あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 #9 みんなとめんま

taske2011-06-11

残りの4人もめんま茅野愛衣の存在を信じざるをえなくなった状況、あなる@戸松遥は半ばじんたん@入野自由のことをあきらめかけている状況になり、ゆきあつ@櫻井孝宏は花火を本気で成功させようと思うようになり、つるこ@早見沙織はゆきあつとあなるの関係に疑念を抱き、そしてじんたんはめんまとの別れを惜しむようになった。ここへ来て人間関係や心情に大きな変化があることに驚き。単なるシナリオを進めさせるためではなく、人間の心があって物語が動いていることを感じさせてくれる。そんな中、めんまの子供のままのような言動はおおいに救いになる。
ぽっぽ@近藤孝行にも何らかのトラウマがあるようで、それが今の過剰な明るさにつながっているのかも。

C #9 COLLAPSE (破綻)

自分の20年分の未来を担保にして「C」から日本を守った三國@細見大輔。今を守るためなら自分の未来をも担保にするというのがいかにも三國らしい。
それで80年代の経済規模に戻ってしまった日本。80年代の経済規模と言っても生活レベルが80年代に戻るわけがなく、ただ単に貧富の差が急拡大しただけというのがいかにもリアルな話だ。日本をそんな状況にしたのが許せない公麿@内山昂輝はついに三國との対決を決心するが、個人的にはこの考えには賛同できない。日本がなくなってしまうよりはこの状況の方がましだと思うのだが。
それよりも解せないのがどうして誰も彼も公麿にそんなに期待するのかだ。まだ明かされていない何かがあるといいのだが……