水が来ない。これが一番不便だわ。そろそろ、水の備蓄も心もとなくなってきたし。期待をもたせつつ、じらすのがな。
そろそろ、撤去作業に入りたいのだが、いろいろと障害物があってイライラする。
だいぶ、お店に商品が並ぶようになってきた。一方で、建物が破損した店は、閉店が長期化しそう。
とりあえず、地震で手持無沙汰だったあいだに読んだ本の読書ノート。
田中芳樹『タイタニア4:烈風篇』
- 作者: 田中芳樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/09/25
- メディア: 新書
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それに対応するイドリスは、藩王の身柄を押さえている必要があるため、動けず、受動的な対応を余儀なくされる。ファン・ヒューリックらの流星旗軍を、遅滞戦闘に投入するが、ぼろ負けで逃走。天の城周辺での戦闘となる。アリアバードの神速の用兵と、イドリスの戦力の逐次投入により、戦況はアリアバード・ジュスラン側の優位に進む。
しかし、雲隠れしていた藩王は、突然姿を現し、停戦を命令。それに従った結果、送り込まれた特使にアリアバードが暗殺される。
ほとんど情勢の軸となっていたアリアバードを容赦なく殺すなあ。
田中芳樹『タイタニア5:凄風篇』
- 作者: 田中芳樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/02/05
- メディア: 新書
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しかしまあ、数万隻規模の艦隊を動かしたあげくに、最後は、藩王と公爵の肉弾戦か。虚無的というか、結局地位にしがみついているというか、暴走しまくった藩王とその仕掛けに、イドリスは殺害され、ジュスランも失明する。
流星旗軍の連中も、目立っている割に、大局的にはあまり影響していないな。最初にアリアバードを破るという、引き金を引く役割を果たした後は、状況に流されるだけだったような。
田中芳樹『夏の魔術』
- 作者: 田中芳樹
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1988/05
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これ、4冊シリーズ中、3冊は持っているのだが、2冊目だけは、なぜか買い逃している。今回、2巻を借りてきたので、読むことに。本震で、本はどこかに消えてしまっているが。さらに、3巻目以降も、どっかに消えてしまっているのだが…
自分探しの旅(笑)の途中、甲信地方の田舎駅で降ろされた主人公、耕平は、他の乗客とともに不審な蒸気機関車に乗り、「黄昏荘園」と呼ばれるあやしい館を訪れることになる。
これは、同行者の少女来夢を引き寄せ、身体を乗っ取ろうとする企みだった。
来夢を保護対象と思うようになった耕平は、館の主で、来夢の父親でもある人物と争い、来夢を守ることに成功する。しかし、物を引き寄せる「精神生命体」と共生することになる。
田中芳樹『窓辺には夜の歌』
- 作者: 田中芳樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/10
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物語としては、『夏の魔術』にかなり劣るな。比較的早い段階から、明確な敵の姿を出してしまったのがな。ホラーは、状況が分からないまま、主人公が走りまわされるのが、基本だろう。そして、敵が、魔術に振り回される、むしろ卑小な人間だとな。
とりあえず、来夢ちゃんはかわいい。