東京音頭

tat__tat2009-08-01

日本ビクター・ジャズバンド:昭和 8年12月発売:(ビクター 52932)
            中山 晋平 作曲:飯田 信夫 編曲


もうすっかり間が空きまくってますが(全然メげてません)


季節柄ウチの近所でも盆踊りの練習風景などチラッと見られるようになりました。・・・
の割りにはまだ梅雨が明けてなかったり、とヤヤコシイ天候でもありますね。
(「梅雨明け」を宣言すれば恐らく過去もっとも遅い梅雨明けになる)


で、このレコード。「何だ、東京音頭かよ」って声が聞こえそうですが今回のは
「ジャズ」バージョン。ジャズで音頭ってトコロがいかにもビクターカラーってな気も
しますが、歌詞カードによれば「すぐにダンス出来るようにした」らしいです。


この曲・アレンジを聴いてどう踊るのかよくワカラントコロはあります。
(歌詞カードに振り付けはない)
ところで「東京音頭」は私にとって“SP盤を遠い世界に”した盤なのです。どういうコト
かと言いますと高校生になってスグの頃、大阪市内の某百貨店。たまたま文具売り場に用事
があって寄ったのですが買い物ついでに隣の美術品コーナーのショーケースにあったこの盤。
付けられた値札が、8000円也。「わぁ〜、、SP盤って高いんだ」・・・・・
その日からSP盤が遠い存在になってしまったのです。


最近になって骨董市やネットオークションなどでこの曲など二束三文で売られているコトを
知ってまたまたショック・・・・・・・


話を戻して、この盤のアレンジは飯田信夫。彼の作風を全否定する気はありませんが
良く言えば小気味よくまとまっている、と言えるけれどあえて言うなら色気がない。
これがコロムビアの仁木他喜雄かテイチクの大久保徳二郎だったらどんな味付けにした
のか興味のあるところではありますね。(無理に決まってるけど)