まで、大阪の自然史研究家を紹介。後半は、それらの人々が関西の自然史の解明に果たした役割を示す。

流石に、大都会だけにこれらの研究者の厚みがすごい。他の地域でも、これらの在野に近い人々による研究の伝統は存在するのだろう。それはどのようなものだろうか。

[]国立科学博物館編集『日本の博物図譜:十九世紀から現代まで』

東京国立博物館所蔵の近世から近代初頭の博物図譜を中心とした本。カラー図版、東京国立博物館の図譜の開設、主要な博物画製作者の解説の3部に分かれる。

江戸期から牧野富太郎や岡村金太郎など比較的最近の研究者・博物画家までを網羅。薄い本なので、個々の記述はそれほど深くないが、パッと見渡すにはいい本だと思う。

[]『Via Orientalis:「ポルトガルと南蛮文化」展:めざせ、東方の国々』

「ポルトガルと南蛮文化」展の図録。えらく中身の詰まった本。持ってて損はなさそう。しかし、持ち上げると、えらく重い。

内容は主に、ヨーロッパとアジア各地の美術の交流。インド、アフリカ、中国、日本の各地の美術品が並ぶ。家具や彫刻を中心に、ヨーロッパ人の需要に合わせた工芸品が製作され、それが各地域の様式に影響を与えていく。解説が細かくてすごい。

個人的な興味に関しては、いくつか紹介されている当時著された文献と巻末の文献リストが便利そう。

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