川上稔『境界線上のホライゾン 3上』

 結局、一周して、先日読み終わった所まで戻ってきた。こうして読み直すと、ずいぶん設定を忘れているなというのが正直な感想。第三部では、IZUMOでの対フランス戦をかろうじて凌ぎ、羽柴に対して敗北するという、二重に限界を露呈する状況に陥ると。で、間にネイトママンとネイトの成長の話が挟まると。あと、関東方面をフォーカスした話なのに、北条や里見の国に結局行っていないのな。
 このあと、義経をはじめとする新登場のキャラが、ラストで次々と退場していくんだよなあ…

熊本県素敵すぎワロタwwwwwwww

http://hamusoku.com/archives/4824353.html くまもんって動いている限りは結構かわいいんだよね。じっと見られると喰われそうで怖いけどw ちなみに熊本には野生の熊はいません。
 しかしまあ、阿蘇や天草がお勧めされているけど、車をもっていないとそこまではなかなか行けないな。ここ数年、行動範囲が狭まっているような気が。どっか行きたくても、金がないしな。今月も医療費が一万超えとか、もうどうしようって感じ。歯と顎の検査で、どんだけ金が飛んでいくことやら…

熊本市のコペンハーゲン化は可能か?

eco-and-health.at.webry.info
 主に熊本市の駐輪政策の話。生活安全課と都市計画課の足並みがそろっていないという話など。

概要をまとめると、「熊本市は、中心街の放置自転車対策として、路上の自転車駐車禁止地区の拡大、集約型駐輪場の有料化および民営化を進めている。これに対して、都市計画に自転車を中心の一部ととらえているコペンハーゲンでは、路上の駐輪場が充実しており、熊本市のような集約型の駐輪場はほとんどない。熊本市コペンハーゲンのように、路上の駐輪場を増やす方向で活動を進めて行こう」というもの。

 駐輪禁止の場所がここ数年増えているけど、あれって逆効果だよなあ。駐輪禁止で押し出された結果、本当に邪魔なところに駐輪されている自転車が増えている。上通りの入り口近辺とか。一方で、ダイエー下通り店の周囲なんかのそれほど迷惑にならなそうな所は、ものすごく人をつっこんで規制しているしな。場所によっては路上の駐輪も考えていいと思うのだが。

難民受け入れ事業の経費が高く感じるのは、日本は難民を全力で追い返すのに必死だから - what_a_dudeの日記

http://d.hatena.ne.jp/what_a_dude/20110930/p1 難民受け入れの経費がかかるのが嫌だから、全力で追い返して、そのための調査などの事務経費がかかっているという話。そもそも予算が少ないという。ミャンマーなんか、大半が難民になりそうだがな。

最近の生活保護急増の主因は、景気低迷ではない - 学習院大学教授・鈴木亘のブログ(社会保障改革の経済学) - Yahoo!ブログ

http://blogs.yahoo.co.jp/kqsmr859/35451215.html
「最近の生活保護急増の主因は、景気低迷ではない」というのはそれ自体は正しいが: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)


 まあ、「水際作戦」による申請者のシャットダウンが減ったことが、ここ数年の急上昇の大きな要因であることは確かだと思う。しかし、逆にいえば、そういう政策的なバリアーを排除するだけ社会的な圧力が高まったというのは確かなのではなかろうか。ここ20年ほどの不景気によって、保護を受けなければいけない状況にある人が増えたこと自体は否定できないし、たぶんその予算を減らすのは難しいのではなかろうか。貧困問題が、現場に閉じ込められていた状況から、財政問題という社会全体の問題にようやっとなったとも言えるな。
 職業訓練とかよく言及されるけど、現状ではそれでも就職は難しいのではなかろうか。何年もかけて、代替のきかない特殊技能を身につけさせれば、就職の可能性も高まるかもしれないが、その場合、かなりのお金がかかって、生活保護とどちらがコスト的に有利か分からなくなるのでは。無理やり、求職者をどこかの職場に押しこむことができるなら別かもしれないが。

江森一郎『体罰の社会史』 - 三日坊主日記

blog.goo.ne.jp
 メモ。体罰に関しては『戦前の少年犯罪』でも少なかったという言及があったな。最近は、「日本ではこうである」とか「日本の伝統云々」という論調が出て来た時は即座に読むのをやめるようになってきている。
 しかし、戦後の日本社会の慣行と軍隊の関係というのには強い関係があるな。

学術雑誌のインパクトファクターと所蔵関数は相関する? - かたつむりは電子図書館の夢をみるか

min2-fly.hatenablog.com
 インパクトファクターと所蔵館数の相関を調べたエントリ。正の関連があるという。まあ、直感的にはそうだろうな。しかし、人文学と理系書学の、このあたり電子雑誌やデータ整備の差ってのは興味深いな。
 人文科学ではこういうのを算出するのは難しいと思うけど、重要というか、基本的な本ほど、所蔵数が多いというのは一般的には正しいんじゃなかろうか。
 追記の議論も興味深い。理系だと古い文献は情報が古くなって使えないのに対し、文系では古い文献も基本図書や古典として重視されるものがあるといった、文化の差異。

ブランドファッション通信: 9万円以下でつくる脱オタファッション スーツスタイル編

brandbanzai.seesaa.net
 メモ。しかしまあ、総額9万って、絶対額として結構すごい値段だな。どう見ても、予算を他に流用してしまいそうな…

宗教界の震災復旧を阻む政教分離の壁

http://www.circam.jp/page.jsp?id=1953 そうは言ってもねえ、といった感が。
 地域社会の凝集性が強い時代には、宗教施設の再建というのは優先的に行われたんだろうけど、今の時代そうもいかないだろうし、檀家なんかの負担能力も限られているだろうしな。