ひとり慰安旅行実施中。駅前留学ならぬ駅前温泉(今回は和洋室にしたし)なのです。でもひとつ失敗したのは導入されてるかと思ってたBSデジタルが見れなかったこと。大阪の同系列ホテルではあったのになー 反対によかったのは夕方の大浴場が貸切状態だったこと。テラス部分の船窓みたいな丸いのぞき穴からまっぱで眺める十四階都市遠景のふしぎ気分。

東京魔人學園剣風帖 龍龍 第弐幕#10

「散らない桜」:まさか主人公の自己犠牲END、しかも鬼引きだとは… 次回は番外編というのは京一や如月が龍麻を見つけ出せるかどうかも今シリーズで描かれない可能性があるということだよね。悪意の連鎖よりも、善意の派生は微々たるもの。それを肌身で知りつつも運命に立ち向かう者たち、というテーマ性はまずは成就していたかなと。龍麻が人外の領域に入って戦いつづけることにより、陰の器であったリュウジの心は救われたわけで。あといじめられっ子として登場した嵯峨谷の心の立て直し方もベタながらも微笑ましくて好印象。…って図らずもすでに総括感想になっちゃってるな… それにしても今回は急に明らかになった京一最強モテ伝説に戦慄した。葵も小蒔も京子もみーんな京一に惚れてるとしか見えない描写オンパレード。個人的には京子END希望。

風の少女エミリー#26(終)

「春のおとずれ」:ローダは時代考証的にも納得のいく成長デザインでしたね。エミリーたちもあれぐらい変わってほしかったのだけど。まあ2クールという短い放送期間で主人公の容姿を変えるのもたしかに不自然というか不都合だししょうがないか。というわけで凱旋帰郷したテディと結ばれて大団円。私家出版した自伝的小説の評判が広まって大都会へのお誘いがかかるものの、自分の根ざすところをしっかり理解したゆえにそれを断るエミリー、そこがテーマ上のクライマックスでしたね。さて前半に頻発していたちょっと風変わりで個性的な人々をゆったり描写していた雰囲気が、後半にはやや紋切り型なドラマ演出に変わっていたのが少々惜しかったけど、着地点はごくまっとうでした。贅沢をいえば4クールでじっくり見たかったかも。

精霊の守り人#26(終)

「旅立ち」:お気に入りのヒョクきゅんとスンたんが最終回に出てなかったのはちょっとさびちい(まあそもそも全体の出番自体少なかったからしゃーない)。でもその代わりにモンとジンがかなり美味しい役回りで少ない出番ながら光ってた。でも一番輝いてたのはトロガイ師だなあ。あれだけジェンダーや世代イメージを越えてる老婆キャラもめずらしい。そして初めてうさねずみをペットらしく可愛がってるシーンが。小動物らしい動きにめさいやうさ萌えた。しかし実に最終話らしい気持ちのいい締めくくり方だった。名作劇場的な低体温演出はテンションが上がるというものではなかったけど、それを半年見続けさせられたのは、かえってこのアニメの底力を示しているかと。登場人物の心根が総じて清すぎる点に少々の違和感を持ったものの、それも放送枠の特徴として終始一貫していたので欠点というほどでもないと思う。単なる好みの問題のレベル。