古代の墓から新種の類人猿の骨を発見、すでに絶滅 ナショナルジオグラフィック日本版サイト

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 始皇帝の祖母の墓から発見された、副葬されたとおぼしきテナガザルの頭骨が、絶滅種の頭骨であったという話。残った歯などのサイズを、現生種と徹底的に比較して、新種であると同定した。
 やはり、こういう重要な意味を持つ標本からは、多少損傷させてでも、DNAを採取すべきなのではなかろうか。ペットとして家畜化が進んでいたのか、野生種を捕えていたのか、現生の種とどういう系統関係があるのか。


 類人猿の生息地域への人類活動の影響については、近年からと古い時代からという見解があったが、古くから人間活動による植生の破壊や捕獲によって、強い圧力を受けていたことが明らかになる、と。


 シフゾウみたいに、人間に飼育されて生き残っていた種もあるのだから、比較的新しい時代まで生き延びていたら、どっかに残ったかもなあ。