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手 品 師 このページをアンテナに追加

2017-03-06

ものみな金色なり ものみな金色なりのブックマークコメント

 築地本願寺の常例布教にお参りしてきました。久々の聴聞で気分爽快でした〜。

その法話の中で、

「ものみな金色なり」(京都女子大学名誉教授:徳永道雄)という話に感銘を受けましたので紹介いたします。

この言葉の背景に、四十八願(大無量寿経)の第三願である「悉皆金色(しっかいこんじき)の願」があります。浄土真宗の仏壇は金ピカッですが、この第三願に起因しているとのことでした(知りませんでした)。

以下、話の内容が法話(活字)として紹介されていましたので記載致します。音声でも聞けるようです(リンクを貼り付けておきます)。※以下、抜粋


 阿弥陀さまの願の一つに「悉皆金色(しっかいこんじき)の願」というのがあります。これは阿弥陀さまのさとりの世界である浄土では、すべての「いのち」が金色に光り輝いており、一つとして輝いていない「いのち」はない、一つとして無駄な「いのち」はない、と誓って下さっているのです。つまり、仏さまの目から見れば、すべてのいのちは本来金色に輝いており、すべてのいのちは平等である、ということです。

 ところで、長年、京都女子大学で仏教学を教えてこられた徳永道雄先生(京都女子大学名誉教授)は、一年間の最後の授業で、このような阿弥陀さまの願いの心を説明され、学生さんたちに、「すべてのいのちは、いついかなる時でも金色に輝いている」という意を込めて、「ものみな金色なり」と、ノート一面に大きな字で書かせ、この言葉を社会に出て行く彼女たちへの「はなむけの言葉」とされていました。

 ある時、教え子の一人から、「この言葉によって救われました」というお礼の手紙が先生の所に寄せられました。その教え子というのは、卒業後、結婚され、やがて待望の赤ちゃんに恵まれますが、そのお子さんは生まれながらにして重い障害を抱えていたのです。最初は二人で頑張って育てていましたが、次第に夫婦仲もこじれ、二人は別れることになりました。お子さんと二人暮らしになった彼女は、一生懸命頑張りました。しかし、障害者への世間の目は冷たく、時には心ないことを言われることもありました。 彼女はほとほと疲れてしまい、とうとう「もうだめだ。この子と二人で死ぬしかない」とまで思い詰めるのです。呆然としたまま身辺整理をしていたところ、たまたま大学時代のノートが目に付き、何気なくペラペラとめくってみると、ノートいっぱいに「ものみな金色なり」と書かれた文字が眼に飛び込んで来たのです。その言葉は絶望の淵に沈んでいた彼女の心に深く染み入りました。そうして、あの時、聞いた徳永先生の「いついかなる時でも、いのちはみんな金色に輝いている」という言葉が鮮やかに脳裏に蘇えったのです。

 「そうだった、そうだった。障害を持って生まれた我が子のいのちは、金色に耀く尊いいのちであった。この子は今、そのいのちを精一杯輝かせて懸命に生きているんだ。」 彼女は大粒の涙を流しながら、我が子を強く強く抱きしめました。

【「ものみな金色なり」 平成24年3月 より】

http://www.koumyouji.com/houwa/60.htm


第三願(悉皆金色の願)

若し我仏を得たらんに、国中の人天悉く真金色ならずんば正覚をとらじ

(私が仏となる以上、私の国土に住む、人々や天人の肌が、ひとりでも金色に輝いていないことが万が一あるようならば、その間、私は仏となるわけにはいかない)


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「ものみな金色なり」

という言葉の放つはたらきが、自死を回避させた、という話です。

彼女にとって、この言葉は単なる文字や記号ではありませんでした。心響かせる言葉だったのです。

「南無阿弥陀仏」も然り。その6文字の言葉には、阿弥陀さまのいのちが込められています。その温もりを感じたいものですね。

おかげさまで 今日も 南無阿弥陀仏


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築地本願寺(聞法ホール) 平成29年3月5日(日)



追記しました!


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https://www.youtube.com/watch?v=_cKd0wE6rxU&feature=youtu.be&t=2054

梯 實圓 師  ※専精会 福井支部 平成24年度 行信講座 より

miko415miko415 2017/03/07 06:38 テープも聞かせてもらいました。とても心に染み入る話ですね。「命の尊さ」が強く響いてきます。正にすべての命は、阿弥陀さまの命の一部であり、その命を生かされていることを知らされます。わが身に当てはめれば、阿弥陀さまへの感謝あるのみです。       
築地本願寺へのお参り、よかったですね。

miko415miko415 2017/03/07 08:41 上記「テープも」は「音声も」の間違いでした。

手品師手品師 2017/03/07 12:11 コメントありがとうございます〜
阿弥陀さまからみれば、私たち皆同じなんですね。
願以此功徳
平等施一切
同発菩提心
往生安楽国
阿弥陀さまに感謝あるのみですね。
なまんだぶ なまんだぶ

一読者一読者 2017/03/07 22:07 梯實圓師がそのことを生の声で語っておられます。
https://www.youtube.com/watch?v=_cKd0wE6rxU&feature=youtu.be&t=2054

手品師手品師 2017/03/08 07:30 一読者さん、コメントありがとうございます。
生の声(梯 實圓 師)を追記しました。
紹介ありがとうございました!

一読者一読者 2017/03/09 14:26 いつも興味深く読ませて頂いております〜(^▽^)/