「八反田天満宮二百年祭記念之碑」

 二段になった境内の下段、奥に建てられている石碑。2004年に建てられたもので、そうすると、19世紀初頭に明確に神社の形になったと。
 裏面の寄付者芳名は省略。






石碑表面

八反田天満宮
 二百年祭記念之碑


 八反田天満宮沿革概要


肥後国誌には長嶺天神の森と記されてある
神園、長嶺地区の総本社長嶺阿蘇神社の創
建は、元和年間で(約四百年前)ある、その後
氏子の部落馬場(妙見社)迎八反田(天満宮
と享和年間に建立されたと思われる石塔
棟札があり八反田天満宮もその時代に建立
されたものと思考される現在残されている
歴史的なものは拝殿内に奉納絵馬明治二年
明治三十七年二枚(尺三寸角くらい)大絵馬の二枚
は貴重な絵馬と伝えられるが、年数を経て
画面が消滅しつつあり年代も消えて不詳。
境内東側に枯れた古木が残されているが
百年以上の古木と思われる。
昭和二十五年境内を整地、社殿及び、石
鳥居、手水舎を氏子寄附金七万参千円
により、新築造営現在に至る。


八反田天満宮は国有地であったが昭和二十三
年特別立法により宗教法人となり無償
で譲渡登記される。
   平成十六年三月三十日
 八反田天満宮氏子保管書
     宮司 小森 昭


この度当神社の老朽化が著しく
なり改築の機運が高まり
氏子会及び有志各位の御賛同
によりここに改築の運びとなりました
この貴重な遺産を後世に残すため
記念碑を建立する。


  平成十六年十一月吉日
 八反田天満宮造営奉賛会