ミニプラ ドデカイオー/ワイルドトウサイドデカキング レビュー


動物戦隊ジュウオウジャーの4号ロボ。先代ジュウオウジャーのジュウオウホエールの相棒であるキューブホエールが変形。
さらに今までのキューブアニマル全てと合体する事で、最終形態ワイルドトウサイドデカキングに。14体合体は、戦隊ロボ歴代最多合体数。
といってもまだ未登場なんだけど。次週の35話からの登場になります。
↓以下レビュー。スミ入れしています。








▼キューブホエール。
モールドがびっしり入っているのでスミ入れだけでも一苦労。カイオースピアはDX版だとクリアパーツだけど、ミニプラではさすがに難しかったかぁ。





▼尾びれが割れて左右に展開させるとキューブモード。
これをキューブと言っていいのかはともかく。





▼ドデカイオー。
変形は畳まれていた頭部と腕部が展開するのみという、シンプルなもの。








▼本当に正立方体に手足が付いたようなデザイン。
ダイムゲンとかキングピラミッダーとか彷彿とさせますな。






▼頭から潮吹きという、パンチの効いたデザインの頭部。






▼可動は、腕の可動部は多いですが、ヒザは曲がりません。
足首に可動部があり、ハの字立ちは可能。






▼そして、今まで登場した全てのキューブアニマルが合体。





▼まずキューブホエールのパーツを組み替えて上半身に変形。





▼背面が開いてキューブライノスを収納。





▼キューブ1〜8番を連結。スペーサーパーツを噛ませ角度を付けます。





▼残りのキューブウェポンを腕に取り付けて、完成・ワイルドトウサイドデカキング。
エンジンオーG12を超える、戦隊ロボ最多記録更新の14体合体。







▼14体中8体が脚という、思い切ったデザイン。






▼背面。胴体に刺さったライノスの9番が胸部にピッタリ収まるギミックが見事です。






▼頭部。カイオースピアが分割して兜に。頭部はドデカイオーの左腕に内蔵されているため胴体に接続されず浮いてます。





▼可動。腕部はヒジが可動。脚部はフトモモにあたる部分がロールするのみで、可動はしません。
接地性が低く、上半身に重心が集中しているため、転倒しやすいです。





▼サイズ比較。ガンプラ1/144がこのくらい。おおむね1/60キットと同サイズです。





▼一部余剰パーツが出ますが、キューブコンドルも含めて、全部取り付けてみます。







▼15体合体・コンドルワイルドトウサイドデカキング(仮)
狙って設計したんじゃないかというくらい、ライノスのカーゴ部分が良い感じのバックパックとゲタになりますな。





▼ジュウオウキング&キリンバズーカ、ジュウオウワイルド&モグラドリル





▼ワイルドジュウオウキング&クマアックス、トウサイジュウオー&コウモリブーメラン





▼ワイルドトウサイキング





▼コンドルワイルド





▼4大ロボ揃い踏み




ワイルドトウサイドデカキングを完成させるには、1個税抜き350円を24種揃える必要があるので、総額8400円。食玩にしてはけっこうな金額になりますが、それに見合った完成度、ギミック、充足感がありました。ミニプラは今までもDX玩具とほぼ同じギミックや、DX玩具には無い可動などが売りでしたが、今回のジュウオウジャーからそこへさらに「色分け」が加わった事により化けた感があります。
加えて、たとえどんな無茶なデザインであっても意地でもハの字立ちさせる執念や、肩の位置や角度を微妙に調整できるなど、プロポーションに対するこだわりも強く感じます。
売り上げも従来より良かったようなので、次回作以降もこのクオリティも維持できれば、スーパーミニプラ共々、ホビー界隈の一大勢力になりそうな予感。キャンディトイ事業部のこれからに期待であります。