年末です


TVも新聞のTV欄ブチ抜きの大型番組が増えますね。
今では番組改編期の恒例行事化してますが昔はこの時期にしかなかったものです。


先日紅白の出演者が発表されましたが、歌番組の衰退が叫ばれて久しい中“大親分”的存在の
紅白歌合戦もかっての6割を越えていた視聴率が(平成以降は)完全に伝説になってますね。
他の「ナントカ音楽祭」のような大型歌番組でも過去のVTRを「これでもかっ」と言えるほど
多用し結果として今の歌を聴かせたいのか、なつかし路線で見せたいのかイマイチ焦点のボケた
ものになっています。


衰退の理由としては

  1. 家族みんなが一緒に観る(聴く)歌が減った
  2. むしろ家族揃ってTVを観る機会が減った・・・

などありそうですが、20年以上前、昭和の頃は歌番組のバックには一家団欒の姿がありました。
家族揃って夕食をとる機会すら減っている現代ですからねぇ。。


またケータイを含めてポータブルプレーヤーなどの普及で歌そのものを気軽に携帯する事が
出来るようになって元来の姿、「歌は聴くもの」への転換がすすんだ結果ビジュアルとしての
歌への需要が減った(特定のアーチストだけならコンサートへ行くなどありますが・・)事が
TVでの歌番組の衰退の要因として挙げられると思います。


他所の掲示板などで紅白歌合戦復権を祈る旨の記述を散見しましたが生活スタイルが激変した
昨今ではかなり困難な命題だと思います・・・


残り一枚のカレンダーも“下半分”となっていよいよ今年もあと、少しになりました・・・・・