あさっての方向。 #12 ここにいること

taske2006-12-22

年齢が入れ替わっていた間に思った様々な出来事を受け入れ、人間関係を発展させたエンディングってところ。からだ@藤村歩と椒子@伊藤静に限らず主要キャラクターのすべてが何らかの成長を果たした上で結末を迎える展開は悪くない。しかし先週あれほど大人からだを受け入れられなかったテツがあっさりと受け入れてしまったり、尋は身体を全く心配しているそぶりが見えないにもかかわらず『悔しい』と言ってみたりとどうも人物描写に難がある。
今回に限らず、全体的に作画やBGMなど、雰囲気作りはとても丁寧に感じた反面、肝心のキャラクターに行動の矛盾が感じられたり、ご都合主義が見え隠れしたりと、少々残念なアニメだった。